(前回のつづきです)

半年に一度の眼底検査に出向いた私。

昨年、大学病院から「今後は地域の病院で」
と乗り換えを要する医療機関を紹介されて二度目。


しかし、診察後の会計待ちの間に
思いがけない人との再会が……



なんと20歳の頃の同僚タミちゃん(仮名)が
そこにあらわれたのです。


同じ学年生まれの彼女は、新しく配属された私に
最初に声をかけてくれた、とても優しい人。ヾ( ´ー`)


前の職場のあたりで会ったのなら驚かない話だけど
たまたまその日、あの小さな病院に
お母さんの初めての通院のため
付き添って来たそうです。

(メインの付き添いはご実家のお兄さんですが
車の乗り降りなどをサポートに来たのでしょう)


会うのは9年ぶりなので
人ちがいがあってはいけないと
ゆっくり2メートルくらいの距離に近づいたら
向こうも「あっ(ノ´▽`)ノ」と気がつき
自然な流れで挨拶することができました。


ご高齢のお母さんにも
「タミさんはホントにお優しくて
いつも親切にしていただいてたんですよー」と
(そんな娘さんに育てていただき有り難うございます
の心を込めて)頭を下げたら

「うれしいこと言っていただいて」とニッコリ。(=⌒▽⌒=)
さすがタミちゃんを育て上げられた方です。



お母さんとお兄さんが診察や検査に行かれた間、
荷物番をしながら、近況などを
「これだけは言っておかなくちゃと思って」と
明るく語ってくれました。


しかもタミちゃんも、この三月に早期退職したそうです。

お互い一番、記憶力のいい時期に、
コンピューターどころか和文タイプを
覚えてたんだものねー!と笑い合いました。(*^o^)乂(^-^*)



タミちゃんは、病弱な私と違って元気な人で
ご夫妻で山で遭難しチョコレートを分け合って生き抜いて
救出された奇跡の人です。


彼女のようにまっすぐおおらかな女性だったら
私の人生もずいぶん変わっていただろうなーと
思ってしまうような、憧れの人でもあります。


けしてグチや悪口を言わない聖女、という訳ではなく
彼女が言うと大概の聴き手が共感できるような人、
なんですよね。('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)



眼科の次回検査は、
12月上旬や別の曜日の可能性もあるので
半年後は会えないかもしれません。


けれど、また何年か後にめぐり会って
つもる話を聴くことができる気がして。
約束のないその日が楽しみでもあります。



ふたつの花



「タミちゃん、今日はありがとう。さよなら」 (*^o^*)/~

「ともちゃん。今日は声をかけてくれて、ありがと-」


心のなかで
「新人の時、最初に声をかけてくれてありがとー」
の思いがこみ上げました。



今度会える日まで、元気でね。
神様も時々、こんな素敵な時間を贈ってくださる。



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