全世帯地下水生活の町、東川にてきむちんの洗剤学校で学んだ事をシェアしてます。

レポート1はこちらから、

http://ameblo.jp/yuimaaluamana/entry-12261476096.html

その続きです。

 

さて、この実験ではお水を使いました。

やはりお水では油汚れやせっけんの溶け残りが残ってしまいますね。

石けんでは、石けん自体と油をうまく溶かすにはお湯が有効ですね。

お水は濁っています。

 

さて次なる実験はおそうじ学校校長のきむちんから認定された、

おそうじ講師のわかこさんの口紅実験です!

お皿に口紅で絵を描いて消してみましょう。

 

1番は界面活性剤42%の台所用洗剤を1番のお皿にかけて指でクルクルします。

油汚れが溶けてゆきますね。

2番はオイルを垂らして、指でクルクル。こちらも油が融けてゆきます。

こちらも油が融けてゆきます。

3番は界面活性剤0.96%の森と...をプシュッとスプレー。

それを指でクルクルすると、魔法のように口紅の色が消えてゆきます。

これが可溶化(油分のベタベタを感じないくらいにサラサラになって水に溶けて小さく小さく分解されてゆきます)の状態。人の目で確認できる大きさの400ナノメートル以下に小さく分解されているので、口紅の色が無くなってしまいました!

さてこれを洗ってゆきます。

 

1番は界面活性剤42%なので、泡とヌルヌルがしばらく残り、なくなるまで綺麗に流します。

 

2番は油で口紅は溶けましたが、油のままなので、森と...をスプレーすると

可溶化して分解されてきました!

垂らした油の量が多かったので、とりあえずこの辺で流してみましょう。

 

3番は口紅が一体どこに行っちゃったのでしょう?!

これがきむちんの開発した世界で初めてのスーパーナノテクノロジー!!!

でも天才!きむちんは難しい説明をしなくて、

「この中に小さな小さなきむちんがいっぱいいてお掃除してるの!」

な~んてキュートな事を言ってくれます!天才はどこまでも謙虚なのです。

 

さて、さらにその先へ...

4番目のお皿は、2番と同じ事をしてみましょう。

少量の油で溶かして、微量の森と...をスプレーして、

準備しておいた新聞紙ナプキンをモミモミしてお皿を拭いちゃいます!

もう、お水で流さなくても大丈夫じゃない!ってくらい綺麗です!!!

4番のお皿を「洗いたい!」と言ってくれた天使さんにも安心して洗ってもらえました!

4番の排水は、飲め!と言われたら、いいよ!と飲めます。

 右奥から1,2,3,4の排水です。

これが現実です。日々、家庭の排水から、これが流されているのですね。

 

1番と2番は、実験用といえども、このまま流す事は、、、私にはできません。

これは袋に新聞紙をグシャグシャにして吸わせて、乾かして燃えるゴミです。

 

3番の排水は私には飲めません。3番は拭き取りをしていないので、

この排水にはヒトの目には見えないけれども可視光線よりも小さい

400ナノメートル(1nmは10億分の1メートル)以下に小さく細かく分解された

口紅が含まれているのです。でも、界面活性剤も油も、ここまで細かく微粒子化されていると微生物による生分解のスピードも早く、環境に負荷をかけず、水の生き物さん達への影響もありません。

 

4番の素晴らしさは、言わなくても、目で見てわかりますよね。光輝いてますね!

重要な鍵は、拭き取る事!8分の1の新聞紙一枚か二枚程度でお皿洗い完了!

と言ってもいいくらいですね。

超極微量の界面活性剤をも流さず拭き取る事で、排水はこんなに綺麗!

ほとんどそのままのお水ですね。

うん、これなら飲める!

 

拭き取りの大切さを目の当たりに見せて、教えてくれましたね。

 

我が家では実践しています。

この食卓テーブルの上で家族がこれを実践してくれたら!

食器洗いをする人がどれほど助かるでしょう!

排水がどれほど綺麗でしょう!

川も綺麗なままで、海へと流されてゆく事でしょう。

 

エコよりニコッ!

小さな古新聞ナプキンの拭き取りから始めてみましょう!

きっと、みんながハッピーになって、喜ぶよ!