初のオリジナルアルバムのキャラアニでの売切れ状況から、メンバーごとの販売力をポイント化しランキング
数字遊びが好きなので、20th「桜の木になろう」でもやってみたのをまたやってみました
(20thシングル時のランキング→「20thSingle キャラアニ抽選結果から 」)
■対象メンバー
・7部制のメンバーのみ
7部制以外のメンバーについては、7部分を売り切らないと状況把握ができないので、部分的な結果が出ない分不利になるので除外
5月1日を売りきったNMB48山本彩は時間数の上限が不明のため除外(7部制と同じ時間数であるか分かりませんが、いきなり10時間半はきついので、たぶん相当短いと思います)
・SKE48のメンバーは除外
SKE48のメンバーは3日のうちの2日しか参加しないので、3日参加する他のメンバーと単純比較できないので除外しています
これは、供給数が少ない分、早い段階で売り切れると考えられる点が有利なのと、すべて売り切ってもポイントが上限値の2/3にしかならない点が不利で、有利不利の両面があり、その影響(特に有利な側面)を定量化し調整することが難しいためで、単純に出てきたポイントを1.5倍すると、実態より高得点になるはずです
各日各部の抽選のタイミングごとの抽選倍率が分かれば、有利な点を割り引いて調整できるのではないかと思います
■ポイント計算
①売り切れた時点ごとのポイント
第1次抽選→7.0pt、第1次抽選終了時に残数僅少→6.0pt
第2次抽選→5.0pt、第2次抽選終了時に残部僅少→4.5pt
第3次抽選→4.0pt、第3次抽選終了時に残部僅少→3.5pt
第4次抽選→3.0pt、第4次抽選終了時に残部僅少→2.5pt
第5次抽選→2.0pt、第5次抽選終了時に残部僅少→1.5pt
第6次抽選→1.0pt、第6次抽選終了時に残数僅少→0.5pt
→早く売り切れるほど高ポイント
いったん残部僅少になっても、次の抽選で売り切れにならなかった場合には、次の抽選終了後の残部僅少として扱う
(例)第4次抽選で残部僅少で、第5次抽選で売れ残りで残部僅少→1.5pt(2.5ptは付与しない)
②部ごとのボーナスポイント
第6、7部→1.10倍(10%加算)
第1、2、4、5部→1.05倍(5%加算)
第3部→1.00倍(加算なし)
→申込み数が少ないと考えられる部にボーナス
・計算例
第1次抽選で第3部、第2次抽選で第2部が売切、第2次抽選で第6部が残部僅少となり第3次抽選で売切
(7×1.00)+(5×1.05)+(4.5×1.10)=17.20pt
すべて第1次抽選で売り切ると、最高点の155.40pt
今回は第7次抽選まであったので、申込み枚数制限が厳しい第1次抽選のポイントを多めにしています
■前説
同じ枚数CDを売り上げる力がある場合、ファン層が広いメンバーの方が早い段階で売り切れるので、ポイントが高くなる結果となります
その点で総選挙の得票数と単純に比較することはできませんが、広く浅いファンが多いということは、これらのファン層の忠誠度が上がってくれば、支持基盤になる可能性があるということになります
つまり、このランキングは、現在の人気度に加えて「潜在的成長力」も垣間見えると言えるかもしれません
もちろん、3日分を合わせてもメンバー一人当たりの劇場版の販売枚数は、第2回総選挙ではぎりぎり選抜に入れる程度の水準、メディア選抜ラインの半分ぐらいの水準なので、メンバーごとの忠誠度の『極めて』高いファン層の本当の実力を反映しているとは言えません
加えて、総選挙の時は自分の推しメンに投票を集中させますよね
握手会での周りの様子を見ていると、僕は忠誠度の高いファンではないと自覚しつつ、他に引き合いに出せる人がいないので自分で考えると、僕は普段は河西智美以外にもいろいろなメンバーに注目してますし、握手会もちょいちょい行ったりしますが、今総選挙があれば、河西智美10に対して、永尾まりやでも多くて1、他のメンバーには投票しません
などなど、いろいろ考えながら見てみると、数字の羅列から見えてくるものもあるかもしれないので、僕は楽しいです、まぁ、自己満足ということです
【AKB48 Album「ここにいたこと」劇場盤 販売力ランキング】
順位 氏名 ポイント 前回総選挙/比較
01位 大島 優子 155.40pt 01位(01) →
柏木 由紀 155.40pt 08位(08) ↑↑
03位 前田 敦子 151.00pt 02位(02) ↓
04位 渡辺 麻友 140.25pt 05位(05) ↑
高橋 みなみ 140.25pt 06位(06) ↑
06位 篠田 麻里子 129.65pt 03位(03) ↓
07位 小嶋 陽菜 124.45pt 07位(07) →
08位 宮澤 佐江 121.30pt 09位(09) ↑
09位 高城 亜樹 120.30pt 13位(11) ↑
指原 莉乃 120.30pt 19位(17) ↑↑
11位 板野 友美 119.30pt 04位(04) ↓↓
12位 北原 里英 115.10pt 16位(14) ↑
13位 峯岸 みなみ 114.05pt 14位(12) ↓
14位 河西 智美 103.40pt 12位(10) ↓
15位 倉持 明日香 102.35pt 23位(21) ↑↑
16位 横山 由依 101.78pt - ↑↑↑
17位 佐藤 亜美菜 96.50pt 18位(16) ↓
18位 増田 有華 78.28pt 25位(22) ↑
19位 菊地 あやか 66.73pt - ↑↑↑
20位 多田 愛佳 60.78pt 22位(20) →
21位 宮崎 美穂 52.40pt 21位(19) ↓
22位 小森 美果 43.23pt 30位(27) ↑↑
23位 大場 美奈 39.33pt - ↑↑↑
24位 佐藤 すみれ 38.98pt 31位(28) ↑
25位 梅田 彩佳 34.30pt 32位(29) ↑
26位 市川 美織 24.40pt - -
27位 藤江 れいな 22.20pt 33位(30) ↑
28位 平嶋 夏海 22.18pt 26位(23) ↓↓
29位 松井 咲子 18.03pt - ↑↑↑
30位 仲川 遥香 17.53pt 20位(18) ↓↓↓
31位 秋元 才加 12.83pt 17位(15) ↓↓↓
32位 石田 晴香 7.18pt 27位(24) ↓↓
33位 大家 志津香 5.65pt - ↑↑
34位 森 杏奈 3.53pt - ↑↑
35位 前田 亜美 3.00pt - ↑↑
大堀 恵 3.00pt - -
37位 仁藤 萌乃 2.50pt 29位(26) ↓↓↓
※前回総選挙の()内はSKE48メンバーを除いた順位で、今回順位と比較してます
※総選挙結果との比較で5位以上変動で矢印2つ、10位以上変動で矢印3つ記載
(参考)山本 彩 14.80pt -
(参考)松井 玲奈 89.55pt 11位
松井 珠理奈 73.45pt 10位
高柳 明音 65.40pt 35位
小木曽 汐莉 13.43pt -
矢神 久美 7.60pt 38位
木崎 ゆりあ 7.13pt -
(残念賞)7部制ながら売切が出なかったメンバー
AKB48:内田眞由美・島崎遥香・永尾まりや・山内鈴蘭
SKE48:大矢真那・平松可奈子・石田安奈・古川愛李・向井田茉夏・木本花音
SDN48:浦野一美・佐藤由加理
(参考情報)第2回総選挙で40位以内だったが、7部制ではないメンバー
米沢瑠美(34位)・片山陽加(37位)・松原夏海(39位)
■感想
①河西智美
「桜の木になろう」選抜メンバーで唯一第2次抽選終了時点で売れ残り、第2回総選挙ではまったく相手ではなかった倉持明日香・横山由依と僅差というかなり厳しい状況です
昔からの忠誠度の高いファンが堅い一方で、広く浅い新しいファン層の掘り起こしができていないということでしょうか
テレビに出てても、選抜メンバーの中では序列下位(16人中13位と推定)で、曲中に映る場面も少なく、MCとかに参加できる機会もなかなか少ないので、やっぱり公演に出ないとダメですね
ということは、4月以降は劇場でチーム公演をしっかりできるようなので、逆説的ではありますが、いったん選抜から外れて、中心メンバー(チームB内序列は渡辺・柏木に次ぐ3位と推定)として活動できる劇場公演に専念する方がいいのかもしれません
あー、でも、やっぱりMステでタモさんに、「河西はどうなの」と話題を振ってもらえるぐらいになってほしい
②柏木由紀
個人的には、AKB48のグラビアクイーンは柏木由紀で、専門職のグラビアアイドルのトップクラスと比べても遜色ないレベルだと思います
雑誌でゆきりんを見かければ、握手会とか行ってみようかなと思う人もいるでしょうし、しかも、握手会でのゆきりんの対応は素晴らしいので、一回会ったら好きになってしまう人も多そうです
雑誌のグラビア→全国握手会→個別握手会、のような連鎖が上手く回っているんだと思います
③篠田麻里子・板野友美
いつもの傾向ではあるのですが、2人とも総選挙の順位と比較すると順位が低く出てしまっています
ソロCMも流れているぐらいなので、一般的な知名度は高いでしょうし、ファン層も相当広いのではないかと思います
両者に共通する部分を考えてみると、ファッションリーダーの側面が挙げられそうです
モデルという面に惹かれてファンになった人たち(主に中高生の女の子でしょうか?)はCDの購買層としては影響力が小さそうです
そうゆう人は、CDを買うときは1枚だけで、その1枚も普通にお店で買えてDVDのついてる初回限定盤(投票券は初回限定盤に封入)、なのかもしれません
この分析が正しければ、板野友美のデビューシングル「Dear J」の売り上げが20万枚にもなったことともそれなりに整合がとれそうです、それでもやっぱり多すぎる気もしますけど
④9期生の躍進も一段落?
20thシングルでは相当の枚数を売ることのできた9期研究生でしたが、大場美奈が引き続き堅調な売れ行きを記録したのと比べると、島崎遥香・山内鈴蘭・森杏奈・永尾まりやはいまいちで、その上、市川美織の後塵を拝する結果となりました
11期生が研究生公演に出演するようになって、だいぶ公演出演回数が減ってしまっていて、一方でそれに見合ったメディア露出が増えていないためだと考えられるのですが、その状況の中でのみなるんの善戦ぶりはすごいです
みなるんも握手会の対応がいいので、着実にファンが増えているんだと思います
最近は、有吉AKB共和国だけではなく、AKBINGO!にも出演するようになってきましたし、ネ申テレビのスペシャルも放送されるので、このあたりで活躍して挽回してきてほしいです
一方で、横山由依は昇格によって公演出演回数は激減しましたが、その分、テレビ・雑誌への露出が一気に増えたので、研究生の頃からのファンに加えて、広く浅いファン層も獲得してるんだと思います
やっぱり、最近の研究生人気の源泉は、もちろん魅力的なメンバーが多く、有吉AKB共和国の影響も少なくないと思うものの、ほぼ毎日公演をやっているということなんでしょうね
ただ、研究生公演のために劇場に足を運ぶ人たちは、自分も含めて、新しいモノが大好きという傾向が強いと思うので、早いうちにガッチリつかんで固定ファン化しておかないと、目移りされちゃうと人気が漸減していく危険性はあると思います
研究生人気はバブルのような気もしますし、販売枚数が少ない方が、2ショット写メが当たる可能性が高くなるので、まぁいいかなと思ってます
その他にもいろいろ思いつくことはありますし、分析しきれていないこと、分析が間違っていることもあるかもしれませんけど、ここら辺でおしまいにします
・メンバーごとの詳細情報