アーティストとクリエーターの違いは何かを問われた時に、「アーティストは、人の評価に関係なく自分の世界を表現する人。クリエーターはある原石を見つけ、その原石に手を加え、磨いていくことによってより完璧な表現を目指す人。」というように答えた方がいらっしゃいました。

アーティストは自己研鑽し、自分の世界を現実の世界に生み出していくことをしようとするのに、クリエーターはクオリティにこだわり、自分の完璧な表現ができるように自己研鑽していくということなのではないかと思います。

それは作家と職人、原作者と脚本家といった違いとも似ているような気がします。

ゼロから1を生み出すのが得意なアーティスト体質の人と、1から10、100を作り出すことが得意なクリエイター体質な人とがいるのではないかと思います。

これらを分類する明確な定義がないので、ものを生み出す人全般を、アーティストと言ったり、クリエイターと言ったりしているのではないかと思います。

中には、その両方の質を合わせ持っている人もいると思いますが、自分自身の気質がどちらなのかが明確になると、作品活動がより楽しくなると言われています。

人は、愛を持って何かを生み出すこと、人を助ける行為行動をしていくことによって成長していくことができると教えて頂いたことがあります。


アーティストとクリエーターとが融合されて、この世にたくさんの愛が、作品として生み出されていき、たくさんの人の心が洗われていく時代が、まもなくやってくるのではないかと思っています。