コールド・ケース
♪あきらめました あなたのことは♪
月曜日の夜、家に帰ってきてから、洗面台回りとリビングを軽く捜索してみたのだが、コンタクトは見つからなかったので、もうこれは洗面台の下のパイプの中になければ恐らく見つからないだろうと覚悟を決めていた。
しかし、パイプの捜索は結構大がかりになる上、一気にやってしまわなければならないので、週末を待つことにした。その間、洗面台の水たまりはそのままにしておかなければならないし、本来であれば、この水たまりの中にレンズがなければおかしいので、これを流してしまうことはコンタクト捜索断念を象徴してしまうことに繋がると思ったのである。
今日、ようやっとパイプの捜索に取りかかった。コンタクトくんはこの1週間もの間、パイプの中の雑菌と過ごしていたのかと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいであった。
まず洗面台下の棚のストック類を全部取り除き、パイプの下にバケツを入れようとしたら、そのスペースが狭すぎて、バケツを入れることができなかった。仕方なく、キッチンの洗い桶に出張してもらい、洗い桶でパイプの中の水を受けてもらった。この中に私の右目のコンタクトレンズが浸かっているはずである。
パイプの中からコンタクトを救出することに成功した時、私はブログでこう報告するつもりであった。”イッツ・ライト!” えっ?おもしろくない? そうかなぁ。(・・。)ゞ
ところが、である。パイプの水垢に汚れた水の中にはコンタクトはなかったのである。もしかしてまだ排水口の辺りに引っかかっているのかもしれないと思って、洗い桶を戻し、水を十分に流してみても、やはりコンタクトを発見することはできなかった。
これはいよいよ面倒なことになってしまった。
排水口に流してしまったのではないとすると、(あまり可能性は考えられないのだが)なにかの弾みで寝間着代わりのジャージの袖口にでも引っかかっていたのが、着替えをする時かなにかにどこかに落ちてしまって、そのままになっているのではないかと考えるほかはなかった。すでに可能性のありそうなところは目と手で捜索済みであるから、こうなれば、少々乱暴ではあるが、掃除機でそこら一面を吸い取ってしまおう。
洗面台回りはもちろん、廊下部分からダイニングからリビングに至るまで掃除機をかけて、ある程度ゴミが溜まるごとに掃除機が吸い取ったゴミを古新聞の上に空けて検分してみたが、やはりコンタクトは見つからなかった。(ノω・、)
不可解である。もしかしたら私のコンタクトくんは、保存液の中で溶けてしまったのかもしれない。
もう私にできることはやってしまったので、非常に不本意ではあるが、5250円を支払って新しいレンズを処方してもらうことにしよう。それにしても、メルスプランにしておいてよかったなぁ。(o^-')b
コンタクトレンズを紛失して呆然としていた私を励ましてくださっていたみなさん、このような残念な結果にはなってしまいましたが、みなさんのお気持ちが非常にありがたかったです。どうもありがとうございました。
m(_ _)m