海水浴旅行 その4 ~海水浴・後編~ | シャイなおっちゃんの日記(不定期)

海水浴旅行 その4 ~海水浴・後編~

 さて!いよいよ準備完了!であるっ!



シャイなおっちゃんの日記(不定期)-完全装備
信くん、完全装備!


 ご覧のように、天気はどんよりではあったが、なんとか雨は降らずに我慢してくれていた。さぁ、行くぞぉ~っ!


 あかねちゃんと信くんがまず飛びついたのは、やはりお初のゴムボートであった。オールのホルダーの位置を調節することで、オールの長さを調整するようになっていたのだが、信くんにとってのベスポジが上手く探し出せず、信くんは漕ぎにくそうに一生懸命漕いでいた。あかねちゃんには、手元を短めにすることで漕ぎやすくなったようであった。あかねちゃんは天才肌なので、少し教えてあげるとすぐにできるようになってしまう。すごいなぁ。


 水面をキャッチする時はオールを水面に対して垂直にして入水させて、そのまま漕いで、オールを上に上げて水面から出してから元の位置に戻す、これを一発でマスターしてしまったので、私はあかねちゃんに、左右同じ力で漕ぐんだよ、あかねちゃんは右利きだから、気持ち左手のほうに力を入れ気味でね、と、高度なテクニックを伝授すると、あかねちゃんはいともあっさりとマスターしてしまった。すごいなぁ。


 その後は水鉄砲である。



シャイなおっちゃんの日記(不定期)-信くんと
信くんと記念撮影(浅子さんの携帯カメラ)


 そのうち、ヒロさんが慌てて子どもたちのところにやってきて、少し沖のほうに出たらクラゲいっぱいやぞ!、と言いに来た。えええっ!まだ7月やでぇ~? ヒロさんが言うには、周囲を隙間もないぐらいにクラゲたちに囲まれて、もう少しでオヤジ狩りに遭うところだった(;^_^A、とのことであった。それは危ない。沖のほうには行かないようにしようね。


 一方、浜辺には、直径20センチほどの透明でぷよぷよな物体が所々に横たわっていた。クラゲの死骸である。しかし、でかいなぁ。


 海水浴の後半は、あかねちゃんがクラゲが見たいと言いだし、くんも乗せてゴムボートで沖へと冒険に行ってしまった。ヒロさんは自分一人で、沖のほうと浜辺のちょうど中間ぐらいのところで、自らの泳ぎに陶酔していた。浅子さんはテントのほうにいる。あかねちゃんと信くんはどんどん沖に向かってボートを漕いでいる。ここで私はどうすべきか? 子どもたちの冒険心を邪魔するのも無粋である。ヒロさんは自分の泳ぎに酔っている。私は、子どもたちのゴムボートと浜辺との中間地点ぐらいをキープしつつ、あかねちゃんとくんを見守る作戦をとった。


 そろそろ沖に出過ぎかなと思ったので、あかねちゃんに声をかけた。クラゲおるぅ~? あかねちゃんが、いないよ~、と答えたので、私はゆっくりとゴムボートに近づいていった。もう少しでゴムボートにたどり着くぐらいになって、海水温がひんやりしてきたなぁと思っていると、目の前に3~4匹のクラゲ(小さかったが)が漂っていたうわぁ~っ!、と、思わず大声を上げて、反射的にクラゲを払いのけるような動きをしてしまった。子どもたちの前でちょっと恥ずかしかった。(-。-;)


 クラゲおるやぁ~ん。えっ?どこどこ? そら、透明なやつ。え~、いないよ~。おるよ~。あっ、いたいたぁ!


 クラゲも見たし、そろそろ戻ろ?、と言うと、あかねちゃんも信くんも不満げであったが、私は立ち泳ぎをしながら、クラゲに刺されないか気が気ではなかった。私がゴムボートの前に回り込んで、ボートを押して浜辺のほうへ行こうとすると、あかねちゃんが押されるのを嫌がったので、あかねちゃんに任せることにした。あかねちゃんは、もう少し漕いでいたいと思っているのがありありと分かる顔をしていたが、方向転換して浜辺のほうへと漕ぎ出してくれた。偉いなぁ。ありがとね。ホッ。


 この後、テントやゴムボートの片づけや、シャワーのことなども書きたいのだが、紙幅の関係で泣く泣く割愛である。最後に、あかねちゃんの満足げな笑顔で締めることにしよう。



シャイなおっちゃんの日記(不定期)-楽しかったねぇ。
あかねちゃんのいい笑顔


(続く)