ジャンプの幅と高さの両方がないとGOEの加算が得られないというのが納得いかないんだ。
ちょっと前のシーズンではどちらかあればいいとか、流れがある、工夫があるものについてそれなりに加算がされていて、納得できる加算も多かった(納得できないものが全くなかったとはいえないのが悲しいところ)と記憶しているんだけど。
昨シーズン、え!?って加算がかなり多くなったなぁと思いました。
まあ観客目線とジャッジの視点では違うんだろうけどさ…。やっぱり説明がほしいよ。
で、遂に浅田選手のジャンプの矯正でこれまでの鋭くシュッとしたジャンプが変わってしまう可能性があることに愕然としてしまいました。
安藤選手も同じ特徴をもつジャンプをする選手ですが、私はこの鋭くシュッとしたジャンプ、すんごい大好きなんですよね。
でも、それだと回転不足の判定を受けやすいことや、GOEの加算を得られないという。
それぞれの選手がもつ特性のひとつのジャンプで統一化されてしまうのは悲しいなぁと思います。
だって、フィギュアスケートって個性を楽しむ競技でしょ?
これに関して、選手たちは勿論のこと、コーチや振付師たちはすごい頑張ってくれているなあと思うのですが、一番重要な運用する人たちがなぁ…。
新採点法でよくなった部分もあるけれど、悲しい部分も多くなったよなぁと改めて感じちゃいました。
よくなった部分は、勿論これ。
滑走順で成績が左右されることがほぼなくなった。
悲しい部分は、仕方ないんだけどエレメンツごとの採点を細かくしてしまったがために、得点を狙おうとするとどうしても似通った要素になってしまうこと。これだけでも悲しいのにジャンプまで統一されちゃうのは嫌だなぁ…。
とりあえず、GOEで変なことを思いついた人とそれに賛同した人たちはまとめて100回くらい蚊に生まれ変わって毎回毎回血を吸いそびれてパッチン!って叩き潰される輪廻を廻ってしまえばいいと思う。