「あーそうだった」…香港生活再開 | International School Life @ 香港

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香港での5年半の駐在生活を終え、日本に帰国。
我が家流日本の楽しみ方と子どもたちの成長の記録。

1か月の日本滞在を終え、香港に戻ってまいりました。

香港暑いです!アチィ

7月の日本は、わりあい過ごしやすい暑さ(?)だったので、

気温34℃湿度85%みたいな亜熱帯的な天候はこたえます。


そして久々の長期滞在のためか(一時帰国では最長)、

香港に戻った直後はカンがもどらず、

まず香港空港に降りて、人の多さに

「あーそうだった、歩きにくいくらい人が多いんだった」とか、

バスに乗って「あーそうだった、運転が荒くて疲れるんだった」とか、

バスから降りて「あーそうだった、話ができないくらいうるさかったんだった」とか、

「あーそうだった」のながーいリストができるほど笑

家に入ったら入ったで、カーテンをあけようとして

「あーそうだった、長男がひっぱってカーテンレールが壊れて動かないんだった」とか、

冷蔵庫を閉めようとして

「あーそうだった、扉が壊れかけてて、押し込まないとちゃんと閉まらないんだった」とか、

これまた「あーそうだった」家の不具合編のながーいリストが・・・凹


1か月くらいでたいそうな、と自分でも思うけど、

多分、私自身の環境適応能力が落ちてるんだろうな。

日本で車を運転してても、この道を曲がったら、どこに出るんだっけ?みたいな

あやふやなことが何度かあって。

どちらかという、これは記憶力の方だと思いますが。

ま、脳力全般が落ちてるってことなんでしょうね。悲しいことにため息


とりあえず、帰ってきて5日、やっと香港生活のカンが戻ってきた感じです。



日本で撮影した写真は700枚以上。

フォルダを開くと、とっても緑と青の写真が多い。

それこそが日本の夏をよく物語っていると思います。

たくさんの場所に行ってたくさんのものを見て、たくさんの経験しましたが、

何をとっても、日本はありようがうくつしい。

うまく言えませんが、景色が美しい、街やお店が清潔で美しい、ということだけじゃなく、

例えばおいしい食べものやかわいい雑貨、

その中にすごいデザイン力とか機能性とが工夫が詰まっていて、

中身があるというか、ホンモノであるというか、

その、創造力とういか、前に進んでいく力ってすごい、と思いました。

そういう「もののありよう」がうつくしい国、日本を再確認した1か月でした。


それはこの香港でコピー製品や安くて壊れやすいモノに囲まれて

すんでいるからこそ見えるのではないかと思います。

香港に帰ってきてバスから見える気色やモノがなんだか空虚に見えたのは

今回が初めてです。


楽しかった日本の夏を写真とともに載せてみようと思います。