すでに老舗の部類に入った大久保の「花」。
一時はかなりの繁盛店だったのだが、ここに来て、客の入りが芳しくないという。
一体、「花」の現在の苦戦の原因は何か。
誰も正確な原因はわからないとは思うが、俺が独断と偏見で解析してみたい。
当たっているかどうかは責任は持たないが笑。
【前提情報】
最初に、前提となる周囲の環境を整理すると。
大久保界隈に、エステ店(店舗型)の数は多いものの、メジャーな店(系列)といえば、
Komachi、ラブリーハート系列、花系列
この3店(3系列)が、メジャーと言えよう。
花の客の入りも、これら3系列の施術内容や力関係が多いに影響していると考えられる。
なので、そこに軸を置いて、解析してみる。
【かつての繁栄】
まず、以前、花が小ブレークして繁盛していた頃に、客が入った理由を考えてみる。
その当時は、まだ、ラブリーハートが台頭する以前であり、近隣のメジャー店はKomachiしかなかった。
しかも、当時のKomachiは、嬢は若いがサービス率が低い店だった。
一方の花は、嬢の年齢は高かったものの、サービス率が高かった。
そのため、「花」は、「手軽にサービスを求める客」でにぎわった、というのが客の入りの良かった頃の構図だ。
「若さのKomachi」の対抗馬として、「サービスの花」で一世を風靡した。
【ラブリーハートの台頭とKomachiの変化】
ところが、その後、ラブリーハートの台頭があった。
ラブリーハートには、年齢は若干高いものの、ママに忠実な福建嬢が数人いて、彼女たちが低料金でなんでもありのサービスを敢行。しかも、オイタもある程度受け入れた。さらに、若干若い嬢も少数存在していて、これがスパイスとして効いており、その結果、大ブレークした。
一方の、Komachiも店の特徴をシフトしてきた。
開店当初は、嬢に対してのサービス禁止を徹底しており、嬢は若いが、客が受け身でいる限り何事も起こらない、堅いだけの店だった。
しかし、店の嬢に対するサービス禁止の徹底が徐々に弱まるにつれ、客が受け身でいてもそれなりの結果を出してみせる嬢が増えてきた。
そのために割を食ったのが、「花」だ。
Komachiとラブリーハートがそれぞれ独自の特徴を出しているのに対し、花は、中途半端で個性が出せていないのだ。
それが原因で客にとって、魅力に欠ける店になってしまった。
【現在の3店の特徴(概略)】
「花」がどういう点で中途半端であるかをもう少し明確に説明するため、3店の現在の特徴をまとめてみる。
ラブリーハートは、
・嬢の年齢は高い
・サービスが確実にある。
・嬢はオイタに寛容(ただし、最近堅くなっている)
・多くの嬢が長期間在籍。1年以上在籍している嬢が数人いる。
・マッサージはそこそこできるが、手を抜くときもある。
Komachiは、
・嬢の年齢は、他の2店よりも若い。(ただし、最近はやや上昇傾向。)
・サービスの率はもともとは低かった。最近は、率が上がっている。
・オイタは、攻め方によってはかなり可能。
※相手嬢や攻め方によるが、かなりハードなハプニングもあり得る。
・嬢の入れ替わりが激しい。嬢が1年以上在籍することは、まれ。
・マッサージの上手な子は少ない。客と馴染みになる手を抜くことも多い。
花は、
・嬢の年齢は高い。ラブリーハートよりも高いかもしれない。
・サービスの率は高いが、100%ではない。
・オイタにはあまり寛容でない。
・多くの嬢が長期間在籍。1年以上在籍している嬢が数人いる。
・マッサージは3店では一番レベルが高いし、手を抜くことも少ない
【花の問題点(概略)】
3店の概略的な違いを見ただけでも、「花」の問題点がざっと見えてくる。
花は、嬢の年齢は高いが、嬢はオイタにはあまり寛容でなく、肝心のサービスも100%ではない。
しかも、嬢の顔ぶれが固定化していて、いつも同じ嬢しかいない。
という状況になっている。
マッサージレベルは一番高いが、客は、マッサージなど求めていない。
求めていないは言い過ぎにしても、サービス第一。それがあってのマッサージだ。
というわけで、
客は、確実にサービスを求めるなら、ラブリーハートを選ぶし、サービス100%でなくていいなら、嬢の若いKomachiを選ぶことだろう。
オイタを求める客も、ラブリーハートやKomachiを選ぶ。
花は、中途半端で選ぶ理由がない。
【花の問題点をもう少し掘り下げる】
表面的な問題点(概略)は、上述だが、もう少しだけ掘り下げてみる。
①嬢の質
ラブリーハートも花も、Koamchiに比べると嬢の年齢は高い。
年齢的には同様の両店だが、しかし、嬢の質に若干の違いがある。
・ラブリーハートのほうが、花よりも、平均年齢は低いのではないか(推定)
・年齢差はともかく、ラブリーハートは色気のある年増が多い。花は、ただのおばさんが多い。ここの違いが大きい。
・上述だが、ラブリーハートの嬢は、オイタに寛容。花は、年齢が高いのに、オイタに不寛容。(下手をすると、現在のKomachiよりも堅いくらい)
※若い嬢がオイタに不寛容なのは許せても、BBAの不寛容は許せないという客が多いのではないか。
②固定メンバーであること
・嬢が固定メンバーなのは、ラブリーハートのように、一定レベルの嬢がいる店なら、意味があるが、花のように、基準を満たしていない嬢ばかりで固定メンバーなのは、マイナスの要因にしかならない。
※本来なら、Komachiのように、とっかえひっかえ新人が入るのが望ましいのではないか。
③キャンペーンコース
現在、花には、キャンペーンコースが2種類ある。80分8000円と120分10000円だ。
※系列の恋は、80分8000円がなくて、70分7000円
で、どうも、店の方針(嬢の暗黙の了解)として、80分ではサービスなし、120分ではサービスあり、というのが原則のようだ。
そういう明確な決まりはないにしても、嬢の多くが、「80分8000円の安い料金ではサービスしたくない」と思っているのがなんとなく感じられる。
しかし、これはよくないよね。80分8000円は120分10000円と比べると、額は確かに2000円安いが、割高だ。金額が割り高なのにサービスが悪いというのは、客にとって、印象が悪い。
しかも、今どき、神田では60分7000円で確実にサービスがあるのだから、80分8000円を安いと感じる感覚では生き残れなだろう。
さらに。80分の場合、延長すればサービス率はあがるのだが。
これもよくないよね。
いまどき、密着洗体店の多くの客は延長を嫌う。(台湾式に慣れている客は別なのだが)
80分で入って、延長させられたら、かなり面白くないはずだ。
キャンペーンコースと銘打っている以上、そして、80分8000円は短い時間でも安い料金でもないのだから、時間内にきっちりと片をつけるべきではないか。
というように、80分と120分で違いをつけるのは、客から見て好ましいことではない。
そうするくらいだったら、80分キャンペーンなんて、ないほうがましだ。
この80分コースの存在は、かえって花の客離れを加速しているように俺は感じる。
【まとめ】
「花」の問題点
・嬢の年齢が高いだけでなく、色気のないおばさんが多い。
・しかも年齢の高い嬢なのに、オイタに不寛容
・サービスが100%ではない。(ラブリーハートよりも率が低い)
・嬢のレベルが低い割に、嬢のメンバーは固定化。
・Komachiに比べると、ハードなハプニングが少ない。
・80分キャンペーンコースの存在が、かえってマイナス要因。
以上が花の苦戦の原因だろう。・
【おまけ】
ここまでをお読みになれば、皆様、ラブリーハート歌舞伎町店の苦戦の原因も、想像がつくのではないか。
※付録
花系列:花、恋。経営は別だが、エーゲ、アロマスタジオも関係店
ラブリーハート系列:ラブリーハート大久保店、ラブリーハート歌舞伎町店、パラダイス(大久保駅南口)
Komachi系列:現在は1店舗のみ。経営が別の関係店あり