ただいま~ニコニコ


無事退院して家に帰ることができました!

応援して下さってる皆様のお陰と感謝していますキラキラ



前回記事が途中になっちゃったので、

続きを書かせて下さいねニコ



前回は、一番辛い状態の時でした。


前回記事で、入院してから37度の微熱が続いたと書きましたが、

日記を読み返すと38度の熱でした汗

うろ覚えで書いちゃいけないなぁ、すみませんあせる

でも、自分では微熱と思ってたんですね。

熱よりも呼吸のほうが苦しかったですショック!



日記を読み返すと・・・


4月11日 入院。CTを撮る。

12日。抗がん剤点滴を予定していたが、朝38.1度の熱があったため中止。

     抗生剤の点滴開始。

13日~15日までこの状態が続きましたが、

15日に熱が下がりました。

(下がったけど、15日は日曜日なので点滴できませんでした)


そして、16日(月)ビックリマーク

ついにこの日、パクリタキセル点滴(予定)。


朝の診察の時、主治医にお願いしました。


「先生、日に日に体力が落ちているのが自分でわかります。

お願いですから今日点滴を始めて下さい。

今日しなければ、もう次いつできるか体力に自信がありません。」


弱った体に抗がん剤を点滴するのは、

きっと先生にとっても難しいご判断だったのではないかと思いますが・・・


副作用もどう出るのか、心配ではありますが・・・


でも、きっとチャンスは今しかない!!

そう思いました。


朝の採血の結果、血小板の数値がすごく低かったらしく、

もう一度採血して検査しました。



結果はギリギリオッケー音譜


パクリタキセル点滴することができましたキラキラ



そして、それから3日後の4月19日(木)。

ハーセプチン点滴!!


胃がんで、パクリタキセルとハーセプチンの併用療法・・・ビックリマーク


日本ではまだ、2ケ所くらいしかしてる病院がないそう。

しかも臨床試験とかで。


そんな最先端の治療を、

まかちゃんの住んでる県の、

しかも県庁のない市の運営する病院で、よくしていただけたなぁと。


主治医は、入院中かなり短期間にこの療法をおこなえるようにしてくれました。

(後で聞いたら、

時間がない!とお願いしたそうなえへへ…

病院のことはよくわかりませんが、

副作用のよくわからない新しい治療をおこなうのは、

病院側としたらリスクもあるし、

まだ若い先生が病院上部にお願いするのは大変だったんじゃないかな、と。


主治医には本当に感謝していますキラキラ

私にとって日本一のドクターですニコニコ



このハーセプチンの点滴中、副作用が出ました。


急に寒気がし、

体が震え、歯の根が合わずガチガチ震えが止まりませんウキャー!

「寒い寒い~」

と看護師さんにお布団をもう一枚もらいましたがそれでも寒い。

体も呼吸も辛くて、

この時が一番辛かったかもショック!


しばらくしたら、それでもいつの間にか眠っていました。


1時間ほど眠ったでしょうか。

目が覚めた瞬間、今度は

「暑い!!

布団を全部蹴飛ばす勢いで暑くて暑くてたまらない汗


熱が38.8度ありました。


この日は夫の母がずっといてくれたので、

ほんとに助かりました。


そしてこの一番辛かった日に、

鹿児島にいる友達からお花が届きましたブーケ1

温かい気持ちに癒され、なんとか乗り越えられたのかもしれませんらぶ②




そして夕方。


ふと、少しお腹がすいていることに気付きました。


臨月妊婦さん状態に膨らんだお腹に胃が圧迫され、

最近は食欲がほとんどなかったのに。

(ブドウ糖液をずっと点滴してました)


お昼ご飯は一口も食べられなかったのに、

この日の夕食はけっこう食べれました。



そしてつぎの朝・・・4月20日(金)

朝食完食ビックリマーク

さらに、呼吸も少し楽になり、

トイレまで歩いて行けるようになりましたニコニコ


しかもこの日、

首のリンパと脇にある腫瘍がけっこう小さくなっていました。


さらに21日(土)には、

もう病棟の廊下をぐるぐる散歩できるまで回復。


この日の夜から、

2時間おきくらいにすごい勢いでトイレに行きたくて目覚めるように。

体に溜まった水分が一気に出ている気がしました。


汚い話ですみませんが、

便も黒いのが1日5、6回出ました。

悪いものが出てるんだ!と信じました。



そして4月23日(月)。

100cmほどあった腹囲が87.5cmに。

体重も5kg減っていました。


お腹、しぼんでるビックリマーク

肺に溜まった水も減ったのか、

呼吸がどんどん楽に。

首と脇の腫瘍はすごい勢いで小さくなってる音譜


血小板の数値も良くなり、

この日2回目のパクリタキセル点滴できました。

(パクリタキセルは1週間に一回点滴。3回してから1週間休薬して1クール。

ハーセプチンは3週間に1回点滴)


4月26日(木)

この日は「CVポート」というものを埋め込む手術をしました^-^;


昨年7月から何度も抗がん剤を点滴して、

血管がもうボロボロというか・・・

脆くて針を刺しにくくなってるので、

「CVポート」を胸(私の場合、左側に血栓があるので右に。鎖骨と胸の間くらいの場所)

に埋め込んで、そこに針を刺して点滴するのです。


これだと何回も針を刺せるし、

抗がん剤がもれる心配もなく安心ですらぶ②


ただ、手術・・・思ったより痛かったですあせる

手術は1時間くらいで、

最初に麻酔したら後は楽チンかと想像してましたが・・・


麻酔の効きは個人差があるんですね。

麻酔後も何度も体が跳ねるような痛みがあり、

その度に麻酔を何本も追加ガーン

結局、人の3倍の量の麻酔を使ったそうです汗




そうして、今に至ります。


体重は10kg以上減り、

腹囲もほぼ元通りに。


首のリンパと左脇の腫瘍はどこにあるのかもうわかりません。



右の卵巣部分にあった、8cmの腫瘍ですが・・・


先週のエコー検査では、もう画像に映りませんでした。


どうやら、左の卵巣がY字状に膨らんでいたらしく、

Yの字の片方が大きく膨らんで伸びて、

右卵巣部分にかかっていたよう。


左の卵巣はまだ5cmくらいありますが、

8cmもあった部分が消えたビックリマーク

これだけでも奇跡のようで嬉しいですニコニコ


パクリタキセルが効いて、

もっと小さくなったら左の卵巣を内視鏡で摘出できるかもしれません音譜



良い方向に向かっているようで良かった・・・


先月、呼吸が辛くてぜーぜーしていたのに、

こんなに短期間に回復できるとは思ってませんでした。



主治医にももちろん感謝ですが、

看護師さん、薬剤師さん、清掃の方達、同部屋の患者さん、

みんな本当に良い人ばかりでした。心から感謝です。


支えてくれた家族、友人にも感謝。


応援してくださってる皆様にも感謝ですキラキラ



私、ほんとに恵まれてると思いますmimi*



がんにはなりたくなかったけど、

でも、がんになったお陰の出会いもあるし、

がんになったからこそわかった事もいっぱいあります。


いろんな素晴らしい出会いに恵まれ、

まかちゃんは本当に幸せ者ですニコニコ



ブログ、ゆっくりまた再開していきたいと思ってます音譜


これからもよろしくお願いしますayaaya