以前右膝前十字靭帯断裂、半月板損傷した時、主治医から格闘技をこれからも続けられるように従来ならハムストリングやお尻の筋を取って移植するのをスネの中の筋を移植してもらいました。固く強い筋を移植した分、リハビリ期間は通常より長く大変でした。
怪我から約2年ぶり復帰戦も無事勝利して次戦決まった矢先の利き足である
左膝前十字靭帯断裂の診断。
約2週間僕との会話無しでしたが、やっと本人の意思で手術を受ける決意をしました。
術前検査や手術を受けるのにある程度膝が曲がるようにならないと手術出来ないので病院に通ってる時に、たまたま主治医じゃない先生にリハビリしてもらう事ににり、その先生が次男に言ってくれました。
「君はまだ生きてる。僕の診ていたプロボクサーの患者は試合で亡くなったんだ。手術を受けてリハビリすれば必ず復帰出来るから。頑張ろ」
諦めかけてた次男の心に刺さる会話になったはず。
その亡くなったプロボクサーは去年試合後にダメージから亡くなった穴口選手と知りました。
常に危険と隣り合わせな世界に身を置いてる息子達がいつか選手をやめた時に、楽しかった格闘技人生であって欲しいし、有名になんかならなくて良いからごく身近な周りの人たちにすこしでも影響力ある存在になって欲しい。