勇壮淑女第9回公演「闇夜のバージンキラー」の作・演出をやりました太田です。
遅くなりましたが、公演を観に来て頂いた皆さん、スタッフの皆さん、そして役者の
皆さん、お疲れ様でした。
すごく素敵な座組で、珍しく今でも淋しい気持ちになります。
主宰の相原美奈子(ペコ)に誘われ、初めて勇壮淑女の作・演出をやったのが3年前
の「愛して紅」。
僕は嬉しくてやる気まんまんだったのですが、そのペコは妊娠をして出演できません
でした。
今回、劇団10周年の記念すべき公演に再び誘って頂き、渋谷の喫茶店でペコと話し
ながら「今度こそ出演しよう」と約束をしました。
僕は前回以上にやる気まんまんでした。
2人目を妊娠したという連絡があったのは、それから数日後のことです。
めでたいことですからとやかく言いたくないんですが、それにしても僕が作・演出す
るときに限って妊娠するのは何故だ。
僕のやる気とペコの妊娠との間に何かしらの因果関係があるのか。
そんな疑いすら抱いてしまうとか、しまわないとか。
それでも、今回は妊婦のペコに出演してもらうことができました。
直前まで不安でいっぱいでしたが、元気に全公演を終えることができてホッとしてい
ます。
勇壮淑女は毎回、出演するのは女だけです。
今回もいろんなところからバラバラに集められた17人の女だけの座組となりまし
た。
押しつけがましい明るさを求められたり、一致団結を強要されることもなく、気楽に
いられる。
いられる。
ちょっとペコのことを褒めすぎたので補足すると、良いところを凌駕するほどガサツ
でバカです。
他にも公演の思い出はいっぱいあります。
書きたいことは山ほどあります。
でも長くなるとアレなので、この辺で終わります。
ありがとうございました。
いつか再演したいなぁ。