最近、思うこと。
人にはその時の状況に於いて“やりたいこと”と“やるべきこと”あるいは“やらなきゃいけないこと”があると思う。
とかく最近は“やりたいこと”を優先してその過程にある“やるべきこと”や“やらなきゃいけないこと”を端折りたがるように感じる…。
本当に“やりたいこと”を実現するためには、時に苦しいことや辛いことを乗り越えなきゃいけない時というものがある。
もちろん時には“逃げる”という選択肢もあると思うけど、そこに至るまでにはまだまだ出来ることがあるのにやらないでソレを選択するというのは、ギリギリまで頑張って已む無くソレを選ばざるを得なかった人とは比べられない…。
苦しさや辛さから逃れることも時には必要、でもそれに立ち向かっていくことも時には必要。
往々にして乗り越えてみたら対して苦しいものではなかったと感じることも多々あるし、安易にやりたいことを手にするより遥かに喜びも多いはず。
何より個人的には人生は楽しいことばかりじゃなくむしろ辛いことの方が多いと思ってるので、その都度ソレをかわしていけるものではないと思う。
少なくとも自分が“やる”と言ったものを思うようにいかないからといって途中で投げ出すのは違うと思う…。
苦手なモノに取り組んでるわけだからそんなに上手くいくわけでもない。だからこそ悩んだり努力したりするわけで、だからこそ人は成長するものなんだと思う。
悩んだり行き詰まったりした時にこそ周りを頼りにすればいいし、そういう状況下にいる時こそ精一杯“もがけ”ばいい。
もし、周りに頼る人がいなくなった状況で苦しさに遭遇した時にその人達はどうするんだろう？
常に自分の“やりたいこと”を盾にかわし続けていくのだろうか…？
それで果たして“やりたいこと”は実現出来るのだろうか…？
いろいろ心配です…。