MerryXmas！
お約束通り、クリスマスでの更新を果たすことができました(T ^ T)
クリスマスのお話といえば、去年の今頃に書きました、片思い～沖田side～と片思い～美歩side～の続編です！(タップして飛べます)
まだ読んでない方は、ぜひタップして、そちらを読んでいただけると嬉しいです！
その方がより今回の話を楽しんでいただけるかと思います。
２つの作品も今回のをきっかけに、手直しを加えました笑
とてもじゃないけど、1年前の駄作をそのままはお見せできなくて…←
そして、いつの間にか私がブログを始めてから一年が経っておりました笑
早いものですね。
そんなわけで、今回は1年前のクリスマスの作品と1年後の作品を比べていただき、成長を見ていただけたらと思います笑
でわでわ、どーぞー♡
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幸せの瞬間
『次のクリスマスまでに美歩を惚れさせる。』
それが俺の掲げた目標。
そんなもの、ただの目標でしかない。
けど、俺はどーしても美歩にこっちを見て欲しかったんでぃ。
ーーーーー・・・。
遂にきやがった。
決戦の時？が。
今日こそは、クリスマスの約束を取り付ける。
今日は12月22日。
終業式だ。
美歩とクリスマスを過ごすため、何度か声をかけようとしたけど、いつも逃げられた。
光の速さのごとく…。
だが、今日はそうはいかない。
今日を逃すと、クリスマスは絶対に会えないから。
ひとつ深呼吸をして、目の前にいるやつに話しかける。
「…美歩。」
「なに？」
今日は逃げないんですねぃ…。
釣られて言いそうになった言葉を慌てて飲み込む。
つい、いつもの癖で悪態つくとこだった…。
「クリスマス。予定空いてますかい？」
「…うん。空いてるけど？」
「じゃあデートしようぜぃ。」
「う、うん…。」
美歩が了承してくれた。
案外あっさりだったから、なんとなく期待してしまう。
美歩が俺に少しは好意を持ってくれてるんじゃねぇかって。
「じゃあ…クリスマス。駅前の時計塔で待ってまさぁ。」
「わ、わかった。」
そんなわけで、クリスマス当日。
いつも約束に1時間以上遅れてくる俺が、今日は10分前に着いた。
「そ、総悟っ‼︎」
着いたと同時に、俺の好きな声がする。
振り返ると、美歩が焦ったようにこっちに向かって走ってきていた。
「ご、ごめん！遅れて…。」
「いや、今来たとこでさぁ。」
なんだかカップルみたいで、テンションが上がる。
「…珍しくおしゃれしてますねぃ？」
「…別に。」
「かわいい。」
「へ⁈」
「…今日くらいは素直になろうと思いましてねぃ。」
そう。
今日は恋人たちのクリスマス。
大切な人と過ごす日。
そんな日だからこそ、素直にならなきゃいけねぇい。
「…美歩。」
「…うん？」
美歩の少し冷たい頬に手を当てる。
ひと撫でして、唇を薄くなぞる。
「そ、総悟…？」
だんだんと頬が赤くなる美歩に、淡い期待を寄せながら、耳元で囁いた。
「…好きでさぁ。」
去年のクリスマス。
初めて伝えた自分の気持ち。
もう一度、彼女に届くように。
願いを込めて。
「…付き合ってくだせぃ。」
もう一度囁いて、頬にキスを落とす。
「ちょ…っ！」
「このくらい、いいだろぃ？」
「…っ。」
「で、返事は？」
「…私でよければ。」
まさかの答えに顔がにやける。
それを隠すように、そっと抱きしめた。
「やっと手に入った…。」
ボソッと呟いて、体を引き離す。
「美歩。メリークリスマス。」
「メリークリスマス…。」
チュッ。
軽いリップ音を鳴らしながら、ずっと触れたかった唇に触れる。
こんなに幸せなことがあっていいんだろうか？
「美歩。もう離しませんぜぃ。」
「私も離さないから。」
フッ。
2人して笑った後、またキスをした。
クリスマス。
それは恋人たちの幸せの瞬間(とき)。
END
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どうでしたでしょうか？
自分的にはかなり糖度が高めだったかと思います笑
美歩側も入れようかと思いましたが、総悟で精一杯でした…笑
さてさて、みなさんはどのようなクリスマスを過ごされましたか？
よければ教えてください。
次は年末か新年になる予定です笑
それでわよい1日を‼︎