※この記事には創作的な内容が含まれています
苦手な方、閲覧したくない方は、バックしていただくことをオススメします。
※作中に出てくる団体、能力、アイテム等はフィクションの物もあります。全てが実在する物というわけではありませんので、閲覧の際にはご了承くださいますようお願いします。
『エリアルシューティング!!』
グレイシーが急接近して、高い蹴りあげを繰り出す。それをグレイは大剣で軽々と受け止める。
「丸見えだぞ、モーションも遅い」
蹴りあげをガードされたグレイシーは、くるりと宙返りをして距離をとり、今度は銃撃を繰り出す。
『エルダーリベリオン!!』
双機銃から交互に素早く弾丸を発射する。しかしそれもたやすく避けられた。
「がむしゃらに攻撃してもダメだ、相手の隙をつくんだ。」
グレイはそう言うと、大剣を後ろに振りかぶり、衝撃波を纏わせながら前面に力強く振る。
『ソニックアロウ!』
大剣から衝撃波が放たれる。
円状の衝撃波がグレイシー目掛けて一直線に向かう。
「う、うわわわっ!!!」
グレイシーは避けきれず、とっさに双機銃で衝撃波をガードした。
「おい!双機銃はガードするような武器じゃねぇぞ!
弾かれてやべぇこともあるからそれはすんなって言ったろう!」
グレイは一旦構えを解いて怒号を放つ。
グレイシーはビクビクしながら聞いたが、小さな声で反論する。
「だ、だって危なかったし、、、」
「死んだら危ないもどうもねぇぞ。
俺はお前に死ぬための訓練を教えてるんじゃない。」
「ぐぬぬ、、、
チクショー!」
グレイシーは思いきってグレイに突撃する。
「やれやれだぜ、、、」
グレイは大剣を握り直し、待ち受ける体勢を整えた。
『デッド、アプローチ!』
グレイシーは勢いよく体当たりをする。グレイは大剣でガードするが、ガードしたところから少し衝撃が走り、一瞬身動きが遅れる。
「ん、、、」
「(今だ!)」
グレイシーは、しめたとばかりに連続で攻撃を叩き込む。
『ヒール、、、!』
グレイシーは踵落としを二連続で放つ。グレイは変わらずにガードを続ける。
『スタップ!!』
続けざまに弾幕を撃ちつける。
グレイはずっとガードを続ける。グレイシーは思いきって連撃を叩きつける。
『サテライトエイム!!』
ガン、ガンと大剣に激しく銃撃が撃ちつけられる。グレイシーがサテライトエイムを連続で放つ間も、グレイはじっとガードしたままだ。
「(行ける、、、!?
一気に攻める!)」
グレイシーがそう思い、攻撃をした瞬間懐に潜ろうとした。
その瞬間、グレイシーの目の前にヒザが現れた。
「行ける、と、思ったか?」
次の瞬間、グレイシーは腹部にヒザ蹴りが一撃入れられた。
「ガハ、、、!」
グレイシーはそのままその場にうずくまり、蹴りが入った腹部を両手で押さえながら崩れ落ちた。
「う、うぐ、、、」
「勝てる、と思った瞬間が一番脆くなるんだ、覚えとけ。」
グレイは大剣を近くの地面に突き刺して、しゃがんでグレイシーに話しかける。
「慢心は敗北しか生まん、それがわかったんなら、、、今日の訓練は終わりにしてやる、あと毎日こんな目に会いたいならこれからも模擬戦やってやってもいいぞ。」
「に、二度とやらない、、、」
グレイシーは体勢を変えないまま、ピクピクと小刻みに震えながら言った。
グレイは体をあげ、頭をガシガシかいて小さくため息をした。
「ガッツだけは認めてやる、調子が整ったら今日は帰るぞ。」
「あ、あい、、、」
グレイは空を見上げた。
いつの間にか天気は更によくなり、曇一つない綺麗な青空がナベリウス上空に煌めいていた。
「、、、晴天に、なったな。」
しばらくしてから、なんとか体調を取り戻したグレイシーはグレイに支えられぎみに、二人は、風邪にそよがれながらナベリウスを後にし、オラクルに戻った。
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※作中に出てくる団体、能力、アイテム等はフィクションの物もあります。全てが実在する物というわけではありませんので、閲覧の際にはご了承くださいますようお願いします。
『エリアルシューティング!!』
グレイシーが急接近して、高い蹴りあげを繰り出す。それをグレイは大剣で軽々と受け止める。
「丸見えだぞ、モーションも遅い」
蹴りあげをガードされたグレイシーは、くるりと宙返りをして距離をとり、今度は銃撃を繰り出す。
『エルダーリベリオン!!』
双機銃から交互に素早く弾丸を発射する。しかしそれもたやすく避けられた。
「がむしゃらに攻撃してもダメだ、相手の隙をつくんだ。」
グレイはそう言うと、大剣を後ろに振りかぶり、衝撃波を纏わせながら前面に力強く振る。
『ソニックアロウ!』
大剣から衝撃波が放たれる。
円状の衝撃波がグレイシー目掛けて一直線に向かう。
「う、うわわわっ!!!」
グレイシーは避けきれず、とっさに双機銃で衝撃波をガードした。
「おい!双機銃はガードするような武器じゃねぇぞ!
弾かれてやべぇこともあるからそれはすんなって言ったろう!」
グレイは一旦構えを解いて怒号を放つ。
グレイシーはビクビクしながら聞いたが、小さな声で反論する。
「だ、だって危なかったし、、、」
「死んだら危ないもどうもねぇぞ。
俺はお前に死ぬための訓練を教えてるんじゃない。」
「ぐぬぬ、、、
チクショー!」
グレイシーは思いきってグレイに突撃する。
「やれやれだぜ、、、」
グレイは大剣を握り直し、待ち受ける体勢を整えた。
『デッド、アプローチ!』
グレイシーは勢いよく体当たりをする。グレイは大剣でガードするが、ガードしたところから少し衝撃が走り、一瞬身動きが遅れる。
「ん、、、」
「(今だ!)」
グレイシーは、しめたとばかりに連続で攻撃を叩き込む。
『ヒール、、、!』
グレイシーは踵落としを二連続で放つ。グレイは変わらずにガードを続ける。
『スタップ!!』
続けざまに弾幕を撃ちつける。
グレイはずっとガードを続ける。グレイシーは思いきって連撃を叩きつける。
『サテライトエイム!!』
ガン、ガンと大剣に激しく銃撃が撃ちつけられる。グレイシーがサテライトエイムを連続で放つ間も、グレイはじっとガードしたままだ。
「(行ける、、、!?
一気に攻める!)」
グレイシーがそう思い、攻撃をした瞬間懐に潜ろうとした。
その瞬間、グレイシーの目の前にヒザが現れた。
「行ける、と、思ったか?」
次の瞬間、グレイシーは腹部にヒザ蹴りが一撃入れられた。
「ガハ、、、!」
グレイシーはそのままその場にうずくまり、蹴りが入った腹部を両手で押さえながら崩れ落ちた。
「う、うぐ、、、」
「勝てる、と思った瞬間が一番脆くなるんだ、覚えとけ。」
グレイは大剣を近くの地面に突き刺して、しゃがんでグレイシーに話しかける。
「慢心は敗北しか生まん、それがわかったんなら、、、今日の訓練は終わりにしてやる、あと毎日こんな目に会いたいならこれからも模擬戦やってやってもいいぞ。」
「に、二度とやらない、、、」
グレイシーは体勢を変えないまま、ピクピクと小刻みに震えながら言った。
グレイは体をあげ、頭をガシガシかいて小さくため息をした。
「ガッツだけは認めてやる、調子が整ったら今日は帰るぞ。」
「あ、あい、、、」
グレイは空を見上げた。
いつの間にか天気は更によくなり、曇一つない綺麗な青空がナベリウス上空に煌めいていた。
「、、、晴天に、なったな。」
しばらくしてから、なんとか体調を取り戻したグレイシーはグレイに支えられぎみに、二人は、風邪にそよがれながらナベリウスを後にし、オラクルに戻った。