人気の歴史人物といえば、聖徳太子織田信長と共に常にトップにいる「坂本龍馬」です。

自分も「坂本竜馬」が大好きで、小説・歴史本などを読みあさりましたが、読めば読むほど魅力に溢れとどまることを知りません。

坂本龍馬司馬遼太郎氏の小説「竜馬がゆく」で世間一般のイメージが作られたと言っても過言ではないと思います。

今回の記事でも「龍馬」と「竜馬」を分けて書いていますが、司馬遼太郎先生の「竜馬像」はフィクションとして書いているかららしいです。

また「龍馬」が好きだから「龍馬」の全てを史実みたいに書くのではなく、自由な「竜馬」を書いたのかもしれません。(小説家ですからね)

自分もそんな「竜馬」が好きなので、別に全てを知りたいと言うことはないです。


来年は大河ドラマで「龍馬伝」が始まり、またブームが再燃しそうですね。

自分は福山雅治さんも、福田靖さんも(「HERO」や「ガリレオ」の脚本を書かれた方です)、大友啓史さん(ドラマ・ハゲタカの演出された方です)も好きなので、非常に楽しみです!!

今からHDDレコーダーを買ってスタンバイしています。

幕末は政変がいくつかあるため、一視聴者としてはわかりづらく、感情移入しづらい為か、
幕末物は当たらない」と言うジンクスがあるそうです。

昨年の篤姫のように個人の視点を中心に人間ドラマのように、龍馬の魅力を出してもらいたいと思います。

放送まであと2カ月!!
より「龍馬伝」を楽しむために是非とも読んでおきたい龍馬本です。

竜馬がゆく 司馬遼太郎

龍馬が好きという人の99%以上はこれを読んだか、読んだ人からの影響だと思います。

こちらの小説は竜馬と周りの人物を通して人間の成長「事を為す条件」・「事を成す人間」がうまく描かれていると思います。

リーダーや経営者が愛してやまない理想像がそこにあるのではないかと思います。


そして、自分のお勧めは、
おーい竜馬 武田 鉄矢・小山 ゆう

これも名作です。自分の子供のためにも買ってあげたい。そんな本です。

竜馬がゆく」では竜馬が(確か)19歳からスタートしますが、「3つ子の魂100まで」と言うように幼少期の人格形成から物語が始まっています。

竜馬がゆく」以上にフィクション度合いが高いですが、この作者:武田鉄矢さんの竜馬好きがバシバシと伝わってきます。

また小説とは違い微妙な言葉の使い方で読者に考えさせる部分が、よりダイレクトな表現になっているので子供にも分かりやすいのではないかと思います。

自分は小学生の時に「おーい竜馬」から読んだので本気でこれが史実かと勘違いしていました。。

それほど一つ一つが突拍子もなく魅力的で、根元となっている心情がしっかりと作られているのだと思います。

なぜ、日本を変えなければいけないと思ったのか
その原動力が幼少の頃の物語に散りばめられており、その為に命と情熱をかけて必死に駆け回っている姿を見ていると、最終巻ではこのまま終わらせたくない気持ちになり、読めなくなります。

自分は小学生の時に単純にマンガとして見ても、中学生の時に歴史勉強として見ても、高校生の時に時代背景を知ってから見ても 何度見ても新鮮味があり、今でも時間がある時は読み返しています。

来年の大河ドラマに向けて、復刻版が本屋にありましたので、興味のある方は是非見てみて下さい。

竜馬がゆくも愛読書として良く読み返しています。


本屋で立ち読みでしたけど、下記の本も興味深かったです。
坂本龍馬のことがマンガで3時間でわかる本 (アスカビジネス)
この人を見よ!歴史をつくった人びと伝 14

竜馬がゆく DVD-BOX(2004年)