2013アイアンマン70.3セントレア知多・常滑ジャパン編
part1
Part2
の続き。

スイムアップしたsangchang、トランジションバッグを取り更衣スペースへ。
更衣を済ませたら、スイム用具をトランジションバッグにぶち込み回収ボックスへ入れる。
トランジションとゴールの場所が離れているため、回収ボックスに入れたトランジションバッグはゴールまで運んでもらえるようだ。

更衣スペースを出るときに、デビュー戦からこれまで多くのレースを共に戦ってきた永遠のライバル、だーえー氏と遭遇し挨拶をかわした。
どのレースでも言えることだが、レース中に知り合いと会えると精神的にかなり余裕ができる。
今回は特にスイム上がりの比較的早い段階だったので、この後のレースを楽に戦うことができた。

更衣スペースからトランジションまでは割と距離があり、裸足で走って移動する。
オリンピックディスタンスでは靴下も履かないし当然グローブもしないが、今回は初のミドルということで念のためトランジションで靴下・グローブ着用しトランジションを後にした。

さあ、いよいよ一番好きなバイクパート。
コースは約22.5kmを四周回する90.1kmのフラットなコース。
一部テクニカルなセクションがあるものの、得意なストレート中心のコースレイアウトである。

距離は普段のレースの倍以上であるが、行けるところまで行く作戦で、前半から飛ばしていくことに。

最初の一周はave35km程で快調に走る。
うん、今日はすこぶる調子がいい。

実はレース前二週間程ずっと脚が重く、あまり調子の良い状態ではなかったsangchangであったが、レース三日前にジョーさんのところで体をほぐしてもらったのが良かったようだ。
ジョーさんの施術を受けると、体のケアの重要性がホントに良く分かる。
ジョーさんとパーソナルストレッチの横山さん、この二人のお蔭で、レースではいつも実力以上の結果を残すことができている。
周りに恵まれたこの環境に感謝。

さて、話はレースに戻り、快調に飛ばし1周目を終えたsangchangであったが、二周目の途中あたりでトップを走るエリート選手達にブチ抜かれていった。
うん、さすがオリンピアン、走りが違う。
こういう有名選手達と一緒に走れるのはものすごく刺激になる。

と、先ほど二番手争いをしながら物凄い速さで駆け抜けていった山本良介選手がコース端で止まっていた。
好位置にいたのにアクシデントがあった様子で相当悔しかったのか、雄叫びをあげていた。
早くレースに復帰できればいいけどなぁと心配しながら横を通過していったが、そんな心配はご無用とばかりに、その1分後には爆速でsangchangの横を駆け抜けていった。
これによりsangchangはレース中に山本選手から二度抜かれた数少ない一人となったのである。
後日、本人のブログを読んだところ、チェーンが外れたとのことであった。
それにしても速過ぎ!

そんなこんなで二周目を終え、周回は三周目に入る。
若干ペースが落ちるが、巡航35kmを少し下回るくらいのペース。
しかし、このあたりから異変が起きていた。
ものすごい勢いでブチ抜かれだしたのである。
しかも集団に。
どうやら上位陣に次から次へと周回遅れにされているらしい…。
戦闘機のような轟音をたてながらTTバイクの集団が一瞬のうちに抜去っていくのである。

そういえば、どこかに自分のことを直線番長なんて言ってた人もいたっけなぁ(遠い目
いや、あれは直線が速いと言っていた訳ではなく、テクニックがないことを揶揄して言ってただけだし!などと一人言い訳をしながらボロボロ崩れていく小さなプライド。
それにしてもみんな速過ぎ!
みんな速過ぎ…。

若干凹みながらも順調に三周目を終える。

いよいよ最後の周回、四周目へ向かうsangchang
$Missing Piece
残り一周に突入するころには徐々に脚が回らなくなり、ペースが落ちてきた。
さらに、ロードバイクに見かけ倒しのDHバーを着けただけで特にポジションの調整をとっていなかったのがよくなかったらしく、DHポジションをとると腰が痛い。

最後のランのことも考えて、四周目はあまり無理をせず脚を残しつつ粘りの走りを心がけた。
相変わらず上位陣にブチ抜かれ続けながらではあったが気持ちだけは切らさずに、想定タイムの三時間を切ってトランジションに戻ってきた。


(バイク90.1km)
2時間50分18秒  681位/1160人

バイクアップ。

2013アイアンマン70.3セントレア知多・常滑ジャパンpart3~プライド~

san


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