ゲーム1週間のDSは1700万本突破、ピカチュウ仕様も 「仮想東京」建設へ | ゲーム アンド エンタメ

ゲーム1週間のDSは1700万本突破、ピカチュウ仕様も 「仮想東京」建設へ


今週(2日~8日)は、DSの販売数が1700万台を突破、ピカチュウ仕様の黄色いDSが発売されるなど、DSの話題が相次いだ。新しい動きでは、IT企業のトランスコスモスが、07年内に「仮想都市」を建設する3Dのコミュニティーサイト「メタバース」のサービスを展開すると発表した。

 4日、エンターブレインが発表した5月のゲームソフト・ハード売り上げランキング(4月30日~5月27日)によると、ニンテンドーDSとDSライトを合わせた累計販売数が1700万台を突破したことが分かった。実にPS2の倍以上の普及スピードで、驚異的な勢いを改めて見せ付けた。

 DS大ヒットの中、ゲーム「ポケットモンスター」のキャラ「ピカチュウ」仕様のDSが抽選で発売されることになり、全国のポケモンの専門店「ポケモンセンター」などで応募を受け付けている。品薄が続くDSに、大人気ゲーム「ポケモン」という“究極のコラボ”で、子供たちの心をわしづかみにしそう。

 5日、トランスコスモスとゲーム会社のフロム・ソフトウェア、産経新聞社が、インターネット上に仮想の東京を作り上げるコミュニティーサイト「メタバース」を展開、07年内にテストを始めると発表した。デジタル地図データを元に、東京都内の主要駅周辺を再現するもので、発表会では渋谷109の映像が公開され、多くの報道陣が詰め掛けた。ビジネスで注目されるオンラインゲーム「セカンドライフ」との激突にも注目が集まりそうだ。