バッファローが電源コンセントで手軽に家庭内LAN

●無線LANとの組み合わせも可能な家庭用PLCアダプターが登場！

　バッファローは2007年4月上旬、家屋の電気配線を利用して手軽にLAN環境を構築できるPLC導入セットモデル（親機・子機）『PL-HDP-L1/S』と、増設用モデル（子機）『PL-HDP-L1』を発売する。
"PLC"（高速電力線通信）はLANケーブルの代わりに、家屋の電気配線と電源コンセントを利用して通信を行う通信技術。PCLアダプターを電源コンセントにつなげるだけで、手軽にLAN環境を構築できるのだ。また、PCLは電気配線を経由して通信を行うので、鉄筋一戸建て住宅や地下室など、無線LANの電波を遮蔽するモノが多い建造物やルーターとの距離が離れすぎてしまう環境でも、快適にインターネットを利用できるようになる。
『PL-HDP-L1/S』はPLC簡単導入セットモデルで、親機と子機が各1台入ったセットとなっている。親機は"電源コンセント"と"モデム"につなぎ、子機は"電源コンセント"と"PC"にそれぞれ接続するだけで、家庭内LANを経由したインターネット接続が行える。ドライバーやユーティリティーソフトのインストールは不要なので初心者でも安心なほか、無線LANアダプターと組み合わせて使用することも可能。なお、子機の増設も簡単で、親機と増設用子機の上面にある"SETUPボタン"を押すだけ。暗号化設定は機器間で自動的に行われるので、セキュリティー面もバッチリなのだ。