「プリザーブドフラワー」を飾る時はクリアケースにいれるべき？

Ａｌａｉｎ　Ｄｅｃｏ（アランデコ）　白鳥です。

お花のレッスンを静岡市鷹匠の「ＲdesignStudio」さん内のお部屋で行っています。

最近、「プリザーブドフラワー」を飾る時はクリアケースにいれるべきですか？

と聞かれることが多いので、コメントしてみますね。

結論からすると、どちらが正しい･･･ということはなく、

いろんなケースにあわせて、ケースバイケースと考えていくとよいと思います。

■ケースにいれるメリット：

プリザーブドフラワーをホコリから守ることができ、
劣化の原因となる湿気の変化も少なくなります。

お花の寿命も伸びて、より長くプリザーブドフラワーをお楽しみいただけるようになります。

プリザーブドフラワーは繊細なお花なので、
軽く物が当たってしまっても破損する恐れがあります。

クリアケースは強度もあるので、そのような不慮の事故からお花を守ってくれます。

また、プリザーブドフラワーを贈る際に、見た目が良いというのも大きなメリットです。

■ケースにいれるデメリット：

クリアケースはアクリル製で下敷きのような素材でできています。

透明度はそこそこ高いと思いますが、
やはり直接見るよりは質感がわかりにくくなります。

実際、フラワーデザイナーの中には、
「せっかくの質感が台無しになるから、クリアケースには入れて欲しくない。」
と考える人もいるほどです。

私もどちらかというと、プリザーブドフラワーはケースから出して飾る派です。

このほうがお花を近くで楽しめるような気がします。

■どっちが正解？

ケースにいれる　or　いれない。

どちらが正解ということもなく、そのケースバイケースで考えていくとよいと思います。

もともとプリザーブドフラワーはケースに入っていなくても、
すぐに劣化してしまうようなことはないです。

環境に気をつけて、たまにお手入れをしていただければ、
クリアケースに入れている場合とそれほど変わらず長期間観賞いただけると思います。

ホコリが気になったら、そっと息をふきかけて
ホコリを飛ばしてあげる程度で大丈夫です。

ホコリの多い場所や、お手入れに気を使いたくないという場合は、
ケースにいれて頂くとよいですね。

クリアケースがあるとスペース的に飾れない場所・
ホコリ等を気にする必要のないダッシュボードの中などに飾られる場合は、
ケースに入れずに飾って頂くとよいと思いますよ。

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