前回の記事を書いていて、初心に戻る事が大切だと・・。
モータースポーツ始めた頃って・・。
どんなだったっけ?
今思うと怖い物知らずだったな。
当時のラリーストはみんなそうだったと思うんだけど
基本的にシークレットコースを全開で走るんだから、怖いと思う人は
速く走れない。
だから、初見の道をいかにしてタイムロスしないように全開アタックするか、
って事を四六時中考えていたと記憶してます。
とりあえず、コーナーに入る前に車を横に向けて全開アクセルオンで進入する。
曲がり始めて思ったのと違う感じのカーブだったら失敗
出来るだけタイムロスを小さく車を前に進める。
みたいな事をずーっと、本当にずーっと考えていたなぁ。
駅までの徒歩の道はライン取りしてドリフト歩きしていたし
電車の中では外の景色(出来るだけ近くの看板)を見ながら動体視力を鍛えていたし
そんなだから、愛だ恋だと言う事よりも速く走る事だけを考えていて
ちょっと変な人と思われていたんだろうな。今思うと・・・。
速さを追求する為ならプライドも肩書きも関係ない。
自分より速い人が居れば、勉強させてもらうし
速く走りたいと研究熱心な人が居れば教え合って高みを目指す。
モータースポーツって、普段の生活から完全に離れて
そんな一つの目標に向かって切磋琢磨するってのが楽しいんだと思う。
そして、競技会で一度でも表彰台の真ん中に登ったら・・・
もうヤメラレナイ。
だって、世の中のどんな物事よりも気持ちの良い瞬間なんだもの。
あの感動と気持ちよさを味わうためだったら、どんな大変な事だってやる。
高い目標をもって、努力して、失敗してもまた復活して
2015年はうまく行かない事もあったけど、それも来年に向けて勉強だったと
思えるはずだ。
実は、モントレーリタイヤ後、車も凹んだけど、気持ちもかなり凹んでいました。
あれから2か月半。強がりを言うのもやめた。悔しいものは悔しい!
たまにはブログにも自分の弱さをさらけ出すのも良いかも知れない。
そのかわり、次の参戦に向けてまた前だけ見て、速く走る事だけ考えて行こうと!