通りすがりの映画評価ライターが体内時計がヨーロッパ時間の万年時差ボケと闘いながら、話題の超大作映画からひっそり隠れた映画まで劇場新作映画を、日本映画・外国映画・ジャンルを問わず、時にはキビシク、時にはやさしく簡素な内容で評価しています。映画鑑賞される際の参考になれば幸いです。
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November 23, 2009

犬と猫と人間と Dogs,Cats & Humans

テーマ:日本映画【あ行】
いのちをめぐる旅が始まる。

ともに生きる
犬や猫のこと
一緒に考えてみませんか?






新宿の路上で暮らすホームレスの姿を追ったドキュメンタリー「あしがらさん」の飯田基晴監督による、捨てられた犬と猫をめぐる事情を追ったドキュメンタリー映画だ。



長年捨て猫の世話をしてきた”猫おばあちゃん”から、「動物を大切に思ってもらえるような映画を作ってほしい」と依頼されたのが始まりだ。

空前のペットブームでペットビジネスも盛んなペット大国・日本。愛玩動物として犬や猫は飼われるが、人間の様々な事情により手放したり不法投棄される。そんな犬や猫は1日あたり1000匹近くが殺処分される。処理方法は炭酸ガスによる窒息死。まるでナチスによるユダヤ人虐殺のようだ。
行政や民間の施設の現状やボランティア活動する人々の姿と処分される犬や猫たちを追っている。

処分されようとしている犬の眼差し、麻酔を打たれる猫、野良猫の避妊手術での取り出した子宮と目を背けたくなるシーンはショッキングだ。
お年玉を使い捨てられた犬を世話しながら里親探しをする小学生たちの姿には胸がしめつけられた。


日本と違うイギリスのペット事情は興味深い。
やんちゃな白犬のしつけや愛護協会を気ままにうろつき犬たちにちょっかいをかける猫の姿は重苦しい雰囲気を和ませてくれる。


”殺処分0”というのは難しいだろが、人間のエゴで捨てたりすることがなくなれば”殺処分0”に近づけることはできるだろう・・・


評価:★★★★★


監督:飯田基晴
出演:神奈川県動物愛護協会の犬猫たち・・・他
製作国:日本
配給:東風

【犬と猫と人間と】
http://www.inunekoningen.com/


評価・紹介No.:2009-245


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