後天性ミトコンドリア病 | 頭痛 あれこれ

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 「慢性頭痛」は私達の日常生活を送る際の問題点に対する”危険信号”です。
 このなかで「片頭痛」は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。
 慢性頭痛改善は、「姿勢」と「食生活」の改善がすべてであり、「健康と美容」のための第一歩です。

 ミトコンドリア病は大きく分けて2種類あります。
 先天性ミトコンドリア病と後天性ミトコンドリア病です。
 先天性ミトコンドリア病は、稀な病気です。
 これは、生まれつきミトコンドリアの働きに不具合があります。
 後天性ミトコンドリア病は、ほとんどの現代病に当てはまります。
 水や食生活、放射能汚染や環境汚染、有害物質の蔓延などや酸素不足などを原因として、後天的に発症するミトコンドリア病です。
 後天性ミトコンドリア病とは、何らかの原因でミトコンドリアDNAが傷つくことによって、身体が”酸化”していく全身病なのです。

 ミトコンドリア機能異常は、ガン・糖尿病・筋萎縮性側索硬化症・パーキンソン病・アルツハイマー病・心臓病・腎臓病・動脈硬化・神経変性疾患・筋骨格系障害など、様々な病気を引き起こします。
 現代病のほとんどが、後天性ミトコンドリア病なのです。


 ミトコンドリアを治すものが”病気を制する!”のです。
 この事実は、医学界では何十年もタブーとされてきました。
 オットー・ウォーバーグがワールブルグ効果(がん組織では、ミトコンドリアでの酸化的リン酸化が低下し、酸素がある状態でも嫌気性解糖系でのエネルギー産生が主体である」という現象)を発表した時には、この事実がわかったのですが、製薬会社や医者の利益を守る為に封印されました。
 医学界が改心して、この事実を公表する可能性は低いでしょう。
 これからも色々な病名をデッチ上げて、病気の根本原因をわかりにくくさせるでしょう。

 病気とはミトコンドリア病による人体の”酸化現象”です。
 この事実さえ押さえておけば、医学界に騙されにくくなると思います。


 後天性ミトコンドリア病とは、馴染みのない病名ですが、これは”ミトコンドリアの機能が低下する病気”です。今までは、先天性の病気(”遺伝的疾患”)として考えられていましたが、現在は後天的な発症や、薬による副作用で発症することが証明されています。


 片頭痛は、現在では学会を主導される方々は、原因不明の”遺伝的疾患”とされていますが、片頭痛は後天性ミトコンドリア病と考えるべきものです。すなわち、”ミトコンドリアの機能が低下する病気”です。


 しかし、現在、片頭痛は、原因不明の”遺伝的疾患”とされています


 ミトコンドリアを治すものが”病気を制する!”とされています。
 しかし、この事実は、医学界では何十年もタブーとされてきました。


 これまで述べて来ましたように、ほとんどの現代病は、後天性ミトコンドリア病と考えられ、全世界では病気の90 %は活性酸素が原因とされています。
 活性酸素はミトコンドリアがエネルギー産生を行う際に必然的に生み出されてくるものです。従来から、片頭痛はミトコンドリアの機能低下によって起こる頭痛とされて来ました。
 にもかかわらず、学会を主導される方々は、この事実は、医学界では何十年もタブーとされてきたことから、片頭痛がミトコンドリアの機能低下によって起こる頭痛であるとは、一切、考えることはありません。
 学会を主導される方々は、日本にトリプタン製剤が導入される直前からトリプタン製薬メーカーと二人三脚で、手を携えあって、頭痛診療および研究、啓蒙活動を推進し、「国際頭痛分類第3版β版」を絶対的な基準とし、ガイドラインまで作成して、片頭痛そのものが永続的に存在する基盤を作り上げ、製薬メーカーとのスクラムは強固であることから、片頭痛はミトコンドリアの機能低下による頭痛と考えられ、病気の原因の90%が活性酸素とされていようとも、このようには一切考えることがない理由がここに存在します。
 このことは、製薬会社や医者の利益を守るためには、このような姿勢を堅持する必要がありました。といいますのは、頭痛研究を行っていく際には製薬メーカーの支援なくしては成り立たないからです。
 こうしたことから、学会を主導される方々は、国際頭痛学会が作成した世界的に権威あるものとされる「国際頭痛分類 第3版β版」を頭痛診療および研究の絶対的な基準とし、片頭痛という辛い頭痛をトリプタン製剤が劇的に緩和されたことから、片頭痛の病態・発生機序(おこり方)はすべて、トリプタン製剤の効き方から説明されてきました。
 世界的に権威あるとされる「国際頭痛分類第3版 β版」は、トリプタン製薬メーカーおよびトリプタン御用学者が作成したものです。このため、片頭痛はすべてトリプタン製剤との関連からしか考えることはありません。
 こうしたことから、片頭痛はいつまでも原因不明の”不思議で・神秘的な””遺伝的疾患”のままであり続けることになっています。
 このように、現在では、片頭痛は、原因不明の”遺伝的疾患”とされ、一生、お付き合いすべきとされ、高価なトリプタン製剤と予防薬の併用を行う「薬物療法」がすべてとされ、”片頭痛の治療体系”は既に確立されたとして、片頭痛治療は頭痛の緩和・減少させることだけを追い求め、片頭痛の根治させるといった大それた考えはされることはありません。
 このようにすることによって、医師は、片頭痛患者さんは一生に渡って高価なトリプタン製剤を処方できる”ドル箱”のような金を生む患者であり続け、製薬メーカーにとっては片頭痛が不治の病とされることによって笑いが止まらない市場となります。このように、利害が一致することで万々歳ということです。このような姿勢は今後とも貫かれていくものと思われます。

 トリプタン製剤は確かに鎮痛効果は優れています。しかし、これをいくら飲まれたからといって、片頭痛そのものは根本的に治ってしまうことはありません。大半の方々は、一生、トリプタン製剤のお世話にならなくなっているのが実情で、逆に、片頭痛そのものが慢性化していく方々が3割前後おられます。
 トリプタン製剤は、1錠1,000円もする高価なものです。これを一生飲み続けることを想像して下さい。恐らく、車1台が買えたり、蔵が1軒建つかも知れません。
 片頭痛は、生活習慣病とも考えられることから、特効薬を飲んだからといって直ぐに治るようなものではありませんし、特効薬などはありません。
 今後とも、新薬が開発されようとも、このような薬が開発されることはありません。

 学会がこのように考えているため、自分で工夫して治すしかありません。
 

 ここまで、ご覧になられてお気づきと思いますが、片頭痛を治すということは、「健康と美容」が約束され、さらに生活習慣病、ガン予防になり、最終的には認知症予防にも繋がっていくことになります。将来の健やかな長寿社会をつくっていくための”基礎”となるのが、「片頭痛治療」です。


 以上のように、片頭痛は現在では、ミトコンドリアの機能障害による頭痛と考えられています。このように全身性の”機能性頭痛”と考えられています。
 そして、このような考え方から下村先生はMBT療法を行い、9割前後の方々が片頭痛を改善させ、さらに分子化学療法研究所の後藤日出夫先生は「3つの約束」を提唱され、着実にその有効例を集積されておられます。
 こうした臨床成績は、片頭痛がミトコンドリアの機能低下による頭痛であることを臨床的に実証・証明するものです。


 私達は、このような”狭間”のなかに置かれていることを認識しておかなくてはなりません。
 発作時の一時逃れのためにトリプタン製剤を服用されて十分満足と思われれば、それもよいかもしれません。しかし、根本的に治す方法もあることを知っておくべきです。頭痛地獄に陥らないとも限りませんから・・

 私達の将来は、製薬メーカーのためにあるのではないということを肝に銘ずるべきです。私達は、自分で自らの進むべき道を切り開くしか残された道はありません。