シーサイドベンチ・シンポジウム① | 溶接職人JINの「ものづくり」放浪記

シーサイドベンチ・シンポジウム①

先週の20・21日の2日間
若洲海浜公園で開催された「シーサイドベンチ・シンポジウム」の
様子です。



両日とも天気に恵まれて(恵まれすぎ?)
青空のもと無事に開催されました。



「若洲海浜公園」には今回初めて行ったのですが、
「東京都内に、こんなに自然溢れた素晴らしい公園があったのか!!」と
第一印象で思ってしまったくらい本当に素晴らしい公園で、
あまりの広大さと自然の豊さに何よりビックリしましたよ。



「海浜公園」というだけあって、目の前が海・海・海!!
公園の芝生に腰を下ろして対岸を見ると、
葛西臨海公園や東京ディズニーランドが見えて、
お台場とは違った、最高のロケーションなんです。



学生時代にこの公園の存在を知ってたら、
そりゃ~かなりポイント高いですよ!!



かなりマジで悔いが残ってますあせる








さて、今回の「シーサイドベンチ・シンポジウム」には、
公募によって選ばれた14名のアーティストによる
様々なデザインの「ベンチ」が公園内に設置されているのですが、







どの作品も完成度が高く、またデザイン的にも、
見るのが楽しくなってしまうモノであったり、
格好いいモノであったりと、ベンチの枠にとらわれず
作品として楽しめるモノばかりです。





このような芝生が、一面に広がってます
真ん中に見えるのは、作品の「さかなのベンチ」です。




そして、これが僕の作品「KAKEHASHI」です。
今まで製作行程を見てもらっていた球体が
ベンチの脚の部分になっていて、
座面の「木」の部分を、並木木材さんで作っていただきました。











この「KAKEHASHI」という作品タイトルの由来でもあるのですが、
ステンレスの球体が「地球」をイメージしてて、
自然の象徴であるの「木」と共存することの大切さを表現する為に
ベンチの座面「地球」と「自然」との「橋渡し」をしているという
意味なんですよ。







な~んて、ちょっとアーティストっぽく語ってしまいました(笑)





職人なのに!!






もともとは何もかかった所から、
たくさんの人達の協力によって、一つの作品(製品)を作り上げて行く。



それが僕達職人の世界なんですが、
こうやって作品が完成して、たくさんの方に見てもらえるという事は、
やっぱり嬉しい事だし、
今まで作ってきた努力が報われる瞬間でもあるし、
なにより「ものづくり」の楽しさが一番感じられる時間なんです。








これらの作品は、8月末まで「若洲海浜公園」内に設置されていますので、
興味にある方はぜひとも見に行ってくださいね!!



実際に作品に座れるので、
作品に座りながら、「若洲海浜公園」の自然を感じてみてはいかがでしょうか?



若洲海浜公園の行き方は→こちら