心をつなぐ日英通訳&英語コーチの片桐美穂子です。
昨日、久しぶりにフェイスブックをのぞいたら、私のフレンドが何人も何人も、あるストーリーをシェアしていました。飛行機の機内の写真付きの英語のストーリです。
そして、多くの人が「いいね!」をクリックしたり「見事!」「感動!」というコメントをつけたりしています。
読んでみると、ストーリーはこんな出だしでした。
――――
This really happened wow
A 50-something year old white woman arrived at her seat and saw that the passenger next to her was a black man.
Visibly furious, she called the air hostess.
"What's the problem, ma?" the hostess asked her
"Can't you see?" the lady said - "I was given a seat next to a black man. I can't seat here next to him. You have to change my seat"
(これは実話です。50代の白人女性が飛行機の座席に着き、隣の席が黒人の男性だと知りました。
見るからに腹を立て、女性はフライトアテンダントを呼びました。
「いかがなさいましたか?」フライトアテンダントは尋ねました。
「見てわからないの?」と女性は言いました。
「私は黒人の男の隣に座らせられているのよ。隣に座るなんて無理だわ。別の席を探してちょうだい」
読んでいるうちに、この話をどこかで聞いたことがあると思い出しました。そう!ブログ
にも書いたことがありました。この本の中のAwful Passenger (ひどい乗客)というストーリーです。私は朝活で使いました。
どんどん読める心温まる 英語で泣けるちょっといい話/著者不明
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英語の表現は違いますが、ストーリーも結末も一緒。
前からあった話なのに(作者不明のようです)、ちょっとしたことがきっかけで、人から人へどんどん広まっていく様子にSNSってすごいなとしみじみ(良くも悪くもです)。 コメント欄で、ちょっとした論争も起きていて、この広がりがどう収束するのかにも興味があります。
このストーリーに出てくるフライトアテンダントの対応は確かに機転が利いていると思いますが、感動とは少し違うというのが私の感想。
このストーリーを朝活に選んだのは、朝から感動とは言え、泣いてしまう話ではない方がいいと思ったこと。そして、結末の意外さが面白いと思ったからです。(朝活参加者の感想はいろいろで、「予想通り」という人と「意外!」という人と両方いました) 興味がある方は、是非本を読んでみてください。
タイトル通り、この本「英語で泣けるちょっといい話」には感動して思わず涙してしまうようなストーリーが20話収められています。
TOEIC400以上が対象の簡単な英文でサクサク読むことが出来るので、ペーパーバックでは難しすぎる人におススメです。CDもついています。
そして、感情に強く訴えかけてくるストーリーが多いので、英語表現や、単語が心に残りやすいと思います。感情が揺さぶられたときのことを人はなかなか忘れませんから、そのことを知っていれば、英語覚えたい時に活用でしきます。是非読んでみてください。本当に涙が止まらないストーリーもありました。
では、今日の一言英語は、例の白人女性とフライトアテンダントが出てくるストーリーの最後の一文を。皆さんはどんな結末だと思いますか?
【今日の一言英語】
At that point, the surrounding passengers stood up and cheered while the man walked to the front of the plane.
(その瞬間、周りの乗客は立ち上がり、男性が機内の前方に歩いていくのを歓声で見送ったのでした。
「どんどん読める 心温まる英語で泣けるちょっといい話」アルクより
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