シャネル レキャトルオンブル 34 エクロジオン | 全てのコスメは美に通ず

シャネル レキャトルオンブル 34 エクロジオン

今季のシャネルのSpring Collection、"HARMONIE DE PRINTEMPS"は、
どれも好みな色で使い易そうなアイテムばかりだなぁとは思ってたのですが、
割と無難なピンクやベージュ系で、どれもなんとなく持っていそうな感じ。
故に購買意欲があまり湧かずに、今回の札幌でのお買い物でも、
シャネルではアイシャドウブラシだけ購入してくるつもりだったのです。


しかーし!


私がそれだけで済むわけもなくw


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シャネル レキャトルオンブル #34 エクロジオン


最も「無いな~」と思っていたレキャトルのエクロジオンを買ってしまいました。
レキャトルオンブルは最近はほぼ毎回チェックして、かなりの高確率で入手していたのですが、
エクロジオンはどちらかというと苦手なピンクオレンジ系(に見えた)。
しかも、なんとなく腫れぼったくなって苦手意識のあった#79スパイシーズに似ていたこともあり、
完全にノーマークだったんです。
ところが、カウンターでお目当てのブラシの会計の際、いつもの如く?BAさんに、
「良かったらこちらの新色をご覧になってお待ち下さい」
と新色の入ったトレーを出され、お言葉通り物色していたら、途端にエクロジオンが気になり出した私。
早速購入したのと同じブラシを使ってタッチアップしてもらうと、
思ってたのとちょっと違った好みの仕上がりになったので、こうして購入してしまいました。


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なんか全体的にぼやっとした感じに写ってしまいましたが、
実物はもう少しメリハリのある、ベージュ~ピンク~プラム(ワイン)のパレットです。
色の感じは一番最初の写真の方が近いかも…。
右上から反時計回りに、
A.ゴールド系ラメ(良く見るとグリーンぽいラメ入り)
B.サテンのような質感のサーモンピンク
C.ミルクティベージュ
D.ワインカラー
といった4色の組み合わせ。
この中で最も危惧していたのはBのサーモンピンクが腫れぼったくなりそうだなぁという点です。
ところが、このサーモンピンクは良い意味で白っぽいパステルピンクに発色するので、
付け過ぎさえ注意すれば腫れぼったくなる心配も無く、
かつ、入れ方にも寄りますが私がカウンターでやってもらった付け方だと、
Dのカラーが結構効いてどちらかというとワイン系のアイシャドウパレットのように感じました。


それぞれの色を腕に付けてみました↓↓↓


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分かり難くてスミマセン…。
最近私が購入したレキャトルの中ではかなり薄付きな部類に入るかと。


Aはゴールド系ラメで、良く見るとグリーンのピグメントも入っています。
こういったラメってレキャトルでは珍しいなぁと思いました。
ベースカラーというよりは、ハイライトや後から煌めきを足すのに丁度良いカラー。
Bはサーモン系のピンクで一見腫れぼったくなりそうな色ですが、
実際瞼に付けると割と明るいパステルカラーで赤味はあまり出ないので、
ほんのりニュアンス程度に春らしい温かみをプラスしてくれる色です。
Cはヌーディなミルクティっぽいベージュカラー。
アイホールの窪みを強調したり、下瞼に入れることが多いかな。
Dは個人的にこのパレットの要と言っても過言ではないワインカラーの締め色です。


付け方はそれこそ色々あるかと思いますが、ここではBAさんに付けてもらったやり方を紹介したいと思います。


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まずは、一緒に購入したグラン パンソー ポピエール ドゥスール#25(Large Eyeshadow Brush)で、
Aのゴールドラメを眉下と、瞼全体にふんわりと入れます。
この際、ブラシを横に滑らせるとあまりラメが付かないので、
あくまでポンポンと置くようなイメージで付けるのがミソです。


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同じく一緒に購入したプティ パンソー ポピエール#15(Small Eyeshadow Brush)で、
Bのサーモンピンクをアイホールの目頭側から目尻側に向けて入れます。
一応この写真の疑似瞼では左が目頭側のつもり。
この時、しっかり重ねてきちんと色が出るようにする代わりに、
あまり広げ過ぎないようにするのがポイントです(広く入れ過ぎると腫れぼったくなるので)。


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Dのワインカラーは、カウンターでは細いチップを使って入れてもらったのですが、
チップは使い慣れていないので、私は手持ちの手頃なブラシを使っています。
なんとなくですが買ったばかりの白鳳堂のG5511が大きさやコシが丁度良かったので、私はそれを使用。
目の際と、アイホールの目尻側から目頭側にかけて広げ、②で入れたサーモンピンクと縦割りっぽくします。


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そして、ここで同時発売だったスティロユーの#85グルナをアイラインとして目の際に、
Cのミルクティーのようなベージュを下瞼に引き、
最後にAのラメを、グラン パンソー ポピエール ドゥスール#25で瞼の中央に重ねます。
その肝心要のグルナはこちら↓↓↓


$全てのコスメは美に通ず-レキャトルオンブル 34、スティロユー 85

実はカウンターでは、グルナは手持ちのアイライナーで代用できるかなと思って購入しなかったのですが、
これが大きな間違いでして、家でいくらやってみても、あの時BAさんにやってもらったような、
憂いのある色気のようなニュアンスが出せないんです。
Dの色を水溶きにしたらいくらか近付いたけど、赤味が足りなくてなんとなくぼやける感じ…。
あぁ、やっぱりこれはグルナが必要なんだ…と、後日慌てて注文しました。
グルナは赤味のあるワインとかプラムのようなカラー。
パープルでもなくブラウンでもなく、本当に絶妙な色で、
これを引くことによって、エクロジオンのほんわかした色がピリッと引き締まるんです。
でも赤味があるから眼差しはやわらかなまま。
実はこれが初スティロユーなのですが、色はもちろん書き心地や使い勝手もすごく気に入っています。
うん、当然他の色も欲しくなるよねw


以上の付け方だとワイン(プラム)カラーが効いて、春というよりは秋っぽくちょっと大人の印象になるのですが、
もっと春っぽく可愛らしくしたい時は、Bのサーモンピンクをメインにして、
Dのワインを細めにすると良いかと思います。
合わせるチークやリップはやっぱり同時発売したブラッシュ オリゾン ドゥ シャネルや、
ルージュココ(シャイン含む)が良いのでしょうが、
私はそれらは購入しなかったので、手持ちの似た色のアイテムを合わせることが多いです。
しばらく寒色系のアイメイクとそれに合うチーク&リップメイクをしていたので、
久し振りにこんな春らしいメイクをしてとても新鮮な気分。
そう言えばアイシャドウに関しては、春の新色はこのエクロジオンしか買ってないことに気付いた。