ハサミを買ってハサミを貰う | モノとコト

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シンプル&スマートに生きたい願望と物欲との矛盾に苛まれる私の日々のひとりごと
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scopeさんでフルッタ等購入した際、ずっと気になっていたこちらも購入しました↓

 

 

フィンランドの老舗刃物メーカー、フィスカルスのクラウス・ハーパニエミデザインのハサミです。

既に廃盤となっている商品で、こちらはscopeさんが別注したもの。

買えるのはおそらくscopeさんの在庫限りだと思われます。

 

思えば今までハサミについて深く考えることなんてありませんでした。

恐らく多くの人がそうだと思います。

私も、これまでの人生で使ってきたハサミなんて百均かせいぜいホームセンターの数百円のもの。

 

今まで使っていたのは、

①キッチンで使っているもの(夫が持ってたもの、多分百均)

②リビングで使っているもの(学生時代にホームセンター辺りで買った物)

③クローゼットに常駐させているもの(百均、クローゼットにハサミは意外と便利なのでお勧め)

④仕事に持って行っているもの(百均の7年もの)

の4つです。

 

どれも何の拘りもなく、切れれば良いの精神で使い続けているものばかり。

まぁそうかもしれません。

ところが。

そんな私が、フィスカルスのハサミをscopeさんで知ってからは俄然気になる存在となりました。

たかがハサミをこんなにカラフルでオシャレにデザインしてしまうなんて!

 

1日のうちでハサミを使う頻度は意外に多いもの。

私もどれかしらのハサミを毎日必ず手にします。

そんな使用頻度の多いものこそ、拘って好きなデザインのものにしたら、日々の暮らしがより豊かで楽しくなるのではないかと思ったのです。

ついつい百均辺りで済ましてしまいがちな日々の道具。

また最近の百均はクオリティーが高いから尚更そうなりがち。

だって実際のところそれで十分なんですもの。

でもそんな使用頻度の高い日々の道具こそ、ちょっと拘ってみるのも良いものだなと思いました。

 

例えば職場で必要不可欠なハサミ。

結構乱暴に扱うし、傷みも激しいことも有って今までは百均で済ませておりました。

でもそこを、敢えてちょっとお高めでデザイン性の優れたお気に入りのハサミにしてみると…。

完全に自己満足なのだけれど、仕事がちょっと楽しくなる。

持ち手の柄が目に入る度、

「誰か気付いてくれないかな~」

なんて期待する(もちろん誰も気付かない)。

 

こちらのハサミは大きさが2種類あって、

M : 約W70×D170mm (刃渡り70mm)
L : 約W80×D215mm (刃渡り95mm)

となっております。

私が使っているハサミは全てMサイズ程度なのでMのみで良いかなとも思ったのですが、Lサイズも1個あったら便利そう…。

なんて迷っていたのだけれど、こちらのハサミ、両サイズ共omk対象になっているのですよね。

と言う訳で、他にも色々欲しいものがあったこともあり、Mサイズを購入してLサイズをomkでゲットする作戦に打って出ることにしました。

こんなことが出来るのもscopeさんならでは。

ただ、ちょっと前まではMサイズが7omkでLサイズが8omkだったのに、最近Mサイズが8omkのLサイズが10omkとハードルが上がってしまったのが悔いです…(´・ω・`)

ま、それでも頂けると言うだけ十分有難いのですがあせる

 

そうして我が家にやってきたフィスカルスのハサミ。

 

 

実物は想像以上に素敵過ぎて完全にノックアウトされました。

と言うかパッケージまで可愛過ぎて大真面目に捨てられない…。

ちなみにこのパッケージ、破かないように開ける為2日がかりで四苦八苦したのは私だけ?

 

フィスカルス社は前述の通りフィンランドの有名老舗刃物メーカー。

1649年から350年以上続いているというのだから驚きです。

日本で言うと徳川家光の時代!

ちなみに、フィスカルスだかフィスカースだかは不明。

元はフィンランドの地名Fiskarsに由来しているそうです。

scopeさんがフィスカルスと表記しているのでそれに倣うことにします。

 

フィスカルスのハサミと言うと、一般的には持ち手がオレンジのものが有名のよう。

他にもムーミンの柄があってお土産に人気みたいです。

確かにムーミン柄、可愛い。

でも個人的にはやっぱりこのクラウスさんデザインのがど真ん中なんです。

今風に言うと、

「きゅんきゅんくる」

的な(笑)?

正直最初に見た時は、

「ちょっと派手かな~」

なんて思ったのにね。

使われている全ての色が所謂ブルーベースカラーでまとめられているから色数の割には落ち着いて見えるのかな。

見れば見る程惹かれて好きになっていくのです。

北欧(特にフィンランド)のものはそのパターンが多いような気がします。

 

小さい方(M)↓

 

 

リビングやキッチンなど、あらゆる場所でちょっと使うにはコンパクトで丁度良い大きさです。

指が1本しか入らないので(小指&薬指なら2本)、長時間の利用には不向きかもしれませんが、日常ハサミを使うシーンと言えば食品のパッケージを開けたり、タグを切ったりする程度ですから無問題。

常にハサミを携帯しないとならない職場(どんな職場だっていう)にもコチラかな~。

 

大きい方(L)↓

 

 

こちらは裏の柄が少し違うんです(Mは同じ)↓

 

 

こちらは大きい方に指が4本入りますから、長時間使っても疲れ難いと思います。

力を入れたい時もこっちの方が良いかな。

 

 

とりあえず1本はキッチン用としてカトラリーケースに収納してみました。

目に入る度にテンション上がる~( *´艸`)

 

こんなおもちゃみたいな見た目ですが、肝心の切れ味は抜群なのでご安心を。

そこはフィンランドの老舗刃物メーカーのロングセラー品ですのでさすがなもんです。

ちなみに、合わせ部分のねじをマイナスドライバーで締めたり緩めたりすることによって固さを調節できるのも地味に感動しました。

 

もはや家中のハサミを全てコレに変えたい衝動に駆られており、一生このハサミを使いたいという願望すら湧いています。

という訳で在庫あるうちにと追加購入してしまいました。

しかもまたまたomkでも注文するって言う(笑)。

そのぐらい気に入っています。

scopeさんの言葉を借りるなら、クラウスのハサミ、まさに”中毒性アリ”です。