はじめての中学受験 宮本毅著 | Books Kimura のブログ

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読書日記を中心に日頃気づいたこと、思ったことをつづった日記です。

今日は、宮本毅さんという


個人塾を経営している方がお書きになった


「はじめての中学受験」を読みました   チョキ



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宮本さんは、武蔵中学・高校、一橋大学を卒業した後、


長年大手進学塾で講師をされていたらしいです。


現在は、東京の吉祥寺で個人塾を経営している


熱血先生なのだそうです  グー


宮本先生のモットーは、「すべての子どもに自発学習を !!」  だそうです。



この本では、親御さん達が誤解がちな12項目のことがらについて


くわしく解説してあります。



そのなかで、私が印象に残ったところを、自分なりにまとめてみると・・・


① 国語で重要なのは速読ではなく、精読力


② 重松清、小川洋子などが中学入試でおなじみ


③ 国語力は、「親子の対話」が大事 

  (つまり双方向のコニュニケーション)

  子どもとの会話に、オチを求める


④ 短文づくりが国語力をupさせるのに役立つ


⑤ 「歴史の流れ」を学ぶには、歴史マンガが有効 「中学入試まんが攻略BON!歴史 上下巻」


⑥ 睡眠中に「記憶の再構成」が行われ、記憶が整理整頓される (心理学者ワグナー)


⑦ 子どもの発達心理(心理学者ジャン・ビアジェ)の段階を考慮すると、

   11歳から形式的・抽象的な思考が可能

  (子どもの脳の発達段階に合わせた教育が必要)



「常識と思われていることでも、ホントは意外と違うんだよ !! 」 的な内容を


著者の方の独特の熱い メラメラ 語り口で書かれており、


一読の価値があるとおもいます。