三宝湯(だいどう豊里)
外見は普通でも中はスゴイ!
(たぶん)大阪一、おしゃれな庶民派銭湯で匠の技に驚愕せよ。
この日は、スイム&ランで2時間ほど体を動かし、大阪経済大学近くにある「三宝湯」にゴールイン。
入り口及び外観はいたってフツーの庶民派銭湯。
しかし、一歩、中に入ると、ヾ(@°▽°@)ノ
そこには、昔ながらの銭湯の雰囲気を残しつつ、アジアンリゾート風にアレンジしたおしゃれで機能的な空間が広がっているのです。
実は、ここ「三宝湯」はリフォームの匠として番組に出演したこともある前出英子さんが入り口とレストコーナーをリフォームしたという銭湯なのだ。
なんと、休憩室に置いてある雑誌は、「週刊ポスト」ではなく、おしゃれ主婦御用達の「VERY」である。
かつて、大阪の風呂屋に「VERY」が置かれたことがあろうか。いや、ない。まさに大阪銭湯界の革命の志士である。
前出英子さんとは、一度だけ、番組でご一緒させていただいたことがある。ご本人もいたって飾らない感じの普通のおばちゃん。でも、その美的センスと的確なアドバイスには舌を巻く思いであった。
まさに「三宝湯」も前出先生も、見た目は普通だが、中はスゴイ!のだ。
脱衣場も、昔ながらの雰囲気を壊すことなく、「今」っぽくリフォームされている。
浴場内の雰囲気は、よくある町場の銭湯。設備もかなり充実している。
真ん中に電気風呂、ぬる、熱、3つの主浴槽。さりげなく、炭が袋に入れて沈めてあるのも嬉しい心配り。
奥には寝風呂式と座り式タイプのジェット風呂。座り式は腰と同時にふくらはぎを刺激してくれるタイプなので、ランナーにもgood。スチームサウナもある。
2階には露天風呂と水風呂、サウナ。
サウナは有料でバスタオルをフロントで借りるタイプなのだが、珍しいのは自宅からバスタオルを持ってきた場合は、無料で入れること。
太っ腹である。
水風呂がキンキンに冷えていたのが、印象的。
せっかくなので、帰りには、アジアンリゾート風の休憩室で「大阪サイダー」を飲む。
贅沢な時間~~~
ただ・・・・落ち着きすぎるシャレた空間ゆえ、逆に落ち着かないという何とももったいないことになっている。
結局、炭酸を一気に喉に流し込み、退散。
早々に立ち去る私を「VERY」の表紙モデルが、微笑みで見送っていた。
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「三宝湯」
住所:大阪市東淀川区大隅2-7-21
営業時間:15:00~24:00
定休日:第1、3、5水曜日(ホームページなどでは、「毎金」になってますが、現地乃表示ではこのようになってます)
オススメランニングコース:神埼川左岸(なにわ周遊自転車道)