雨の日曜日
本来は長野県オートパーククワにてFEVHOTS後半開幕戦でしたが…
お天道様には逆らえず久しぶりにゆっくりさせて頂いています
休める時に休んどかなきゃね
さてフラットトラックには「マイル(約1600m)」「ハーフマイル(約800m)」「ショート(約400m)」
そして「TT(右ターン&ジャンプ有り)」の4タイプが有ります✋
茂木のショートトラック無き今、日本には超超ショートの
約200mのトラックが最大です
私がUS参戦してから茂木が出来て走ったのはたった2回のみ
帰国時のトレーニングはこれまた今は無き桶川スポーツランドさんの
超超ショートトラックにてXR100でさせて頂いていました
向こうでトップカテゴリーのGNC/サポートクラスではほとんどがハーフマイルとマイル
アメリカンたちも「やっぱりマイルは特別」と口を揃えます
身の危険を真剣に感じました
当時はレーストラックでプラクティス出来るなんて無かったので
レース前の4laps X 2のプラクティスが、そしてその後のヒート、そしてメインが全ていい経験
でも中々インプルーブしない自分のライディング…
マシンのセットアップも分からないしリアスプロケット1T違いが大きな違いを産み
アクセル全開のままターンインするけど横へスライドさせ過ぎるとオーバーレブでエンジンにダメージを蓄積させ
ドラフト(スリップストリーム)の使い方、そしてそれを想定したレシオ設定
そしてそして1マシンエントリーだとそれをメインまで持たせる走りで
持たせるだけで無くて「勝負」出来る状態に温存して
ヒートを勝ち抜かないといけない…
勉強しなきゃいけないことが多過ぎるのにシートタイムは上記通りレースの時だけ…
そして同じトラックを走るのは1年に1回のみ
2年目、3年目に「やったーっ知ってるトラックだあーっ
」って思っても
走り出すと記憶と全然違う
当たり前ですが路面はダート、その年によって天候により
トラックの仕上がり具合は全く異なりトラックが異なると
だから私は寝ている時以外全ての時間を使ってレースの事だけを考え続けていました
全くストラテジーの違う此れまで培ったショートトラックのライディングスキルを1度完全に捨てて
常に常に常に
その甲斐が実り出したのは数年後、サポートクラスの883でですが
開幕してからの最初のマイル、スプリングフィールドマイルで
プラクティスでですが現#42ブライアンをターンでアウトからまくり彼に
「冬の間にジャパンでどんなトレーニングしたん
」って言わしめて
もちろん日本ではマイルのトレーニングなんて積んでいません
アタマの中でグルグルグルグル周ってただけです
全開でターンインしても「前へスライドさせる」走りを
出来る様になりエンジンを労わりながらヒートを勝ち抜き
メインへのフロントローを確保する
そんな走りが漸く出来出して来たのです
でもね彼らトップライダーたちは例えサポートクラスでも
2台3台のマシンを持ち込んでいてプラクティスだけで使うマシン、
そしてヒートから使うマシン(ヒート以降マシンチェンジはバックロー行きになります)を
分けてエンジン温存してんのよぉ~
ってここまでしないとマイルでは勝負に上がれない
でもソコまで思い込んだマイル
やっぱり特別なんですよね~
前回のブログに引き続きフラットトラックはめちゃくちゃシビアなんですってこと
もっともっと少しでも知って貰いたいのでインサイドストーリー
See you guys soon!!