この前、クラブで話題が「怖い話」にうつりました。

ホラー大好きな(でも怖い話を聞いた後は一人でトイレに行けない)私はノリノリで参加したわけなんですが。

「ホラー映画の話」が一段落して顔を出したのが、「ほのかに怖い童謡の話」でした。

メジャーなところで、『かごめかごめ』や『花いちもんめ』など。

もう、こうなっては童謡が気になって気になって夜も眠れない。


そんな感じで、怪談にはかかせない「童謡」について調べる為に借りてきたのが、この『案外、知らずに歌ってた童謡の謎』です。

全部で18曲の童謡について書かれています。


で、まず気になったのが『赤い靴』。

童謡なのに陰鬱なメロディーのこの曲は、確かになんか怖い。

でもこの童謡にこめられていたのは、怖い話なんかじゃなく、実在した女の子の悲しい運命の話でした。


あと、『赤鼻のトナカイ』は、悲しいながらもいい話でした。ほっこりしました。


それと『ロンドン橋』。マザーグースきたあああ!!!

思えば、奇妙な歌ですよねぇ。

橋について

「土で作ればいいんじゃね?」→「そんなん流されるし」

「じゃあ鉄で」→「それじゃ折れるから」

「なら金と銀で作りゃいいだろうが!」→「盗まれるわ!!」

っていう不毛なやりとりの歌。それが全部同じメロディーで淡々と歌われているのが、不気味っちゃ不気味。

まあ、この歌が作られた背景(あくまでも推測ですが)には、血なまぐさい歴史があったわけですが。


まあ、とりあえず気になった童謡を3曲だけさらっと取り上げました。

次はマザーグースについて考察している本なんか読みたいですね。



ここからは全くの余談ですが、そう言えば小学校の時の修学旅行の夜も、消灯後の怪談の時間(お約束!)で、「怖い童謡」が取り上げられていました。

その童謡こそが、『通りゃんせ』。いろいろな説がささやかれている、「怖い童謡」の定番です。

その『通りゃんせ』について、私と友達の会話。


私「何で『行きは良い良い』なのに『帰りは怖い』ん?」

友達「さあ?露出狂とか出るからちゃう?」


そりゃ、怖いけども。なぜ 怖い=露出狂。


というわけで(?)、『案外、知らずに歌っていた童謡の謎』でした。

帰り道の露出狂にはご注意を。