佐藤優子のブログ〜音楽奮闘日記〜

佐藤優子のブログ〜音楽奮闘日記〜

山アリ谷アリ、音楽と共にどこに行くのか。。。結果的に行きたい所に行ければまあいっか!!

2020年3月13日 19:00
サントリーホールオペラアカデミー修了生によるコンサート

場所  サントリーホールブルーローズ
Amebaでブログを始めよう!
さてさて、ブログを再開するということで、色んなことをこれから書いていこうと思ってます。

これからイタリアに留学したいなぁ、、、なんて方々へちょっとしたアドバイスなど諸々ウインク
わたしも初年度のことは記憶が薄くなりつつありますが、ざっと書いてみます!

まずは海外に住むのに必ず必要な滞在許可証の事について。いやぁ、、、私はまだ順調に毎年更新ができていた方でしたが様々な例は聞いたことがあります。
私はヴェローナでしか滞在許可証を申請したことがないので、他の街がすべてそうかというとまた違うかもしれませんが、必要な資料等は基本的には同じだとは思います(イタリア国内のこととしては)。

まずは初年度は日本のイタリア大使館でのビザVistoの申請からです。とにかくありとあらゆる資料を持って行った記憶があります滝汗基本的にはイタリアで滞在許可証を申請するときと同じような資料を持参していかねばなりません。私の場合は語学学校でビザを取りましたのでその時提出した物となります。

丸レッドパスポートのコピー
丸レッド銀行残高証明(イタリアで1年住むだけの金額がある口座のもの)
丸レッド住居証明(仮に住居の持ち主がイタリア人以外だった場合はその大家さんのパスポートのコピー、Carta identità とPermesso di soggiorno)
※記入する紙は大使館のサイトにありますので、それをプリントアウトして大谷さんに書いてもらうと良いです。
丸レッド奨学金がある場合はその証明書
丸レッド海外保険(死亡保険1000万以上のもの)
丸レッド語学学校の受入証明書と入学許可証、学校自体の証明書、授業料の支払った領収書
丸レッド今は幾らかわかりませんが申請のための手数料5000円?程度

これらをもって心を強くもって大使館へ行きましょう。ちなみにわたしは1年目は大家さんが外国人だったため、その方の身分を証明するものなどが足りずに2度足を運びました、、、笑い泣き

ちなみにこれらの日本の大使館で提出しなければいけないものは基本的にPermesso di soggiorno 申請の際にも必要ですので、日本でビザを取るときにはオリジナルではなく全てコピーで提出し、なにも言われなかったらそれでオッケーです。イタリアでPermesdo di soggiornoの申請で資料提出時にオリジナルは必要となります!

そしてもう一つ。イタリアは日本のようにコンビニがあってコピーするのにもなんの心配もない場所ではありません笑
最初はコピーできる場所を探すのも一苦労、しかも基本的にお店の人がやってくれたりする所が多いので、ペルメッソ申請で必要なパスポートの全ページコピーはなるべく出来る限り日本でしていく事をオススメします。渡航の際にスタンプは押されますが、そのページだけ現地でコピーするようにした方が安全かと思います。ちなみに今はパスポートコントロールが自動改札のようになっている国もありますので、スタンプを押してもらうのはお忘れなく!すごく重要です!


というわけで、ざっと、ビザと滞在許可証の申請時に必要なのは資料についてでしたドキドキドキドキ
皆様こんばんは!!
こんな日本時間夜中に急にブログを再開しようという気持ちになり再開しました!

たまにブログ再開しないのー?なんて聞かれたりしましたが、なかなか再開する気持ちになれずにおりましたが、この度色んなことがひと段落して、これから私の人生の第二ステージ!という気持ちです爆笑


まず、2020年1月10日に無事❓に佐藤優子リサイタル五島記念文化財団研修成果発表が終演致しました。
ピアニストの服部容子さん、バリトンで藤原歌劇団の上江隼人さん、テノールの古橋郷平さん、演出構成に十川稔さんと、強力なメンバーに沢山助けて頂き、何より沢山のお客様に見守って頂き、この感謝の気持ちをどのように言葉に表せばいいのか、、、。お願いドキドキ


左から上江隼人さん、服部容子さん、古橋郷平さん
夫がこっそり撮ったらしい狂乱の場のワンシーン

私には自分の演奏の評価はできませんし、様々な感想を聴きにいらしてくださった皆様はお有りかと思います、ですが、今回のリサイタルではこれまでの安全な道ではなく例え獣道であろうととにかく逃げも隠れもせず前だけ見て進み続けようという勇気を持つという事だけは貫けた!というのが私の個人的な感想です。
舞台に立つことは勇気のいること、歳を取れば取るほどその人となりがお客様には伝わっているとひしひしと感じました。ありのままの自分をさらけ出す勇気、それがsul fiato(行きの上)にあり続ける勇気と繋がったように感じました。ブレた部分もありました、でも出てきたその歪んだ物でさえも捨てずに責任を持って息で運び切る勇気が必要だ!と自分を奮い立たせて、『これが今のわたしなんです!』と叫びたくなりました笑

完璧に歌う素晴らしさも必要、その上でお客様と歌の呼吸?息吹?を共有できるような歌手になりたいというのが今の私の目標です!!!!

先はまだまだ長いけれど、、、、わたしの夢は生涯ずっと成長していけるような歌手でいたいということです。ずっと心に秘めていましたがようやく言葉にして言えた、、、。

というわけで、細々とまた書いていきたいと思いますので、是非とも寄り道しにいらしてくださいませ✨✨



佐藤優子


ブログ連投しております(笑)

日本で応援してくださっている皆様にご報告がございます。

この度、平成29年度文化庁在外研修員に採択して頂きました!応援してくださる皆様にご報告遅れまして申し訳ございません。

2016年から五島文化財団の奨学生としてイタリア生活を始めてから、とにかく勉強勉強の日々でいつも打ち砕かれてばかりでしたが、あっという間に1年経ち、、、、そして感じたことは1年は短い、、、とにかくあっという間でした。そして夏には仕事などで帰国をしたため、本年5月にやっと奨学生の期間を終えました。そして今度は文化庁からの助成金を受けるということで、身の引き締まる思いです。

とにかく、やっとスタートラインに立つという感じですので、ここから自分を音楽家としても人間としても高めていけるように精進して行きたいと思います。

ご報告まで。日本ではまた暫く歌いませんが、今後とも応援して頂ければ幸いです。


佐藤優子