2/13の記事を加筆しました。
30Wや35WのHIDを使えるようにするためには、
「全波整流改造」
・・・・・・・・・1週間も待たせたのに、ありきたりの方法。
でも、普通の改造ではない。
と、したかったのだが、同じ方法を載せているWebPageを見つけてしまったので、そんなの既に
知ってるよ。と思われるかもしれない。。。
普通の改造は、ステーターコイルのアースを外して、レギュレート・レクチファイアをジョルノクレアなどの全波整流のものに交換する。
ここで、何故ステーターコイルのアースを外さなければならないか?
下の図で、ステータコイルの下側がアースされていたら、下右側のダイオードがショートされる事になります。
これは、電圧制御で、右側のサイリスタがON下ことと同じであり、交流の半波は発電(充電)しなくなります。
なので、面倒でもステーターコイルのアースは外さなければならないのです。
問題は、ジョルノクレアなどの単相全波整流のレギュレート・レクチファイアは、製造中止で入手が困難になっているとの事。
では、どうするか?
わざわざ、「単相全波整流」と書きました。
そうです、アドレスV125のK9のような「3相全波整流」のレギュレート・レクチファイアが使えるのです。
3相入力の2箇所にステーターコイルの両端を接続すれば、OKです。
注意点は、全ての3相全波整流のレギュレート・レクチファイアが使えるわけではない事。
ローターコイルの電流制御でレギュレートしている物は使えない。
また、Web情報ではGSXxxxは、3相の内2相のみでレギュレートしているようなので、その2相を
見つけなければならない。
もう一個。実例を知らないのですが、レギュレート方法が通常のショートではなく、オープンにするものがある。
(少なくとも、メーカーが出願している特許に存在する)
これが使えるのか使えないのか分からない。知っている人がいたら教えてください。
え!?3相用を使う事なんて知ってた?
既にご存知でしたら、もうこのブログを見る必要はありません。新しい情報は出ないでしょうから。。
もう一つの技。
但し、最初にお断りしますが、デンジャラスです。
私の机上だけの考えで、実践していないので、誤った情報でバイクを壊す可能性があります。
暖かくなったら実験して見ようと思いますが、ここで発表しちゃいます。
アースを外したステーターコイルの両端を全波整流してからノーマルのレギュレート・レクチファイアに入れる。
これだけです。
全波整流器の発熱がかなり大きいことや、ノーマルのレギュレート・レクチファイアの発熱も倍増する欠点が
あります。
最初に書きましたが、デンジャラスですので、電気回路に詳しく上に書いた文字だけで動作が理解できる人以外は絶対に実験しないでください。
さらに、もう一つの技
ステーターコイルのアースを外し、ノーマルのレギュレート・レクチファイアを2個使って、全波整流する
方法です。
1つをACGの正側(標準と同じ)に使い、もう一つを負側に使う方法です。