《42㌔~42.195㌔》
最後ぐらい走ってカッコよく決めたかったけど脚は上がらず、しかし両手でガッツポーズしながらFINISH!!!!!
振り返って一礼。
全ての方に感謝の気持ちを込めて。
チップタイムで5時間47分ぐらい。
あ~あ、グロスタイムでは6時間超えちゃったのか・・・。
最後は52分の貯金が残りました。
《42㌔~42.195㌔》
最後ぐらい走ってカッコよく決めたかったけど脚は上がらず、しかし両手でガッツポーズしながらFINISH!!!!!
振り返って一礼。
全ての方に感謝の気持ちを込めて。
チップタイムで5時間47分ぐらい。
あ~あ、グロスタイムでは6時間超えちゃったのか・・・。
最後は52分の貯金が残りました。
《40㌔~41㌔》
沿道に小高い台が設けられていて、マックのドナルドが満面の笑みで手を振っていて・・・手振り返したけど顔ちょっと怖いよ。
ハイタッチからの8度目の給水2杯。
いよいよ給水も最後なんだね。
ここまでの給水はすべてアミノバリューにお世話になり、水は一度も手にしなかった。
我慢してるわけではないのに、結局最後までトイレに行きたくならなかった。
逆に心配。
む、また上り坂?
・・・ここに来ての坂はきついぜぇ。
《41㌔~42㌔》
ついにスタートから41.195キロ、あと1キロの表示(1km to go)キター!
沿道の『ラストスパート』メッセージボードが目に入るも、だめだ、脚は全く反応しない。
ボランティアの女の子からは『あと1キロです!頑張ってくださーい』の声。
大きく頷いて一歩一歩前へ。
42キロ地点では『TOKYO MARATHON Last195m』の大きなアーチが!
そして・・・・・・
《38㌔~39㌔》
バナナ半分を2本。
これが最後の給食かな。
あと沿道からコーラの差し入れもいただく。
さっきも見かけたけど、走りながらのコーラは・・・とそのときは自重した。
ここまで来たらもう大丈夫だろう。
とにかく喉が渇く。
《39㌔~40㌔》
ついに40キロキター!!
また涙がぶわっと。
この大会にはランナー36,000人とボランティア10,000人が参加しているんだって。
ボランティアの方達にはとてもよくしてもらっている。
彼ら彼女らの善意がなかったら、東京マラソンは絶対に成立しない。
断言。
『チームスマイル』という愛称がつけられるけど、とても相応しいよ。
本当にどうもありがとう。
あと沿道で応援してくれるみなさん。
特定の人を応援している人だけじゃなく、大会全体を盛り上げてくれてる人たち。
食料の差し入れやコールドスプレーによるバックアップ。
ありがとう。
みんな、自分も走りたかったかもしれないし、頑張っている人に声援送ったり差し入れをしたりするのが好きなのかもしれない。
でもランナー、ボランティア(警備の方も含む)、沿道の応援の三位一体で初めて東京マラソンなんだなと実感。
これぞワールドマラソンメジャーズ。
『東京がひとつになる日』のキャッチフレーズは決して大袈裟ではない。
そんなことを考えていたらの涙なのです。
決してゴールが近づいて感傷的になったからだけではないよ。
《36㌔~37㌔》
沿道から金平糖をいただく。
コース最大の難所、佃大橋キター!
この橋の存在なんてすっかり忘れてた。
ほとんどのランナーが歩く中、この上り坂を走って立ち向かう強者が若干名。
今ここを一緒に通過するということは、走力はほぼ同じだよね?
すげー。
そうか、この橋があるから、次の関門閉鎖時刻が緩かったんか・・・。
《37㌔~38㌔》
江東区闖入。
いや、ほんとここで走れる人すごいって。
沿道の『パインあります』に吸い寄せられてひとつまみいただく。
国旗を背負ったブラジル人ランナーがあちこちから声をかけられ、その都度お菓子をつまんでいる。
まさか東京マラソンのためだけに日本まで来たのかな。
あと5キロの表示を通過した途端、突然涙が
《34㌔~35㌔》
34.6キロ通過時点では、関門閉鎖までやはり貯金は32分。
このままペースが落ちたら尻に火・・・だけど次の38.3キロ関門までの3.7キロに対して49分のタイムが追加される計算。
もう余裕かな。
35キロ地点の写真を撮っていたら、3人組の台湾人が自分達の写真を撮ってくれよと寄ってくる。
アイフォン自体触るのが初めての上に中国語表記がよくわからず、何度か会話を交わすも無駄にいくらか撮ったと思う。
余分なのは消しといて。
2分のロス。
ああ、この間に4時間台だった公式時計(グロスタイム)が5時間台に。
なにはともあれ35キロ通過!
《35㌔~36㌔》
・・・なぜかランナー達が多数沿道に向かってハイタッチしに行くな、と思ったらなんとそこには高橋尚子さんがありをりはべりいまそかり。
実は彼女とは生年月日が一緒。
でもQちゃんだと気づいたのは通りすぎる瞬間で、1秒ぐらい顔見ただけでハイタッチもできず写真も撮れず。
かわいかった。
7度目の給水ポイント。
ここでも2杯。
喉渇くー。
依然として膀胱からの放水指令はなし。
知らないうちにもらしてたりして。
《32㌔~33㌔》
給食。
バナナ半分を2本とあんパン2個。
バナナの方がエネルギーに直結する気がする。
沿道からは、さっきの人たちと同じなのかな、スイスロールの振る舞い。
また一口いただく。
ここにきて、見覚えのある背中を目にすることが多くなった。
スタートして最初の数キロで追い抜いたランナーたちに抜き返されているということ。
みんながんばれ。
もちろん自分もがんばれ。
《33㌔~34㌔》
あちこちでガードレールに向かって脚をストレッチしたり屈伸したり。
みんなしんどそう。
走り込んでいるランナーだと、ある程度楽になるのかな。
屈伸したら立てなくなる。
足が棒。
曲げるな危険。
曲げたら棄権。
歩く人がかなり増えてきた。
でも歩き勝負なら負けないぜ。
《30㌔~31㌔》
恒例になったアミノバリュー給水スタッフとハイタッチからの6度目の給水2杯。
ほんと飲んでも飲んでもトイレに行きたくならんなあ。
沿道で『クイックマッサージ無料』の集団と甘酒の振る舞いを見かける。
実際にマッサージしてもらっているランナーもいるね。
気持ちいいだろうけど、ここで一度膝を曲げて座ったら立ち上がれなくなり、二度と歩き出せないだろう。
目があったおばちゃんとハイタッチ。
不意にパチーンとひっぱたかれた感じ。
かなり強かった。
へばってる姿を見て、頑張んな!と気合い注入してくれたんだね。
《31㌔~32㌔》
沿道からイチゴを一粒いただく。
んまいっ。
何度もコールドスプレーを持った人を見かけたけど、ついにお世話になってみた。
『どこ?膝?』
『膝!』
両膝にシュー。
デッドボールの時のスプレーと同じかな。
ひんやり。
少しだけ戻った気が。
ありがと。
沿道にはこうした差し入れ部隊が増えてきた。
疲れがでてくる後半、ランナーにとってはありがたいよ。
脚は痛くてもまだまだ笑顔で走る(歩く)ことはできる。
せっかくの舞台、しかめっ面オンリーではもったいないから。
《28㌔~29㌔》
膝だけでなく、脚全体が痛くなっているのがはっきりわかるぞ。
膝をかばって変な歩き方しているせいかもしれない。
まだ早足では歩けているものの、もう右脚は引きずっている。
ロキソニン効かないぞ、どうした!?
それともマックスで効いてこの痛みか?
《29㌔~30㌔》
肩から風車、脚に電飾を巻いて仮装して参加してるジョセフ(背中に日本語メッセージを貼り付けた荷物をしょっている←ご丁寧に名前つき)が30キロを通過するとき、日本語で『30キロだー!』と雄叫びをあげた。
彼には何度か離されたり追い付いたり。
こっちは一定の速度で歩いてるから、なりはふざけてるけど、彼は本気で走ったらきっと早いんだろう。
そう、ついに30キロだー!!
・・・叫ばなかったけど。
しかし膝が曲がらない。
関門閉鎖までの貯金は変わらず32分。
やはり歩いてるだけじゃ全く貯金は増えないや。
《26㌔~27㌔》
それにしても風が強い。
給食ではバナナ半分を2本いただき。
脱ぎ捨てた訳じゃないんだろうけど、路上には手袋の落とし物が目につく。
次の1キロポイントの表示までがとても永ーく感じる。
《27㌔~28㌔》
沿道の応援メッセージボード『あしが痛いのは気のせいだ』
なに?そうか。
いやいや、この痛みは現実だぜ・・・!
浅草雷門きたー!
・・・のちょい手前で逆方向に歩いて視察する猪瀬知事を発見(たぶんテレビのインタビューの直後)。
雷門前にはゆるキャラの着ぐるみ。
記念撮影している人が多いな。
沿道の観客が一気に増えた。
コースは折り返し。
28キロ地点にもちょろまかし防止の計時マットあり。
来週から始まるセンバツの組み合わせが決定しました。
今大会は85回記念大会ということもあり、36校の参加となるので、まずベスト32を決めるための小さい1回戦が4試合あります。
わが早実は2回戦からで、初戦は龍谷大平安――。
学校名は変わりましたが、かつての平安高校。
センバツ最多出場を誇る学校(37回。早実は20回)です。
伝統校同士の対戦です。
人のこと言えませんが、今年の龍谷大平安は京都大会3位、近畿大会ベスト4で選抜されたようなので互角とみていいでしょう。
龍谷大平安に勝つと、仙台育英。
仙台育英?
くじ運悪い・・・。
昨秋の明治神宮大会(秋の全国大会)の覇者。
相手にとって不足はありません。
さらに勝てれば、ベスト8を賭けて関西・高知・報徳学園あたりでしょうか。
個人的には、7年前のセンバツで延長再試合をした関西高校と当たってみたいところです。
次は、決勝を賭けて大阪桐蔭。
春夏春3連覇を狙う大横綱です。
まずここまで来られるか?
決勝は・・・どこでもいいです。
浦和学院あたりと関東同士の対決もいいかも知れません。
まずは初戦突破を目指して頑張ってくれー。