アンガーマネジメント&アサーティブ(自己表現)で人生の主人公になろう!   福岡・佐賀・長崎 職場研修出張いたします

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  今年もあと残りわずかになりました。

 

 

 

コロナに開け、コロナに暮れる1年でした。昨年10月の大腿骨頚部骨折から復帰した矢先、対コロナ自粛に見舞われ、対面型講座は春以降縮小し、博多での講座は9月以降開催できなくなりました。

 

自粛期間中に行ったことは主に自分自身のインプット作業と通信インフラの整備と強化でした。オンラインで受講可能の新たな資格取得と自身が開講する講座のオンライン環境作りです。

 

取得した認定資格は、#認知行動コーチ、#エニアグラム心理コーチ、#ポジティブマインドフルネスカウンセラー、#マインドフルネスカウンセラー、#アンガーマネジメントパワーハラスメント防止アドバイザー。5つです。特に認知行動コーチは、昨年11月に取得予定でしたが、直前の大事故による緊急入院で断念せざるを得なかったので感慨深いものがあります。本来なら東京で取得する資格がオンラインで可能というメリットを活かすことができました。

 

オンラインのための投資は、7年近く愛用したiMacが不調となったこともあり、最新のHPのノートPCを購入しました。7年ぶりのWindows環境に戸惑うこともありましたが、最新インテルコアi7CPUの処理速度の速さには驚きました。

 

講師業での収益が極端に落ち込んだ中、自分にとっては思い切った投資でした。しかし、対面講座ではお会いすることがない日本各地、海外の方々とオンラインセッションができたことは大きな収穫です。

 

自分を必要としていただける方が世界中にいることを知ったのは大きな気づきです。

 

今年の講座は、12/28(月)の「#アンガーマネジメントティーンインストラクター養成講座」で終了予定。年末多忙の中、受講いただけることに感謝いたします。

 

 

アンガーマネジメントファシリテーターの資格認定を受けたのが、2016121日。4年の月日が経過しました。

 

アンガーマネジメントとアサーティブコミュニケーション(アサーション)の存在を知り学ぶきっかけとなったのが、ブラック企業でパワーハラスメントや賃金の不払いなど、組織的な違法な虐待を受けたことです。異常で残虐幼稚な経営者による早朝深夜にも及ぶ長時間の時間外の無賃労働の強要。休日も昼夜問わず個人の携帯電話に連絡してきて罵倒されるなど、気が休まる日がない生活が3年半にも及びました。挙句の果てには、ブラック労務士と管理職社員たち、メインバンクから経営再建の名目で出向してきた部長を巻き込んだ不当解雇。その後、労働裁判が2年続きました。

 

この間、私は怒りの気持ちをどうすればいいか、アサーションやアンガーマネジメント関連の本を読み漁りました。被告側は私の不正を証明する決定的な証拠を出すこともできず、捏造の陳述証拠を出してくるばかり。ただただ裁判の引き延ばしをしてくるだけ。私を兵糧攻めにするつもりだったよう。このあたりの経緯はまた別の機会に書きたいと思います。

 

結局、2016411日、奇しくも熊本地震の日に裁判を終了。ブラック企業での在籍と裁判を合わせて約5年半。裁判で得た解決金をどう活かすか考えました。黙っていても、お金は生活費などで消えていきます。

 

この失った5年半を取り戻すべく、まず考えたのがアサーションとアンガーマネジメント関連の資格の取得です。そして最初に取得したのが、201612月のアンガーマネジメントファシリテーターです。20177月にはアンガーマネジメントコンサルタント、2018年にアサーティブコミュニケーターの資格などを取得しました。

 

ここ4年半の活動は決して平たんな道ではありませんでした。父親の死、大腿骨頸部骨折による長期入院とリハビリの日々、コロナ禍による対面講座の縮小とオンライン講座への移行など、まだまだ課題山積です。

 

今年もあと2週間余りとなりましたが、今できること、今しかできないことを念頭に日々努力していきたいと思います。

またもや病院はネタの宝庫です。


大きな病院だと一定数のモンスター患者が存在するのは理解できます。
しかし、私は遭遇率が高く驚いています。

一昨日、術後経過順調ということで、一般病棟から回復期病棟に移りました。それに伴い、リハビリ時間も今までの2倍となり、復帰に向けた訓練を進める予定でした。

病室は2人部屋となり、隣人は70代と思われる老人。部屋に入ってくるなり、大声で電話を始めました。また、他の病室の老人が入ってきて、今度は病院スタッフの悪口が始まりました。

堪えきれなくなった私はナースコールをし、車イスに乗せてもらい、デイルームに移動。アンガーマネジメントのテクニックの1つ、「その場を離れる」を実践しました。
まだ独りで車イスに乗れないので、タイムアウトが簡単に出来ないのが残念です。

事件はその夜起きました

相変わらず隣人は何かガタゴト音を立て、独り言を言っています。それが消灯時間を過ぎても続きました。11時過ぎても静かにならなかったので、私は意を決して「静かにしてください」と言いました。するとしばらくは静かになったのですが、その老人はカーテン隙間から私を覗きに来たのです。寝たふりをしてたのですが、恐怖を感じました。

物音は、深夜0時を過ぎても止みません。

 

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物音のせいで眠りも浅く、1時54分、2時38分そして4時ごろ起こされました。さすがにヘトヘトです。

これではリハビリ以前にクタクタになります。
意を決した私は、行動のコントロール(分かれ道)のメソッドを実行することにしました。

重要ですぐに変えると信じて行動

ナースコールをし、トイレに連れて行ってもらう途中で、看護師さんに一連の出来事を伝え、部屋を替えてほしい旨を伝えました。

すると看護師さんは“またあの人か”という表情。「責任者に伝えます」とのこと。
朝早速、昼間の担当看護師や病棟の管理責任者の副師長などが私に謝罪に来てくれて、部屋の手配をしてくれるとのこと。対応が早かったです。

回復期病棟には他に空きベッドはなく、再び一般病棟に戻ることに。しかも以前いた部屋の同じベッド。昨夜はぐっすり眠れました。

そして今日、ひと安心してこのブログを書いていたら、「あの患者さんは別病棟に移っていただいたので、今日、回復期病棟に移っていただかますでしょうか?」と整形外科の一般病棟の副主任の男性看護師さん。

「え、また?」
「リハビリを頑張っていただきたいので」

あまりにも対応早すぎ。でも、1日のリハビリ回数を増やせるメリットは大きいです。
しかも戻った部屋は元の部屋。

迷惑な隣人はすでに移転済み。今のところ、2人部屋に1人という贅沢な夜を過ごしています。


 


自分で片足で立って、車イスに座れるようになったので、昨日から看護師さんに手伝ってもらい、シャワーを浴びることができるようになりました。

 

1日2回のリハビリ以外は、まだベッドに横たわる時間が長いので、シャワータイムは至福の時です。

 

しかし、今日は事件が起こりました。

 

今日は日勤のスタッフが少ないということで、シャワー担当の看護師さんが1人で私ともう1人を担当することに。私は車イスを自分で動かせるようになったので、看護師さんはもう1人の入院患者の車イスを押すことになりました。

 

 

その老人患者は耳が遠いとのことですが、移動中も彼女にいろいろ毒づいています。シャワー室でも脱衣所、浴室でも「足が痛い(足の怪我で入院したわけではない)」「はかすな(ほったらかすな)」など喚いています。せっかく気持ちよくシャワーを浴びてるのに、気分は台無しです。

 

キャリア1年目という彼女は、2人の患者をケアするハードワークに加えて言葉での攻撃を受けてヘトヘトの状態。

 

まず1回目の事件が脱衣所で起きました。私が車イスに座って体を拭いていると後から衝撃が。その老人患者は、私の車イスを蹴ったのです。すかさず彼女は間に入り、老人の乗った車イスを引き離してくれました。

 

彼女が謝ることではないのですが、「ごめんなさい」と言ってくれました。後から聞いたところ、認知症が進行していて、言葉だけではなく、暴力まで振るうようになったとのことです。

 

ここはアンガーマネジメントテクニックでクリア

 

しかし、これで終わりかと思ったら、シャワー室を出てエレベーターに乗っている時に2回目の事件が起きました。私が先に乗り動き始めた時に、また後から衝撃。今回はさっきより強く、驚きました。

 

エレベーター内という密室。大腿骨骨折している私はまた落下転倒事故などに遭ったら目も当てられません。

 

怒るべき時には怒っていい

 

1回目は怒りませんでしたが、2回目は生命の危険を感じ強い句調で怒りました。

すると相手も逆ギレ。「こっち来い」など、訳のわからないことを言い出しました。

 

訊くと、彼は病室でも毒づいて喚き散らし、同室の患者さんからのクレームが多く、明日の転院が決まっているそうです。

 

このトラブルを聞いた担当看護師の先輩たちや看護師長さんが私の病室を訪れ、謝罪をしてくれました。老人患者は、(怒りの)スイッチの入る時が分かりにくく、突然切れるそうです。

彼の家族にもしっかり事実を伝えてもらえるとのことで、私の怒りの温度計も下がりました。

 

講座の受講者の方には、医療や介護関係の関係者も多いです。今回のエピソードは、現場での肉体的、精神的ストレス受ける方々の苦労をほんの少しですが垣間見ることができました。


アンガーマネジメントを教える立場として、有意義な体験としてプラスに転換します。

雨の日の夜。某所にて暗い外階段から滑って落下転倒、コンクリートの地面でで右半身を強打。右大腿骨骨折をはじめ胸や右足なども打撲しました。これまで味わったことのない激痛です。

 

その日のうちに緊急入院、レントゲンとMRI検査。ストレッチャーからベッドへの移動のたびに「イタタタ」と思わず声を上げてしまいました。右大腿骨は横にスパッと切れてました。折れた骨が股間にめりこんでいなかったのが不幸中の幸い。

 

夜中に集中治療室で、全身を固定されました。翌日手術。右大腿骨は三本のボルトで固定され、今一般病棟のベッドに横たわって、この記事を書いています。

 

 

入院期間のメドは2ヶ月。そして退院後もリハビリ。今年終盤と来年1月予定がほとんど飛んでしまいました。

 

好事、魔多し

 

10月末から11月初めの連休を利用してアウトプットとインプットのために東京出張を予定していました。また、東京、博多や佐世保での講座のお申し込みは12月まで入っており、講師業を始めてから一番充実した2ヶ月になるはずでした。

 

不測、いや不覚の事態

 

自分に対して悔しいやら情けないやら。しかし、アンガーマネジメントやアサーションを学ぶ以前の自分だったら激しく怒っていたと思うのですが、今回は不思議とその気持ちは起きません。

 

変えられないものは受け容れる

 

入院予定は2ヶ月。病院で何をするか。手術後、なんとかベッドで座れるようになったので、インプットしかありません。未読、既読の専門書を読むことと、その内容を自分なりに講座にどう活かすか形にする。

 

 

あとは病院内での自分自身のアンガーマネジメントとアサーションの訓練です。

ここは素材の宝庫であることが分かりました。