憧れの余白デザインへの道 | WEBクリエイターの木

憧れの余白デザインへの道

ブログのデザインを変えるのはいったん今日で終了~クラッカー

また変えたくなったら変えます。


■これが変更前

design0411

■こっちが変更後

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椰子の木を入れて微調整をいれたのがほとんど。


このブログが目指すWEBクリエイターは、椰子の木のように建材に使われたり、日光を遮るために使われたり、防風林になったり、実がココナッツのように、食べて良し、飲んで良し、オイルは料理に使えるし、香料にもなるし、石鹸にもなるし、すべて有益に使われて全く無駄になることがない、ってなことを意味してます。


もともと3カラムのデザインで、機能的には不満をもっていませんでした。2カラムのWEBサイトの方が見やすくて好きなことが多いけれど、 たまたま立ち寄ってくれたブログは、パッとみて目に入らなかったらそんなにじっくり読んでもらえないはずなので、一覧性を重視。


情報が詰まった形に配置するのを、雑誌でいうとソリッド感を出すなんて言います。


※使用例

「これもうちょっとソリッド感あるようにしてくんないかな~得意げ


ソリッド感を出そうとするのは初心者にやさしいデザインの始めだと思ってます。というのは、私は最初ブランド品に使われるような余白を大きく使ったデザインにあこがれていたキラキラわけです。

ところが・・・


余白を大きく使ったシンプルなデザインはだれもがカッコいいと思いますが、空白の比率や緊張感を間違えると、台無しになってしまうのでとっても難しい。私の場合は「単に伝える情報が少なかったので空白ばっかりになったショック!」なんてことが多く、苦しまぎれに「余白を生かしたデザインなんスよ」とか言っていました。


うまくいけば御の字だけれども、ダサいガーンと思われたら中身まで陳腐に思われてしまうので諸刃の剣です。


正しい余白デザイン?は次のようなものです。

中身にはたくさん伝えたい想いがあって表現したいのだけれども、あえて画像と短いコピーに凝縮するから緊張感が出る。



これを3つの段階に分けるとすると

1.あるものはとりあえずすべて表現してみる。情報が詰まった感じにする。

何を表現したいのか、見えるようになってから自分でもわかってくる。


2.そして次にそれを整理して。

整理整頓って大切なのはわかるけど面倒なとこですよね。面倒なことをやると人が見ても「いいね~」というようになる。


3.その後いらないものがあれば取り除いて。

一回苦労して表現したものを削るのは痛いショック!のでこりゃハードル高いです。大事なものまでも切っちゃったりして。ここまでいくと相当クォリティが高い。


こういう順番なんじゃないかな、と。こうしてみると単純だけど1も出し切れていないことがほとんど。私が自分で「余白デザイン」っていってたものは1、2をすっとばして3だけやろうとしていたのです。中身がないから緊張感も伝わらない。


たとえばブログに1、2行の深い心の想いを書いたとして、

それに共感した人は短く凝縮されたものほど感銘を受けるけれど、

全然興味なかったらユーザは他に飛んでいってしまうので伝わるものはゼロ。

100伝わらなくても10でも20でも伝えるためには、最初は長い文になってもとりあえず表現してみることからやってみるのが自然じゃないかと思います。なにが相手にヒットするかはわからないから。


ブログも本当はこんな風に書いて1日2日おいといて、読み返して、文を推敲して、その後出すと良い文が書けるのだろうけど、ブログは過程の1をするためのツールと割り切ってます。

長くなってすいません。ここまで読んでくれてありがとうございますニコニコ