6.7年ぶりに会う友達。

夢を手伝ってくれた友達。

今はお互いに社会にどっぷりで、
今にも潰れてしまいそうな現実にいる。

それでもまた夢を見ようと、
曲を作れと言ってくれた。

私は、真っ当になりたくて、大人になりたくて

堂々とお日様の下を歩けるようになったはずだった。

両親の笑顔を取り戻したはずだった。

そのために手放した大切なものを
彼はしっかりと覚えていてくれた。

心地よく眠っていた洞穴から引っ張りだされたような感じ。

私は眩しくて、目を開けられずにいるようだ。

でも、怖いけど、また助けてくれるなら
やれるかもしれない。

そんなことを考えている間に、
彼は手はずを整えたようだ。


誰も待ってないし
いなくなっちゃっても
誰も困らないし

なんで生きてるのかわからないけど
死んだら迷惑を被る人はいるので

頑張って生きていこうと思う

辛いと言えば、突き放されることがわかっているので

なるべく笑っていようと思う

でも今はできない


苦しいけど、死ぬほどじゃない。

音階のない鼻歌が止まらない。

ふんふんふふーん

がとまらない。

いつか笑えますように。
いつかが早くやってきますように。

苦しいのは、スイカを半玉食べちゃったからかもしれない。

それだけじゃないのかもしれない。