3連休の中日は雨模様。
噂の名店を狙うには、かえって狙い目かも
国道5号から、オタモイに向かう坂道。
坂の途中の住宅街に紛れた一軒家
店の横に2台、向かいに6台分の駐車場が完備
まだ1時間前なのに、すでに3台が停まっていました。
海鮮でも、あんかけ焼きそばでもないので、
さすがの観光客もここまでは追って来ないはず
ほどなくして、ご主人が車まで来てくれて、
「11時10分くらいに開けますので」とのこと
でも、暖簾が揚がったのは、11時5分前
30分も待たずに入れるなんて、早く来て正解。
はやる気持ちを抑えつつ、順番を意識しながら中へ
玄関で靴を脱いで、スリッパでお邪魔します
フローリングの店内は、テーブル席が5つ
お母さんが順番に注文を聞いてくれます
メニューは、せいろ900円から
そろそろ温かいそばも気になる季節
少数精鋭なラインナップなので、
普段は優柔不断なボクも、この日は即決で
ガラス越しに見える打ち場からは、
ご主人の仕事ぶりが何となく想像できますね
そば茶のお代わりもいただきながら…
待つこと20分ほどして、運ばれてきました
「そばがき」 700円。
気になって仕方なかったので、鬼嫁とシェア
俵型にまとめられたそばがきは、
粗めの粒も見える、きれいな薄緑色
粘りもあって、ふわっふわ
そば粉100%の風味を塩、山葵、醤油で楽しめます。
ちょうど、そばがきがなくなった頃に
「せいろ」 900円×2。
二人揃って、シンプルに冷たいせいろで
この流れは、昨年9月に伺った真狩の「いし豆」以来かも。
きれいに揃った細切りの手打ちそば
幻のそばと言われる奈川在来種を
黒松内の農家から直接仕入れているらしい
星が見えるそばは、のど越しはもちろん、
細切りなのに、思ったよりコシがしっかり
そばのいい香りが、鼻から抜けていきます
つゆとの相性も言うまでもない
薬味のねぎも、いい仕事をしていますね。
とろみの強いそば湯も絶品
つゆで割ると、節系のいい香りが広がります。
名前を書くシステムではないので、
後から来た人は、傘をさして玄関先で待機
われらが店を出る頃には10人ほどの行列が
2009年(平成21年)自宅の1階にオープン。
並んででも食べたくなる本格手打ちのおそば屋さん。
再訪必至ですが、今年10月に閉店するなんて
小樽市幸3-16-8
手打ち蕎麦 きむら
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