トロフィーワイフ。
社会的成功を収めた男性が手に入れる若くて美しい妻。
文字通り、成功のトロフィーとなる妻、ってことですね。
トロフィーワイフを手に入れた男性というのは、
その成功が、”お金”のためだったという底が見えてしまうと思うのは
私だけでしょうか。
”立派な豪邸””高級車””若くて美しい妻”
このあたりが並列な感じ。
女とはいえ、一人の人間。
共に生きていくパートナー。
こういう感覚が欠落していて、
妻はそこにはべる、高級なペットのようなもの。
若くて美しい妻を娶る男性に対して、
そのような感覚を抱いてしまうんですね。
というのも、年始の特番だかで、某ダイリーガー夫妻の映像を見たから。
何十億と稼ぐ以前から、おそらくモテていたであろう彼の、
年上の妻は、もはや”普通のおばさん”の域。
成功を収めた今でも、そんな奥さん(失礼)で十分幸せそう。
それを見たとき、この某ダイリーガーの成功は
”お金”のためや”豪邸”のためではなくて、
ただひたすら自分のため、自分の”道”の追求の結果なんだなと感じさせる。
たとえば、ヒルズ族とか、ベンチャー企業、新興IT企業の社長が
女優などのトロフィーワイフを求め、またそれが似合うのと対照的。
いくら、彼らが「未来産業の一翼を担う」とかもっともらしいことを言ったとしても
究極は、”お金持ちの社長”になりたかったんでしょ?
というホンネが見える、その基準が、私にとってはトロフィーワイフ。
「ビッグになって、いい暮らしして、いい女にモテる」
これが人生のモチベーションの男と
「好きな仕事を精一杯やりたい」
これがモチベーションの男の選ぶ女は、自ずから違う。
そこに、その男の本質を見てしまう、
なんていうのは、トロフィーワイフになり得ない女のヒガミでしょうか。