生物学博士いいなのぶっちゃけていいっすか? No46転載 | 無邪気な女神様への独り言

無邪気な女神様への独り言

杉原杏璃チャンへお伝えしたいこと、とか。

2015/10/29追記

iina_kobeさんのツイート
LNTの嘘を公にしないと、しきい値があることを公にしないと、この議論は成立たない。LNTがある限り、影響ない。なんて言えない。  https://twitter.com/TatsutaKazuto/status/659175601744445440←下記のツイート
https://twitter.com/iina_kobe/status/659378732986077184

TatsutaKazutoさんのツイート
被ばく線量1ミリシーベルト未満 警察官・消防隊員88% 自衛隊員61% 内閣府調査 https://t.co/BwLlHsB1sZ
健康には全く影響のない被曝量に対し、厳格すぎる規制を求める事による弊害はもっと議論されるべきだと思いますよ。また被災地孤立させたいんですか?
https://twitter.com/TatsutaKazuto/status/659175601744445440

iina_kobeさんのツイート
撒き散らされたLNTというデマを早急に、当事者が間違いを認めて訂正しないと、被害なんかなくならないわ。
それをマンガでわかりやすく描くのが急務なんじゃないかと思うよ。
https://twitter.com/iina_kobe/status/659378752099479553

iina_kobeさんのツイート
今言っている1mSvってのは年間であって、一秒あたりになおすと0.03nSvとかいうものになる。これなら、DNA修復で余裕で治せる範囲。海外の高線量地域の人でも、日本との発がん率に差はないんだから、しきい値が数マイクロSv/hのところに存在するってことくらいは想像できるだろうに
https://twitter.com/iina_kobe/status/659378772496420864

iina_kobeさんのツイート
LNTの問題を、細かいことだと思っているなら、科学コミュニケーションの敗北だよなぁ。。。科学ってのは、一つ一つ埋めていく作業だから、大前提の土台が隙間だらけだと、そこからいくら発展的に話し合っても、やがて崩壊するんですよ。そこの認識を共有することが科学コミュニケーションだよね。
https://twitter.com/iina_kobe/status/659378812224823297

iina_kobeさんのツイート
この薬は癌に効くんです!といいながら、癌患者じゃなく、ペットの犬に薬飲ませてるような状態。「癌患者に薬を飲ませる。」という大前提の基礎の部分の話がかみ合っていないと、いくら議論を積み上げても、無意味。患者はよくならない。
https://twitter.com/iina_kobe/status/659378831032082432

iina_kobeさんのツイート
もうほんと、最終的には、100万人に1人になりたくない!ってのが市民の本音なんだから、そこをどうにかしないと、どんだけ大丈夫!っていっても無駄なんだよね。100万人いても、死者は0人だ!という科学的根拠を示すしかなくて、それは疫学では無理で、最終的にはDNA修復に落ち着く。
https://twitter.com/iina_kobe/status/659378859737878532

iina_kobeさんのツイート
この、「最終的には」に至るまでには、かなりの生物学的知識が必要なので、普通の一般人では、人に説明することが不可能なわけよ。なので、市民と科学コミュニケーションをするには、生物学者が必要なのよね。医者じゃなく、生物学者。これが基本なんだから、これを踏まえてないとどうにもならない。
https://twitter.com/iina_kobe/status/659378874061488128




これは前ページで公開(このblogの次のページに記載)の生物学博士いいなサンのメルマガNo46の転載です。ご本人より公開許可頂いてます。勉強になりますので皆様登録してみて下さい。

詳細は前ページ参照
http://s.ameblo.jp/yosita0314/entry-11900994748.html


生物学博士いいなのぶっちゃけていいっすか? http://www.mag2.com/m/0001604001.html

・時事問題:違う種類のマウス ←こちらは転載シておりません。

メルマガID: 0001604001

~生物学博士いいなのぶっちゃけていいっすか?~

・いちから聞きたい放射線のほんとう 書評の前に
・いちから聞きたい放射線のほんとう 書評
・時事問題:違う種類のマウス
           2014.3.28 発行
──────────────────────────────────── no.46


みなさんこんにちは。
今回のメルマガは主に放射線防護に関する本の書評となっております。
放射線の身体に対する影響はやはり生物学の専門分野なので、他分野の人が間違った知識で
素人さんにレクチャーをしているのを見ると、おいおい。。。って思っちゃいますよね。
みなさんも経験があると思いますよ。
大工さんに対して絵描きさんが釘の打ち方をレクチャーしたり、
電気屋さんにミュージシャンが配線のしかたをレクチャーしたりしてると、おいおい!って思いませんか?
それとおんなじことですね。


────────────────────────────────────────


「いちから聞きたい放射線のほんとう 書評の前に」


福一第一原発事故のあとから、科学者の言葉を住民が理解できるようにすることが大事であり、
その仲介をする通訳者が必要であることを私はず~っと言い続けてきました。

前回のメルマガで書いたように、科学者とは感情を排除して論理的に考える訓練をしております。
一方で、住民の皆様は論理的に考えるときもやはり感情が入ってしまうことが多々あると思います。
誰かにものごとを頼むときでも、買い物をするときでも、全く知らないお店よりも、
知り合いがいるからこっちのお店で買い物をしよう!ってなると思います。
放射線に関する話題でも、この人は東京大学の教授だから信用できるんだ!や、
テレビに出てるんだからすごい人なんだ!って思ってしまい、ついついその人が言っていることを
鵜呑みにしてしまいますよね。
私も、自分の専門外の出来事についてはついついそういう傾向がでてしまいます。
だって、まったく知らない事なのですから、判断基準がないのです。

だから、「放射線の影響に詳しい」科学者のいう事を翻訳して、住民にわかりやすくその「判断基準」を示して、
説明して、対応していく。ということが必要なのですね。
福一第一原発の水素爆発により放射性物質がばらまかれて以来、被災地以外では、どれくらいの線量があれば
身体に影響するんだろうか?うちの子供は大丈夫なのだろうか?まあ、うちは関西だし関係ないよね~。
という話題が続いております。
そして、被災地の福島県などの人は、やっぱり身体に影響がでたり将来子供がガンになったりするんじゃないかなぁ?
って不安に思っている人もまだまだ多いです。
事故から3年が経ってます。
事故当時、私は「放射線の影響で将来ガンになったら一億円あげるから、毎月3000円の保険料を私に払ってください!」
って言ってました。。。一万人くらい入ってくれたら今頃大金持ちだったのに。。。

と言う話は置いといて、放射性物質に対する不安は一人ひとり違いますので、大丈夫だ!
という判断をする基準も一人ひとり違います。
いまでも、一ベクレルでも入っていたら嫌だ!と言う人もいれば、一万ベクレルくらい平気だから
イノシシ肉でもマツタケでも食わせろ!っていう人もいます。
この基準を一人ひとりで考えてもらうために、国は、将来ガンになったりするのにはこれくらいの放射性物質
の量が必要ですよ!っていう「基準」を出す必要があります。

当時の民主党政権が基準としたのが国際放射線防護委員会(こくさいほうしゃせんぼうごいいんかい、
International Commission on Radiological Protection、ICRPという国際的な組織が出している放射線防護の基準です。
なので、今現在の日本では、このICRPの出しているLNTによって、放射線防護をしましょうね!っていう事になっています。
しかし、この基準は、かなり古いです。だいたい50年くらい遅れてます。
(LNTについての詳しい解説は、メルマガno.6などを参照ください!ステマ)

その基準値は、「原発からでた放射性物質による被ばくが100ミリシーベルトで、ガンで死ぬ確率が0.5%増える。」
というものです。
地球には自然放射線というものがありまして、日本では一年で2.1ミリシーベルトくらいあります。
50年もすれば100ミリシーベルトに達するのですが、なぜか、自然放射線はいくら増えてもいいようです。
年間6ミリシーベルトくらいの自然放射線のある国では、20歳になる前に合計100ミリシーベルトに達するのですが、
自然放射線が原因でガンが増えたという報告なんかはありません。
また、広島、長崎に落ちた原爆による追跡調査でも、100ミリシーベルトでガンが増えたという報告はありません。
なのに、なぜか、「放射線防護の基準」では、100ミリシーベルトで、ガンで死ぬ確率が0.5%増えるから、
できる範囲で防護しましょうね!となっております。
なので、現在の日本の判断基準は
「原発から出た放射性物質による総被ばく量が100ミリシーベルト」
を境に行われております。

簡単に言うと、年間2.1ミリシーベルトの自然放射線は、毎時0.23マイクロシーベルトですので、
線量計で測って出た数値から0.23マイクロシーベルトを引いた数値の合計が100ミリシーベルト
(100000マイクロシーベルト)になったら、ガンで死ぬ確率が0.5%増える。
ってのが今現在の基準ってことになります。

そして、その放射線防護を簡単に書いたよー!っていうのが、
「いちから聞きたい放射線のほんとう 菊池誠x小峰公子」という本です。
菊池誠さんは大阪大学サイバーメディアセンター教授の物理学者で、専門は計算物理学、統計物理学です。
この教授が、小峰公子さんという素人さんとお話をしながら放射線のほんとうのことを知っていき、
放射線防護について学んでいくというストーリー構成となっております。

なぜ、物理学者が放射線防護についての本を書くのかは謎ですが、菊池誠さん(キクマコさん)とは
ツイッターなどでも絡んだことがありますので、さっそくこの本を購入して読んでみました。

すると、ほんとうのことを話している本のはずが、いろいろと嘘が入っているような。。。

なので、書評を書くことにしました。


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「いちから聞きたい放射線のほんとう 書評」


副題が「いま知っておきたい22の話」というこの本は、物理学者のキクマコさんと
素人の小峰公子さんとの会話形式で22の話題が進んでいきます。

まず、まえがきですが、小峰さんはこの三年間、なにも学習してこなかったようで、
シーベルトってなに?とかっていう質問から入ります。
これくらいは、ネットで検索したらいくらでも出てくるし、わかりやすく書いたブログなどもたくさんあるので、
もうちょっと勉強してほしい所ですね。(私のメルマガでも簡単に解説してます!ステマ)
あれだけメディアで騒がれてるのに、今まで全く関心がなかったのでしょうかね。

・放射線が生物に与える影響についてはまだよくわからないこともあるよ

とキクマコさんは言っております。が、与える影響は実はよくわかっております。
与える影響はよくわかっているんだけども、線量によって、その影響がいつ、
どのようにガンになったりして表に出てくるのか?が人によってまちまちだったりするだけです。
いつ出てくるのかは、それは誰にもわからない。誰もいつ病気になるのかなんてわからないわけです。
しかし、放射線が生物(DNAや細胞)に与える影響なんてのはとっくの昔にわかっています。

1つ目の話の 「みんなつぶつぶでできている-原子と原子核のこと」は物理学の分野ですので、
間違いはないと思ってましたが、
p.22
・原子の直径が1kmだとしたら…電子はそこから1kmくらい離れたあたりにいる。

電子は原子核のまわりをぐるぐる回っているので、もし電子が1km離れたところにあったら、
原子の直径は2kmになるはずですよね。。。
原子の直径が1kmなんだったら、電子の半径は最大で500mですよね。。。

p.25
・自然界にあるのは92番のウランまでで、それよりも原子番号が大きいのは全部人工的に作られたものなんだ

と書かれています。
原子番号94番のプルトニウムなんかは微量ですが自然界にあることが知られておりますので、これは間違いですね。

2つ目の話の「放射線はやるせなさエネルギー-α線のこと」では、
p.41
・ヘリウムはもともとα線で、地下の放射性物質の崩壊の果てにできた貴重なものだ。

と書いているのですが、なぜ貴重なのかは書いてないんですね。
ヘリウムがなぜ貴重なのかなんて、解説しないと素人にはわからないのに、そういうのをすっ飛ばしているんですね。
この本の代わりに解説すると、ヘリウムは、声の変わるパーティーグッズや、空気よりも軽いから
風船の中に入れて飛ばせるだけじゃなく、実はヘリウムは「ガス」として優秀なので、
半導体とかを作るためにとっても便利なんですね。
ヘリウムはアルファ線を出す放射性物質(ウランとかプルトニウムとか)の崩壊によって作られて、
それが岩の下などに貯まったものなわけだから、天然ガスと同じように「有限」の埋蔵資源なのです。
だから、風船に入れて飛ばすとかはもったいないわけです。

ちなみに、なんでヘリウムを吸うと声が高くなるのか?は、ヘリウム中では音が空気中よりずっと速く伝わるためです。
ヘリウムを吸入してから発声すると、音が早く伝わるから高い声になるのです。
さらにちなみに、音が空気中よりもずっと遅く伝わる「六フッ化硫黄ガス」を吸うと声が低くなります。
ユーチューブにもありますね。
http://www.youtube.com/watch?v=FvvSIAqOkIw

4つ目の話の「光ってつぶつぶ-ガンマ線のこと」の
p.57 では
・シンチレーション・カウンターではガンマ線しか検出できない

と断言しちゃってますが、液体シンチレーション・カウンターではベータ線も検出できます。なのでこれも嘘ですね。

6つ目の話の「からだのなかの放射性物質-生物学的半減期のこと」
p.72では、
・からだは似てるものを区別できないから勘違いして取り込んじゃうんだ

っていってますが、これは間違いです。
似ているカリウムとナトリウムなんかは身体の中でもきちんと区別されております。

8つ目の話の「ベクレルってなに?」の
p.85には、
・ベクレルは放射性物質の量を表している

と書かれています。
ベクレルってのはp.83にも書いてある通り、
「放射性物質が一秒間に何個壊れるかを示す単位」
であって、決して、放射性物質の量を表す単位ではありません。
もし、ベクレルが放射性物質の量を表す単位なのであれば、一万ベクレルの土に含まれているセシウム137、134、
カリウム40などの放射性物質の量を表せるはずです。
が、それは無理です。それぞれがどれだけ入ってるかが解らないからです。
しいていうならば、一つの同じ放射性物質の量なら表すことは可能です。
例えば、セシウム137が一万ベクレルあった場合、セシウム137の量を示すことは可能です。
しかしながら、ベクレルは、「放射性物質の量を表す単位」ではないので、セシウム137と134などの
二つの放射性物質が混ざっていた場合は、そのそれぞれの量を表すことは不可能です。
なので、
「ベクレルは放射性物質の量を表している」
は、特殊な条件の時のみ成り立つものであり、この文面で「ベクレルは放射性物質の量を表している」
と言い切るのは間違っています。

9つ目の話の「ふたつのシーベルト-等価線量と実効線量」の
p.94にはこう書かれてます。
・α線でもβ線でもまずは細胞の中の原子や分子に次々とぶつかって、電子をはじき飛ばす…
水分子の電子がはじき飛ばされると、最後には活性酸素ができるの…
活性酸素はほかの分子と反応しやすくて、DNAを傷つけるんだ…
β線とγ線の場合、活性酸素がDNAを攻撃するほうが多い。いっぽうα線は、DNAを直接壊す作用が強い

この、DNAを傷つけるという表現と、壊すという表現がごっちゃになった表記はあまりよろしくないですね。
DNAを構成している塩基と塩基のつながりを切断しちゃうようなものを傷つけるといっていると思うんですが、
壊すという表現は、DNAをバラバラに破壊しちゃうようなニュアンスをもっています。
この壊すという表現は、全部「傷つける」に変えたほうがいいですね。

みんなの身体の中では、DNAの損傷が1細胞につき1日あたり5万~50万回の頻度で発生しています。
一個の細胞で一時間に約2万回です。
毎秒5個のDNAが損傷を受けてます。
みなさんの身体を構成する細胞は約60兆個ありますので、一日で60兆個x50万回の損傷が発生しております。
体全体では一秒間に300兆回のDNAが損傷してます。普通にしててもです。
そして、そのほとんどがDNA修復によって回復されていきます。
修復が失敗し、ガン細胞になるのが一日に約3000個。
一秒間に約0.8個のガン細胞ができてます。
一秒間に300兆回の修復で0.8個のエラーが出る。人間はこれくらいの修復能力を持ってます。
わかりやすくいうと、300兆円のうちの1円にも満たないくらいの大きさでエラーを起こすっていう事です。
そして、たとえガン細胞となっても、そのほとんどは防御機構である「細胞死」によって破壊されるため
ガン細胞はなくなっていきます。
なので、多少DNAが傷ついたからって、ほとんど修復メカニズムで治っちゃいます。
また、DNAに変異が入ったからといって、ほとんどガンになるなんてことはありません。

みんなのDNAは数百万個の違い(変異)をすでに持っています。私とあなたのDNAは、数百万個違うんです。
でも、あなたも私もガンじゃないって事は、がん抑制遺伝子などには変異が入っていないって事なんですね。
数百万個も変異があるのに、ガンになる遺伝子には変異が入ってないわけです。

では、放射線1000ミリシーベルトを浴びたら、どれくらいのDNAが傷つくのでしょうか?
1Gy(=1000ミリシーベルトだと思ってください)の放射線で引き起こされる遺伝子の変異は
細胞一個あたりだいたい0.27個です。
一気に、1000ミリシーベルトなんて放射線を浴びるとちょっと修復が追いつかなくなり、遺伝子の変異が起こったりします。
みんなだれでも数百万個のDNAの変異を持っていて、1000ミリシーベルトを浴びるとそれが細胞一個あたり0.27個増える
といわれています。

要は、ガンになるかどうかは、「その増えた変異が、ガンになっちゃう遺伝子に入るか?」という問題なわけです。
人間のDNAは約31億個(塩基対)あります。
そのうち、ここに変異が入ったらガンになるよ!って配列は1000~1万くらいだと思います。
(あくまでも私の感覚でです。100個くらいあるがん抑制遺伝子とガン遺伝子の重要な部分はそれくらいの塩基数かな?
と勝手に想像してみました。違うなら教えてください!)

1000ミリシーベルトを浴びて、0.27個の変異が入って、
その変異がたまたまガンになっちゃう遺伝子に入ったらガンになる。って感じですね。

しかし、さっきお話したように、人は誰でも一日に3000個くらいのガン細胞が産まれているんですよね。。。
放射線の影響は、あんまり関係ないように思いますよね。。。
それと、このお話は、一気に1000ミリシーベルト浴びてDNA修復が追いつかなくなった時のおはなしなので、
数マイクロシーベルト程度の線量では、修復が十分に追いつくのでまた違ったお話となります。

12個目の「ここまでのまとめ」の
p.124
・放射性のヨウ素や放射性のセシウムは自然界にはない

これは間違いです。放射性ヨウ素129ってのが自然界にはあります。微量ですが。

P.131
・「ピカがうつる」とか被爆二世の問題とか…放射性物質は…もちろん、うつったりしない

原爆では、中性子線が出ます。中性子線はものに当たるとほかのものも放射化しちゃう性質があります。
たとえばコンクリートに中性子線が当たると、そのコンクリートの成分が放射性物質になったりします。
ので、実際はうつることもあるんです。ある人が中性子線を出す放射性物質(ウランとか)を体内に持っていた場合、
他人と接触するとその他人の細胞のなかの原子を放射化しちゃうかもしれません。
「ピカがうつる」は、中性子線による影響が大きいものと思われます。
なので、「放射能はうつったりしない。」は間違いです。
もちろん、福一の事故では中性子線はほぼ出てませんので、今回の事故ではうつったりしてないはずです。
JCOの事故では、バケツで臨界させたため、ウランが中性子をだし、その中性子を浴びた人の身体が放射化されました。
作業員は放射性物質まみれの身体となったため、いつまで経っても放射性物質が体から抜けずに、
腸とかが火傷だらけとなって再生できずに死亡する。ってことが実際にありました。
いわば、臨界したウランの放射能が作業員にうつったわけですね。。。
JCOの事故では、臨界したウランを飲んだわけでも浴びたわけでもないんですね。中性子線を浴びただけなんです。

p.133
・放射性セシウムは泥にくっつくとなかなか離れない

これは、放射性セシウムだけじゃなく、セシウムの性質なので、放射性セシウムと限定するのは表記ミスだと思います。

p.140
・がんっていうのは、遺伝子が変化して、細胞の増殖が止まらなくなってしまうんだ

ガンの定義は1.細胞の増殖が止まらなくなること、2.その他の組織に浸潤すること です。
細胞の増殖が止まらなくなるだけならガンじゃないです。それは良性腫瘍です。

p.142
・どの細胞にも同じ遺伝子が1セットずつはいってる。

この表現はものすごく誤解を招きます。
私がツイッターでこの表現をしたところ、やはり誤解した素人さんがいました。その時の会話がこれ

いいな:キクマコ本:どの細胞にも同じ遺伝子が1セットずつ入っている。←一セットっていくつだよ。

素人さん:ほぼ素人だけど、その人が持ってるあらゆる種類の遺伝子がそれぞれ一個ずつ入ってるって言う風に
読めるけど違う?

いいな:違う。二個ずつだよ。ほら、これじゃ素人にはわからない。

素人さん:ごめん2個ずつとは読めないな。それこそ5個1セットのレトルトだってあるし……
その辺はあまり重要とは考えてないんかしらね。

いいな:こういう曖昧な表現が至る所に出てくるんですよ。簡単に説明するのと、曖昧に説明するのとは違うよね。

素人さん:なるほど… 一とおりの遺伝子=1セットと考えたから一個ずつかと思ったの。
2個ずつなら2セットの方がまだわかるな。

いいな:普通はそう書くのよ。。。

素人さん:普通はそう書くなら「1セット」は曖昧な表現ではなく明確に誤りのような気がする…

いいな:普通は一対のとかって書きます。

素人さん:なるほど。対なら2個ずつ以外あり得ないですね

p.145
・リチャード・ドーキンスが言う利己的遺伝子だね。…DNAがいちばんうまく増えていけるように生物は進化した。

これは、素人さんのよくやる間違いで、ドーキンスさん自身が、
「利己的遺伝子論は遺伝子が意思を持って振る舞うと言う意味ではない。」と明確に言っています。
利己的遺伝子と呼ぶのは、進化が人間の幸福のためではなく、遺伝子がいかに自己複製を増やすか、
をめぐって進化しているように見えるからですが、実際に遺伝子が視点や意志を持っているという意味ではなく、
私達が遺伝子の視点に立って考えることで、進化を分かりやすく説明してみた比喩です。

p.146
・特に放射線の場合は、DNAの二重らせんを両方とも切ってしまうことが多くて、そうなると、
修復しそこなうこともある…2本とも切れちゃうと、元に戻すのが難しくなるわけ…コピーする相手がいないからか。
そうすると元と違うDNAができちゃうんだ。それが間違ったまま再生されてしまい、がんになって現れる…

この箇所はつっこみどころが多くて訂正できないので、文章自体を以下に書き換えてみます。。。

特にα線の場合はエネルギーが大きいので二重らせんでできているDNAを
ハサミで切るように切断してしまうことがあって、
そうなると、DNAの複製ができないから細胞自体が死んじゃうこともある。
切断されても普通は磁石がくっつくように元に戻るのだけれども、
高線量によって近い場所の2か所が切断されちゃた場合には、
DNAがすぽっと切り取られた状態でくっついちゃうこともある。
電車でいうと、2両目が切り取られて、1両目と3両目が連結するってイメージ。
その2両目にあったのがガンを抑制する遺伝子だったりすると、ガンになって現れる…

p.147
・100ミリシーベルトの被ばくでがんになる確率が0.5パーセント増える

これは、被ばくでガンで「死ぬ」確率が0.5パーセント増える。の間違い。

p.149
・被ばく量とがんの関係ははっきりわかってて

被ばく量とがん「死」の関係ははっきりわかってて の間違い
以下、p.150,151などは図も含めて全部「がんのリスク」と書かれてますが、
正確には「ガンで死ぬリスク」だと思います。

p.151
・100ミリシーベルト以下の低い被ばく量では、がんのリスクとの関係ははっきりわからないんだ…
被ばくの影響が小さすぎて、どれくらい増えるのかはっきりとはわからない

疫学調査の結果、100ミリシーベルト以下の被ばく量では、有意差なし。と結論が出ております。
なので、どれくらい増えるのかはっきりとわからないのではなく、「増えない。」が正解です。
また、例えば、アメリカのニューヨーク州とコロラド州を比較すると、
自然放射線の線量はニューヨーク州よりもコロラド州の方が高いのに、
ガンの罹患率はコロラド州の方が低くなっています。

放射線の従事者の調査でも、10ミリシーベルトくらいの差があるのですが、
ガンは一般の人と差がないことがわかっています。
http://www.rea.or.jp/ire/pdf/report4.pdf
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2634664/

飛行機のパイロットやキャビンアテンダントさんは宇宙線により一般人の数倍以上の放射線を浴びますが、
一般の人よりもがん死亡率が高いわけではないです。むしろ、減ってます。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/14648170
まとめ http://www.gepr.org/ja/contents/20120220-03/

p.152
・(ICRPによる放射線防護の考えでは)がんのリスクは被ばくの総量に比例して増えると考えることになっている

そう考えるのは否定しませんが、ものすごく古い知見での判断ですので科学的ではなく、国の政策的な物事の考え方です。
「ほんとうのこと」とは到底言えないです。

p.153
・(がんの原因が放射線かどうかにかかわらず)
因果関係が証明されないと補償しないというやりかたは見直さないといけないね

この本の中でも一番ダメな部分はここだと思います。
福一から出た放射性物質によるガンかどうかは関係なく補償しろと言っているのですが、
これをしたら、全世界のガン患者から要求があれば全員に補償しなくちゃいけません。
因果関係は関係ないのですから誰にでも補償が必要となります。
もし、福島県のみとかと限定しちゃうと差別になりますし、どう考えても一番やってはいけない事です。

p.154
・妊娠中に被ばくすると、子どもがなにかの障害を持って生まれるのかどうかだけど、
原爆の被害者の調査でわかっていて、妊娠中に100ミリシーベルト以上被ばくしなければ、リスクは上がらない。
ガンのリスクと違って、低い線量ではリスクは上がらないんだ

これは生物学的におかしいですね。ガン死のリスクはあがる、つまり、DNAに変異が生じているのに、
障がいのリスクは上がらないってことは物理的にないです。
障がいのリスクがあがらないってことは、胎児に何らかの障がいがあれば流産しちゃって生まれてこれてないという
可能性があります。堕胎率などもきちんと議論すべきですね。

P.156
・被ばくが少なければ不妊にならないことがわかっていて…

この本全般で言えることですが、被ばくが少ないっていうのはいったい何シーベルトの話をしているのか全く分かりません。
普通は1シーベルト以下なんて低線量ですので、もし、被ばくが少なければが1シーベルト未満だとしたら
この文章は間違っています。
こういう文章を書くのならば、

瞬時200ミリシーベルトの被ばくで一時的に不妊になるけれども、
それ以下の線量や、200ミリシーベルトを慢性的に被ばくした場合では不妊にならないことがわかっている。

と、明確に書くべきでしょう。

p.156
・原爆の被爆二世の調査があって、子どもへの影響はみられていない
・DNAの一部が変化してそれが子供に伝わったとしても、その変化がからだに影響を与えるわけではないということ。
遺伝子が変化したからといって、それが必ず何かの影響として現れるわけじゃないんだよ

これも不受胎や流産のことは無視してますね。
胎児は産まれるまでに不具合があると生まれてこないように流産したりしますので、その統計とも比較すべきです。

p.157
・妊娠前に親が被ばくしたからといって、こどもががんや他の病気になりやすいわけではないって意味だよ

これ、p.143の「生殖細胞の変化だけが受け継がれる」の全否定となってますね。
いったいどっちがほんとうなのでしょうか。
親の生殖細胞のがん関連遺伝子が放射線で変異してそのまま受け継がれてもがんになりやすいわけではない。
ってのは、あきらかにこの本の記述のなかで矛盾しております。

p.160
・(甲状腺ガンの)検査をしたらどのくらいの割合で(甲状腺癌が)見つかるのか、データがなかった。

こう書いてありますが、データはあります。
古いものだと47年前の
https://soar-ir.shinshu-u.ac.jp/dspace/bitstream/10091/7895/1/Shinshu_med16-2-07.pdf
とかがあります。

P.165
・このとき(1963年)食べたストロンチウム90は、僕らのからだの中にまだ残ってるはず…
まだ半減期が2回も経ってないからね

ストロンチウムの実効半減期(物理的半減期と生物学的半減期をあわせた実際の体内での半減期は18.3年ですので、
半減期は2.78回経ってますので、これは間違いです。

p.167、p.180
・引っ越すだけで年間1ミリシーベルトくらい違うことはいくらでもあるわけ。
もちろん、自然放射線の差くらいは気にしなくていいと思うけどね。

放射線防護の観点から、自然放射線以外の被ばくを年間1ミリシーベルトにしようといっているにもかかわらず、
年間1ミリシーベルトの自然放射線は気にしなくていいという理由が私にはわかりません。
普通に考えるならば、引っ越して自然放射線が1ミリシーベルト減るのであれば、
そこでの福一由来の放射線量は2ミリシーベルトまで許容できるはずですよね。

p.181
・自然でもないしメリットもない放射線による被ばくは年間1ミリシーベルトに…

低線量放射線にメリットがないといっておりますが、生物学的にはメリットがあることがわかってます。
たとえば、低線量放射線の刺激によるガン抑制遺伝子p53の活性化、
活性酸素を除去する抗酸化酵素であるSODやGPxなどの活性化です。
要するに、温泉などに入り、数マイクロシーベルトほどの微量の放射線を浴びると、身体が活性化するということです。
まだ証明されてはいませんが、ラドン温泉の効能もこの辺にあると思われます。

P.183
・100ミリシーベルトよけいに被ばくすると、がんの危険性が0.5パーセント増えるから

いつの間にか、100ミリシーベルトでガンの危険性が0.5%増えることになってますが、これは、ガン死のリスクです。
しかも、これはだいぶん昔の予測モデルでしかないです。

長くなるのでそろそろ書評を。。。
全体的に雑な本ですね。読んでもあまり意味がなさそうに思います。
誰向けに書いたのかもよくわかりません。
いちから聞きたい放射線のほんとうという題ですが、あんまり本当の事も書かれてません。
むしろおかしい点のほうが多いように思われます。

こういう優しい解説書っていうのは、正確・簡潔・明瞭が基本です。
それができてないですね。
本を出す前に、生物学者なり、その筋の人にきちんと見てもらえばよかったのにって思いました。
おわり


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お寄せ下さい。それについて解説します。



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バックナンバー

No.1(号外)
・はじめに
・私をぎゃふんと言わせる方法
・私は、なにと戦ってるんだろうか?
・マンガから考察する核の恐怖

No.2(号外)
・素人が解説する放射能の恐怖
・デマはこうして作られる
・科学者とはなんぞや?

No.3(号外)
・放射線の基礎知識
・憲法改正案とは?
・乙武さんのはなし

No.4 (号外)
・生命ってなに?
・生命のつくりかた
・放射線って何の役に立つのよ?
・時事問題 従軍慰安婦ってなに?

No.5
・生物の多様性の簡単なはなし~ホタルの放流ってどうよ?~
・時事問題 続 慰安婦のはなし~政府はなんにもしていない?~

No.6
・しきい値なし直線(LNT)の歴史のおはなし
・ここが変だよ!奇跡のりんご

No.7
・人間の中の放射能の量のはなし
・放射線の基礎のおはなし
・時事問題 口蹄疫のおはなし

No.8
・チェルノブイリの事故と福島第一原発事故の違いのおはなし
・時事問題:クジラと船と自衛隊と…のおはなし
・時事問題:国会が閉会しました

No.9
・給食検査とWBC検査のおはなし
・もうすぐ参議院選挙ですが…質問しちゃいました

No.10
・絶滅危惧種ニホンアシカって知ってる?
・時事問題:絶滅危惧種ニホンウナギのおはなし

No.11
・電気は足りているのか?
・最近のちょっとひっかかったニュースを並べてみた

No.12
・EM菌って、なに?
・いまでも福一から放射性物質がモクモク出ている?
・時事問題:ワタミ候補の裏の裏の裏を考えてみる

No.13
・地球は温暖化しているの?
・時事問題:麻生副総理の憲法改正についての講演で。。。

No.14
・WBCの検証について
・バカでもチョンでものおはなし・・・
・選挙の供託金のおはなし

No.15
・靖国神社のおはなし
・時事問題:コミケに行ってみたいけども・・・

No.16
・はだしのゲンが閉架?
・被爆二世の白血病が増加?
・時事問題:東電の汚染水、大丈夫なの?

No.17
・土壌汚染とコメのセシウム濃度は【全く】相関しない?
・心境の変化の理由を聞いてみたら。。。
・時事問題:にちゃんねるがハッキングされました。

No.18
・バイトテロ・バイト店員の理解不能な行動
・なんで船酔いするんですか?
・時事問題:大物司会者によるセクハラ

No.19
・祝!2020東京オリンピック!
・トルコという国
・時事問題:トルコ邦人殺傷事件

No.20
・どうする?どうなる?汚染水
・汚染水に対する他国の反応
・時事問題:マスコミがマスゴミと言われる由縁

No.21
・神戸市ってどんなところ?
・時事問題:神戸市長立候補予定者討論会が行われました

No.22
・日本は、ほんとうに資源小国か?
・兵庫県のもつエネルギー資源
・時事問題:「色覚検査について」

No.23
・交尾にはものすごいエネルギーが必要ってお話
・ノーベル生理学医学賞を3行で解説してみる
・時事問題:「首相の靖国参拝」

No.24
・いま私にできる事を考えよう
・膿の発生メカニズム
・時事問題:「やなせたかしさん死去」

No.25
・人魂の正体って?
・コーラを飲むと骨が溶ける?
・時事問題:やらせ番組
・日本語で頭の体操

No.26
・勝因と敗因 (神戸市長選挙)
・時事問題:キャラメルから避難

No.27
・天皇に手紙を手渡し
・街の名士が街を作る
・時事問題:虚偽表示

No.28
・動物の雑学
・原子炉を警護する必要性はあるのか?
・時事問題:日本ユニセフ協会

No.29
・掛け算に順序なんてあるの?
・神戸の鎮魂?ルミナリエって必要?
・燃料棒の取り出し

No.30
・特定秘密保護法案って悪法なの?
・時事問題:あの借用書で大丈夫なの?

No.31
・特定秘密保護法案の誤解
・食品の汚染問題
・時事問題:特定秘密保護法案可決

No.32
・恐怖の記憶、精子で子孫に継承
・近親相姦を繰り返した集落
・時事問題:北朝鮮の変革

No.33
・ワクチンって危険なの?
・フェロモンって?
・時事問題:王将の社長殺害

No.34
・整形大国
・実弾提供
・時事問題:百度ってなに?

No.35
・モラルと規則
・子供を泣き止ませるには?
・時事問題: やしきたかじん死去

No.36
・都知事選と脱原発
・福島の真実?
・時事問題:阪神淡路大震災から19年

No.37
・イルカ漁
・明日、ママがいない
・時事問題:外国人の生活保護

No.38
・STAP細胞の猿でもわかる解説
・水素水について
・時事問題:癌を容易に正常細胞や良性細胞へ

No.39
・都知事選の行方
・大阪の出直し選挙
・時事問題:人からの初のSTAP細胞

No.40
・村山談話と河野談話
・福島の原発事故で甲状腺癌は増えたのか?
・時事問題:ソチにゲイはいない?

No.41
・STAP細胞の論文に関する疑惑
・2018年ピョンチャン(平昌)冬季オリンピック
・時事問題:大雪の教訓

No.42
・オリンピックは誰のため?
・冬の動物園の動物は寒い?
・時事問題:まど・みちおさん死去

No.43
・まだまだ話題のSTAP細胞
・タバコの匂いにクレーム
・時事問題:柏市連続通り魔事件

No.44
・博士号とは
・黙祷の意味
・時事問題:毎年20万人の移民受け入れ?

No.45
・ものごとのみかた
・脱原発のその後
・時事問題:クリミア半島


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※いいなサンのメルマガ転載ここまで。途中で下記↓の転記したからごめんなさいw

その他 いちから聞きたい放射線のほんとう 書評ツイとか。

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修正をしてる箇所もあるらしいのですが。。。
その内容は????

「いちから聞きたい放射線のほんとう」サポートページ
http://theremin.sakura.ne.jp/ichikara/

Radiation_factsさんのツイート
50年以上前の誤った仮説ではなく最新生物学(高いDNA修復能力)を学ぶ事。放射線には二つの重要な作用がある。1)細胞を破壊する。2)1の刺激で修復活動を行い古い細胞から新しい細胞に生まれ変わる。低線量被曝蓄積で癌にならない。ICRP勧告の誤りに気づき、古い教科書に騙まされるな。
https://twitter.com/Radiation_facts/status/529470571721940992

この話題はこちらへ続きます↓

前ページ いいなサンのメルマガに関連する僕のツイとか |無邪気な女神様への独り言|Ameba (アメーバ) http://s.ameblo.jp/yosita0314/entry-11902015819.html


違ってること(への指摘)とか。主に放射能、健康関連 11/6 15:38追記 |無邪気な女神様への独り言|Ameba (アメーバ)
http://s.ameblo.jp/yosita0314/entry-11948836947.html


ICRPの話までで理解終えてる方はこちらも是非↓

Togetterいいなサンの「いちから聞きたい放射線のほんとう」の書評の意味するところとは? |無邪気な女神様への独り言|Ameba (アメーバ) http://s.ameblo.jp/yosita0314/entry-11949706154.html


念のためこれもここに置いていきます。

福島の放射能問題と除染|福の島プロジェクト
http://www.fukunoshima.jp/blog/temp.html

放射性物質(放射線)の人体への影響などを知りたい方は(随時追加したりしますm(__)m) |無邪気な女神様への独り言|Ameba (アメーバ)
http://s.ameblo.jp/yosita0314/entry-11851376841.html?