SONYの思惑~PSP Go~
いよいよ正式発表されました『PSP Go』
新しい物好きでゲーム好きなよしぷぅとしては早くでないかなぁ、おもろそうやなぁ、と思っております。
が、しかしお店の店長という立場のよしぷぅで考えると…まいった…
小さなゲーム屋の日々さん やゲームは一日○時間さん など、同じ販売店側の皆さんの意見を読んでいると、やっぱり同じような悩みを持ってしまいますね。
まだ詳しい情報がSONYから来ていないのでなんとも言えませんが、今いえることは今までのパッケージソフトが売れないこと。
当たり前なんですが、これが純粋に一番キツイ。
そもそもゲーム本体の利益なんて販売店にしてみれば無いに等しいです。
でも、一緒に買って帰ってくれるソフトがあるから利益が出る。
もしそれが本体のみの販売でソフトはネットからダウンロード…なんてことになったら皆さんがおっしゃるようにまず売る店がなくなるでしょうね。
それほど本体の仕入れ率は高いんです。
しかも本体を売れば売るほど、今までのソフトを買ってくれる人数が減るんだからRYOさんの言ってるように自殺行為です。
ただこれを例えばネット販売専用にすると…たぶんあんまり売れないと思うんですよね。
今でこそインターネットって言葉は溢れてますが、PSPのメインユーザーにはモンハンなどを友達同士でやる中学生なんかが多く含まれます。
じゃあそんな子供たちが本体をクレジットなどが必要なネットで気軽に買うのか?
はたまた、本体は手に入れたとして、日ごろから欲しいソフトを気軽にダウンロードできる環境にあるのか?
パソコン好きでネットもガンガンやってて、外出時も公共の無線LANに接続して…なんて人には問題ないですが、たぶん中学生前後の子供には敷居が高いと思います。
じゃあSONYはもともと通常のPSPのようにたくさん売るつもりないんじゃない?とさえ思ってしまいます。
いや、ここで何か画期的なネット接続の方法や子供でもできる簡単な何かを提案してくれるならそれもいいでしょうが、それでも今度は金銭的なものが係わってきます。
とすると、やはりメインユーザーはゲーム好きなコアなファンってことでしょうか。
こう考えると、お店にとってコアなファン=たくさんソフトを買ってくれるお客様なのでますます厳しくなります。
きっとゲーム好きな方は両方持ってるよってなるんでしょうが、もし万が一、パッケージソフトとダウンロードソフトで同じタイトルを併売なんかされるとますますアウトorz
う~ん…どう考えても売上は下がりますね。
も一つ言うとゲーム屋さんの利益の中心は、はっきり言って中古です。
その中古ソフトの絶対数が減るのが目に見えているので…あぁどうしよう…
今考えても答えは出ませんが、長年ベータのビデオを切り捨てず作り続けたSONYさんに一言。
販売店を切り捨てないでくださいね。
おーさかさん、RYOさんへ
ハローワークで会ったら声かけてくださいw