太鳳は元気になりました。 | よしお てつ のブログ

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SF ジュブナイル好きの絵描き男。様モノ和モノ何でも描きます。



今日現在の太鳳です。
元気そうに見えますが、彼は数日前まで寝たきりだったのです。

事の起こりは10月の中旬、太鳳は突然の食欲不振に陥りました。
朝昼晩のフードを全く受け付けなくなり、水分も口にしなくなりました。

「もしかして偏食?」とフードの種類を変えてみましたが、全然口をつけてくれません。
そして突然の嘔吐…。
良く見ると、吐瀉物の中には多数の寄生虫がいました。

「食欲不振の原因はこれだったか」と、すぐさま動物病院へ。
虫下しの処置をしてもらいました。
同時に、胃腸の状態を良くする薬ももらいます。

しかしその後も、食欲不振は続きました。
太鳳は日に日に衰弱して自力で立てなくなり、とうとう寝たきりになってしまいました。
客観的に見て、かなり危ない状態です。
(T-T)

「このままでは太鳳が死んじゃう。どうにかしないと!」
再度動物病院へ赴き、針の無い注射器による流動食の食べさせ方、水の飲ませ方を教えてもらいました。
そして現在…。

流動食を1日4回強制的に食べさせた甲斐もあって、太鳳の体調は日ごとに回復してきました。
全く歩けなかった足に力が入るようになり、流動食だけでなくドライフードも食べるようになり、自力でトイレに行けるようにもなりました。
どうにか一安心です。
(^_^;)

しかしながら、どうしてこういう事態になったのでしょう?
獣医さんの意見では、太鳳は体の右側に生まれもっての障害(脳障害?)を持った猫であり、それが成長にともなって出現してきたのではないか…とのことでした。
寄生虫は関係ないそうです。

なるほど、そうだったのですね。
太鳳は元気な頃から、歩行時に右後ろ足をひねる癖があり、右目の瞳孔も左目に比べて小さい猫でしたから。
きっと、生まれついての障害があったのでしょうね。

まあ、それでも可愛いから良いけど。
(*^^*)

太鳳がこれからどうなるのかは不明です。
獣医さんからは、脳障害があるならば、もしかするとあまり長生きはできないかもしれない…とも言われました。
それでも今、太鳳は元気です。
高いところへ向かって、猫っぽくジャンプだってします。
将来どうなるかは不明ですが、今はこの元気を大切にしたいです。
僕にできることは、何でもしてあげたいと思っています。

太鳳が今後も元気で、猫らしい一生を送れるように頑張りたいと思います。
(^-^)v







さて、ここから先は素人の感想…と言うか、見解です。
内容的に間違っているのかも知れませんし、読んでも何の役にも立たない部分です。
読みたくなければ、読み飛ばして良い文章です。

さて、どうして今回、太鳳がこのような事態に陥ったのか?
素人なりにネット等で勉強して、考えてみました。


素人の結論として、太鳳はワクチン接種に対して耐性が低い猫だったのではないか…と思っています。

人間でもそうですが、たまにそういう猫がいるそうなのです。

異変の始まりは10月中旬の食欲不振だったのですが、実はその1週間前に、太鳳は生まれて初めてのワクチン接種を受けていました。

つまり、不用意に体に合わないワクチンを受けたせいで太鳳は体調が悪くなり、それがきっかけとなって隠れていた障害が出現してしまった…のではないでしょうか。

証拠はないです。

ただし間違いなく言えることは、これは何の考えも無しにワクチン接種させてしまった飼い主の責任であるということです。

太鳳のことは、今後も大切に育てていくつもりです。

しかしながらこれから先、2度とワクチン接種はしないつもりです。
太鳳は完全室内飼いの猫であるので、病気感染のリスクは低い筈です。
それよりも再接種をすることで、再び体調不良になってしまう可能性があるのが怖いのです。

この決定について、もちろん賛否両論あると思います。
ワクチンそのものは、愛猫を病気から守る大切なものだと認識しています。

それでも、少なくとも今は、2度と太鳳にワクチン接種を受けさせる気持ちはありません。

そう考えています。