創作
最高幹部達の世界公文作成の会話(創作)
最高幹部の会話(創作)・・パートⅡ
大幹部密室会議(創作)・・・パートⅢ
の続編です。
創作なので適当に突っ込みを入れながらお読みください。
幹部A「みんな集まったところで会議を始めようかね。」
幹部B[今日の議題は?」
幹部A「グループラインで通達したでしょう?既読になってたから読んでるじゃ・・・」
幹部Bがスマホを取り出す・・・
幹部B「1週間前に来てた・・ごめん・・」
幹部C「まぁ~草創期から日本を開拓した夫人が離脱しことや数名の責任者が抜けたことでBさんはてんやわんやしてたから仕方ないよ。ここで『許せ愛せ団結せよ』だよ。」」
幹部B「『許せ愛せ団結せよ』でゆるして。」
幹部A「議題でもある、その夫人や責任者が抜けたことに対する影響はある?」
幹部B「数値的には影響はないな~」
幹部C「今いる信徒はアベル信仰が根付いていて、アベルが『右』といえば右だし、『左』といえば左というのが染みついているから今更誰がどうこうしたところで、さほど影響はないと思いうよ」
幹部A「ほ~長年の教育が実を結んでますな~」
幹部C「そのおかげで御言を改竄しても、女メシア論を説教しても今更異を唱える人は居ませんから。意を唱える人には去ってもらってるから~残念!」
幹部A「仰る通り・・」
幹部3人互いに顔を見合わせながら高笑いが会場に響く・・・
幹部B「それはそれでいいんだけど、結局人数的影響はなくても毎月の献金が中々集まらない・・」
幹部C「そろそろ限界なのかな・・」
幹部A「集まらなければ、出を少なくする方向でいけばいいんじゃね~。これが『経営のいろは』よ」
幹部C「さすがはAさん!!」
幹部B「で、具体的にはどうするの」
幹部A「職員のリストラと施設の閉鎖。数値は局長に丸投げして、それに対するクレームも担当局に任せればOKでしょう。」
幹部B「それがいい、韓国本部も聖地である工場を売ったり、人員削減してるから何の問題もないよ」
幹部C「最近はやりのパクリ・・・いや、もといオマージュってか。うん、うん!それでいい。特に責任がこっちにこないってところがいいよね。」
幹部A「全員一致で決まりね。じゃ本当にヤバくなりそうな時期を見計らって総務部から公文だしてもらうから」
幹部B「やっぱ授受作用するといい知恵と力が湧くね。」
幹部C「湧くよね~。」
幹部A「次の議題は分派対策ですが・・・何かある?」
幹部B「それそれセブン教団のところが銃を持った写真を堂々と掲載してるって情報があるけど」
幹部C「え~まさかそれは無いんじゃない」
3人一堂にスマホで検索し始めた
幹部C「あった」
幹部B「本当だ・・・」
幹部A「これでセブン教団のところは対策らしい対策は必要ないかも」
幹部B「自滅パターンだね」
幹部C「でも油断はできないよ、あれだけすーっと宗教家にあるまじき『批判説教』してきても、あっちがいいと乗り換える信徒はいるし、聖酒の時も結局曖昧になっていったし・・・」
幹部B「信徒が減るのはこまるな~」
幹部A「じゃあ取り合えず何らかの形で・・・冊子とかネットとかでさりげなくこの写真をのっけようか」
幹部B「教団ご用達のブロガーから拡散してもらう。」
幹部C「ネットは見ないでって公式には通達してるけど・・」
幹部A「見てない人は機械関係がダメで見れない人で、見れる人は見てるし、対策的にはブロガーに掲載としてもらって、一応なんかやったってことにしないと教会長達がまたブーブー言うからね。」
幹部B「そうだね・・」
場面変わって
議題に上がったセブン教団
この教団は嘗て次期総裁と持ち上げられたにも関わらず幹部らの裏切りによって追い出された兄弟が、米国に立ち上げたという経緯がある。
立ち上げて数年を経て、暴露説教をYチューブに上げ世界に発信している。
兄「な~弟よ、最近会社の売れ行きが悪くで中々献金が出せなくなってきたよ」
弟「ん~教団運営は兄さんの企業からの資金が頼りだから・・・どうしよう」
兄「以前本体の公的責任にある時から自分の企業名の入った帽子をかぶっているのはどうしてか分かるか?」
弟「僕は宗教専門だから経済に精通している兄さんの考えは解らないよ。」
兄「企業に使命は利益追求だから、その使命から片時もぶれることなく企業宣伝の為にかぶってたんだよ。」
弟「そうだったんだ、深いね~」
兄「弟よ、よく聞きなさい。本体の公職の時、『強いアベル』を強調し『アベルが強ければカインに殺されなかった。だから武術を学びさい。武術が出来なければ、代わりに銃を持てば勝てる』と説教したのも商売につなげるためだよ。一貫性があるだろう。」
弟「頑固なまでに一貫性があるよね。」
兄「経済的安定がなければ教団運営できないからお前も関心をもちなさい。」
弟「うん、わかった。で兄さん、どうしたらいい?」
兄「うれしそうに銃を持った写真撮って、世界に発信してほしいんだ。」
弟「でも、教団の中にもまだまだ銃に対する意見は様々だから・・・どうしよう・・」
兄「それは大丈夫、教祖の父にも銃を持ってもらう。」
弟「え~??どういうこと。」
兄「写真加工技術を使えば大丈夫だ」
弟「科学だね。」
兄「そう、まさに宗教と科学と経済の融合だ。」
弟「宗教と科学と経済の統一だね。」
兄「兄の提案を受け入れてくれるか?」
弟「わかった。兄さんと教団維持の為にやるよ」
兄「ありがとう弟よ。」
弟「銃、売れるといいね~」
兄「売れるといいな~」
場面が戻って教団幹部会
幹部A「後何か議案はある?」
幹部B「独生女はどうする?」
幹部C「会長たちの言い訳も一貫性無くなってきたし、ビジョン2020達成まで後3年しかないしこのままじゃまずいんじゃない。」
幹部A「子羊の婚姻の為に独生女が必要であり、イエス様は婚姻できなかったからキリスト教2000年の目的は婚姻であり、真の父母だってことは何とかすり抜けられるでしょ。」
幹部B「まぁ~決定的な事は情報封鎖しておけばいいし、深く考えている人はもう去っているから問題ないんじゃない」
幹部C「問題はビジョン2020の勝利をどうするかだね」
幹部A「それも問題なし!!」
幹部C[?」
幹部A「伝家の宝刀『延長路程』で解決!!」
幹部B「できない言い訳は我々は十八番でしょう。」
幹部C「そうだね、子女の分派問題とか信徒経済問題に責任転嫁すれば何とでも言い訳できるね。」
幹部A「これも全会一致で承認ってことでいいかな」
幹部B「いいとも~!!」
幹部C「今日の幹部会も有意義で何の問題もなかったね」
『んなわけねーだろー』と天からの突っ込みが聞こえてきたかこないかは読者の想像にお任せします。
注意:これはあくまでも創作であります。よって実在の団体、人物とは関係ありません。