関連記事
保健所案件 熊本近郊 犬の一時預かり&里親募集&飼い主さん捜し
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshi3a3/40363413.html
熊本犬
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshi3a3/40371407.html
転載元
https://www.facebook.com/photo.php?v=1512604962302710&set=vb.100006596612779&type=2&theater
https://www.facebook.com/inunekosatooya/posts/741991915860209
この子が収容された前日は、豪雨・雷雨でした。
雨と雷に驚いたこの子が、脱走してしまい、事故に遭ってしまったものと思ってました。
一刻も早くお家に帰してあげたいと、必死に呼び掛けました。
状態が良くないと聞き、何とか命を繋げたいと、ボランティアさんとお世話に行きました。
「助けてあげたい」と、応援して下さる方も。受け入れて下さる所を探しながら…。
下半身はウンチの毛玉。全身の毛はフェルトの様に固まって張り付いてました。歯は歯石に覆われてました。
「この子は迷子ではない。」
ご飯も食べてくれなく、血下痢。自分の意志でしてるのか、溢れて出されてるのか…。
グッタリとして、反応もなく…。
「この子は目を瞑るべき子なのかもしれない」「朝を迎える事が出来るのだろうか」と、毎晩眠れずに過ごしました。
万が一の望みを掛けて、祈りました。
お利口に歯も見せてくれます。ブラッシングすると、気持ち良さそうに目を細めてくれました。
月曜には引き出せるよう、何とか命を繋げようと、往診の獣医さんに点滴をお願いしました。点滴をすると、顔も上げてくれ、光を見ました。
そして、簡易検査にてパルボ検査をお願いしました。
引き出しても、直ぐに入院は必須の状態でした。
「出ました…。」
悲しみと怒りと悔しさが一気に込み上げ、声を荒げてしまいました。
「何でこんな事になるとよ!!?? あんまりじゃない!!!!」
こうなった以上、もう出来る事はないと、週明けには処分だと思いました。
雷雨の中、一人横たわり、身動きも出来ず、どんな思いでいたの!??
そしてパルボ。どんなに苦しいの!!?足はどれだけの痛みがあるの!!?
最期がこんなんなんて!
「何でこんな事になるとよ。あんまりじゃない。」
動画は、感染発覚にも関わらず、点滴直後は顔を上げてくれたところです。少しですがご飯も食べてくれました(保健所犬舎内)
もうこの子と会う事は出来ないかもしれない。
こんな良い子が、何でよ…。月曜にはガス室??
せめて、最期は人の温もりと、愛されてる事を感じて欲しいと思いました。この子の生きてる姿を残したいと思いました。
しかし、奇跡が起きました。
保健所の職員さん、支えて下さった方々、動いて下さった方々…。
この子は、保健所を出る事が出来ました。
この子はまだ生きています。病院で看護師さんに、「撫でて」と前足を動かす事もあるそうです。
まだ隔離病棟での治療が続いてます。行き先もまだ決まってません。
どうか、この子を見守って下さい。この子の回復を祈って下さい。
※ 尚、保健所では、清掃・消毒等、二次感染被害を防ぐ為の対応を、迅速に行って頂きました。
※保健所は、出来る限り以上の対応を頂きました。どうぞ、状況確認等のお電話等はお控え頂きます様お願い致します。
沢山の子達の命に関わります。ご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。
(以上転載)