さて、今日は東京に戻っての観戦に。

西が丘でJFLの試合があったので、見に行きました。
西が丘の試合は、残留に向けて負けられない新宿と、J3参入に向けて負けられない滋賀の試合になりました。
早速、レポートです。


日本フットボールリーグ第20節 クリアソン新宿1―0レイラック滋賀(西が丘)
得点:池谷
主審:宗像瞭(1)

試合は、新宿のペースに。
今日の新宿は前から齊藤などがしっかりプレッシャーをかけていきます。
落ち着いてボールを回そうとする滋賀にその展開が嵌まり、新宿のペースに。
滋賀は思ったような展開にならず、森本も孤立気味の形になります。
先制は新宿。
45分+1にFKから池谷が押し込み先制。
前半は、新宿が1点リードで折り返し。
後半になり滋賀はいきなり3人交代に。
さらには後半の飲水タイム前には5人を交代させる展開に。
それでも新宿のペースは変わらず。
滋賀は森本を下げてから縦にボールを出すという流れも。
それでも、滋賀は87分に左からのクロスからハンドを誘いPKに。
しかしこのPKを三宅が外します。
さらには終了間際の90分+1には平尾が2枚目のイエローでレッドになり万事休す。
新宿が1―0で滋賀を下し、最下位脱出となりました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの新宿。
今日はよかったと思います。
まずは涼しくなって身体が動ける環境になったこと。
そこから池谷や齊藤が前でしっかりとプレッシャーをかけてくれたことが大きかったですね。
滋賀が慌ててる雰囲気は多分に感じました。
その流れで前半先制できればいいなの時間で何とか先制に成功。
後半はガッチリ守って齊藤に頼んだという形が、今日はうまくいきました。
まぁ、PK失敗に救われた部分もありましたが。
この苦しい流れが続く状況で、自分達のサッカーに持ち込んで勝てたのは大きいなと思います。
そのおまけに最下位脱出までついてきましたし。
ここからまずは残留圏内に向けて、この流れを続けたいですね。
どう繋ぎますか。

一方、アウェイの滋賀。
あなた方、J3に行く気あります?
そう言いたくなる試合でしたね。
結構イケイケタイプが多いチームで落ち着けてサッカーをやろうとしてしまい、新宿のプレッシャーに苦しむ形に。
ハーフタイムに3人交代させてもあまり効果なし。
後半の飲水タイムには5枠の交代を使い切る。
で、森本を下げてから縦へのロングボールを増やす。効果が見えない。
やることなすこと全部が裏目に出た試合でしたね。
挙げ句の果てにはPKを三宅が失敗。しかも枠外に蹴ってしまう。
さらには終了間際には平尾がレッドに。
踏んだり蹴ったりとはこういうことなんだろうなという試合でしたね。
正直、3連休の月曜日に滋賀から来てくださったサポーターが不憫でならんな。
そう思いたくなる試合でした。
最下位のチーム相手にこの状況では、当然ながらJ3なんて夢のまた夢。
残り10試合で2位の栃木シティとの勝ち点差は8。
まぁ、現実的には今日の負けで厳しくなったかなと思いますね。
この負けは忘れちゃいけない負けでしょうね。
どう奮起しますか。


新宿、久々に自分達のサッカーをやり切り最下位脱出の勝利に。
滋賀はJ3が明らかに遠退いてしまったなという試合になった。
そんな試合でした。


さて、昨日は仙台にいましたが今日はさらに北上。

盛岡南Aで総理大臣杯の決勝があったので、見に行きました。
盛岡南Aの今年の決勝は、関西を死闘でギリギリで勝ち抜けてきた阪南大と、
北信越を無類の強さで勝ち上がってきた新潟医療福祉大の試合になりました。
早速、レポートです。


全日本大学サッカートーナメント決勝 阪南大学2―1新潟医療福祉大学(盛岡南A)
得点:田澤 中田 金子
主審:植松健太朗(2)

試合はいきなり動きます。
新潟医療福祉大は1分(開始20秒)に繋いで吉田シュートのこぼれ球を田澤が決めて先制。
しかし阪南大は3分、左からのクロスを池田が折り返して中田が決めて同点に。
この状況で試合はどうなるんだという感じで進みます。
新潟医療福祉大は松松本や吉田を中心に。
阪南大は中田を前に起きながらの流れになります。
前半は結局その後は動きもなく、1―1で折り返し。
後半になってもお互いの攻めは変わらず。
阪南大は早めに交代で松井と小川を投入していきます。
新潟医療福祉大も若林を投入して何とかしようとしますがなかなか決まらず。
そのまま試合は進み、試合は延長かと思った90分+4にドラマ。
阪南大が櫻井のFKから金子が押し込んで勝ち越し。
試合は阪南大が2―1で勝利。
阪南大は12年(11大会)ぶり3回目の大臣杯制覇となりました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの阪南大。
まずは優勝、おめでとうございます。
大臣杯出場を決めた大阪体育大との試合も終了間際にセットプレーからの勝ち越しでしたが、まさかこの場面でも同じことが起きるとは思いませんでした。
まぁ、まずは中田の迫力でしょうね。
最多のシュート5本を打ち、さらには強さも見せてました。
そりゃ前に置いてボールを集めたくもなるわと感じましたね。
また、彼がいることによりサイドから攻める姿勢が増加。
三好や池田、森村などが上がるシーンがありましたね。
いきなりの失点で正直どうなるかとは思いましたが、試合をうまく落ち着けたなと感じましたね。
で、終了間際ですよ。また勝ち越しですよ。
櫻井からのセットプレーの強さが光りました。
金子もよく詰めてましたね。
阪南大は最近はなかなか全国に来ないことも増え、一時は降格の危機もあったチームです。
そのチームがこういう形で復活したのは、関西にとっては大きいと思います。
次も楽しみですね。

一方、アウェイの新潟医療福祉大。
いきなりの先制でリズムに乗るかと思いきや、いきなり失点。
何か難しい試合になったなとは思います。
ただ、GK桃井は再三止め、秋元や細井、大塚天が阪南大中田に対してよく対応していたと思います。
それだけに田澤や松本、吉田が何とか追加点をと頑張りましたが、うまくいかずでした。
で、終了間際ですよ。
一昨年のインカレの決勝でも終了間際に勝ち越されての準優勝。
これ、悔しいなんてもんじゃないです。
インカレ出場は決めました。北信越にインカレの追加枠を持ち帰りました。
でも、予選ラウンドは勝って免除されたかっただろうなと思います。
どう切り替えますか。


さて、昨年からこの大会は東北学連が運営を手伝うことになりました。
東北学連、今年は幹事長自らアナウンスをやりました。
声が聞きやすくて、普段の関東での試合のアナウンスよりもよかったなと。
また、慣れない中チケットのもぎりをやったり、動員にちゃんと集まったり。
この大会を陰ながら支えてくださっている東北学連のみなさんには、本当に感謝しかないです。
今年は12月にも東北開催のインカレの試合が組まれるはずなので、そちらにも期待したいですね。


阪南大、予選突破同様の劇的ゴールで優勝を決め、インカレの予選ラウンド免除も獲得。
新潟医療福祉大はまた決勝の終了間際の失点に泣く形になった。
そんな試合でした。


さて、今日からは東北に行きました。

というわけで、今日は仙台スでJ2観戦となりました。
仙台スの試合は、まだまだ自動昇格を諦めるわけにはいかない仙台と、プレーオフには何とかいきたい藤枝の試合になりました。
早速、レポートです。


J2リーグ第31節 ベガルタ仙台2―3藤枝MYFC(仙台ス)
得点:矢村2 梶川 郷家 オウンゴール(モヨ)
主審:須谷雄三(1)

試合は、いきなり動きます。
4分に藤枝は縦パスから矢村が角度のないところから決めて先制。
藤枝はパス回しで仙台を翻弄。
モヨなども上がってチャンスに絡みます。
仙台は前線がなかなか決まらず。
真瀬などがよく上がるも決まらない展開に。
そうすると、30分に藤枝はゴール前のパス回しから梶川が抜け出して決めて追加点。
しかし仙台は43分、松井の突破からこぼれたところを郷家が決めて1点差に。
前半は、藤枝が1点リードで折り返し。
後半も流れは変わらず。
55分に藤枝は矢村が1人で全てを決めうまさしく独壇場のゴールで追加点。
仙台はここからなりふり構わずの流れに持ち込もうとします。
藤枝もカウンターでチャンスを作るも決まらず。
仙台は攻めまくりの形になります。
そうすると、仙台は90分+1に右からのクロスから藤枝モヨのオウンゴールを誘い1点差に。
しかし反撃もここまで。
藤枝が3―2で仙台を退け、勝利しました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの仙台。
前半のエロンなどが決められなかったのが全てかなと。
前線がなかなか点の感じがしなかった。
これが最後まで響いたかなと思います。
2列目などが絡む流れが出来た時間からは攻めてましたしね。
そこから一気に畳み掛ける終盤。
さすがに3失点ではやむなしかという試合になりました。
最後は久々にこういう雰囲気の試合を見ましたね。
とにかく今日負ければ自動昇格は限りなく厳しいものになる。
それだけは避けたいとは思いましたが、反撃が遅すぎました。
まぁ、現実を見る限りはプレーオフ争いに方向転換でしょうな。
どう切り替えますか。

一方、アウェイの藤枝。
とにかく矢村が今日は凄かった。
明日の大臣杯決勝の新潟医療福祉大へのエールと言わんばかりの独壇場の2ゴールになりました。
特に後半のゴールは全部を1人でやってしまうという、とんでもないゴールでしたね。
また、2点目のゴール前での繋ぎも見事でした。
終盤の時間に失点しているのは課題ですが、今日の仙台の必死さなら仕方ないかなとも。
最後まで勝つんだという気持ちがホントに強かったですね。
これでまだまだプレーオフの可能性は残してます。
次も楽しみですね。


藤枝、矢村独壇場の2ゴールで仙台を退け勝利。
仙台はなりふり構わずの攻めも見せたが、追い付けない試合だった。
そんな試合でした。


さて、今日は平日ですがサッカー観戦に。

今日は、三ツ沢球でJ1の試合があったので、見に行きました。
三ツ沢球の試合は、最近攻撃陣が好調な横浜FMと京都の試合になりました。
早速、レポートです。


J1リーグ第30節 横浜F・マリノス1―2京都サンガF.C.(三ツ沢球)
得点:エリアス オウンゴール(鈴木義) 原
主審:西村雄一(1)

試合は、いきなりのアクシデントからスタート。
9分に横浜FM西村がレッドになってしまい、いきなり横浜FMは1人少ない展開になります。
それでも横浜FMはロペスやエウベルを中心に攻める流れを見せます。
京都はエリアスや原を中心に、トゥーリオや川﨑なども絡む展開に。
先制は京都。
23分にトゥーリオからのクロスからエリアスが押し込み先制。
しかし横浜FMは変わらずに攻めていきます。
37分に横浜FMは右CKから京都鈴木義のオウンゴールを誘い同点に。
前半は、1―1で折り返し。
後半になって、横浜FMは風下になり苦しくなります。
京都は変わらずに攻める形に。
京都は52分にスルーパスから原が抜け出して粘って決めて勝ち越し。
横浜FMは宮市を交代で入れますが、その宮市が最初のプレイでケガというアクシデント。
結果、横浜FMは最後まで諦めずに攻めるも追い付けず。
京都が2―1で横浜FMに勝利しました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの横浜FM。
あまりにも前半が厳しかったなと。
西村のレッドはやむ無しです。
あの状況でアフターで入ってしまっては仕方ないレッドかなと。
ブラジル人トリオは相当頑張りながらも相当イラついていたのも事実です。
一度はオウンゴールとはいえ、いい形で追い付いたんですがね。
後半に宮市がまさかのあの形での交代になるとは。
今日は流れは全くなかったなと思わされる試合になってしまったなと思います。
ここからの長い連戦の最初がこれですか。なかなか大変だ。
どう切り替えますか。

一方、アウェイの京都。
まぁ、これが勝ってるときの勢いでしょうな。
エリアスや原が積極的に前を向いて攻める。
後半からはそこに豊川なども絡む。
攻める迫力が出てるなとは思いますね。
先制はエリアスがしっかり詰める形に。
勝ち越しは原が抜け出しての個人技で。
それ以外も決まりはしませんでしたが、よく攻めた形はあったなと思いました。
また、後半途中から米本がこれ以上ない活躍に。
ホントに危機管理能力はズバ抜けてるなと思います。
正直、1人少なくなってガンガンに来る前線相手に苦しんだのは事実ですが。
これで勝ち点は37まで伸びました。
だいぶ視界が開けたかなとは思います。
次も楽しみですね。


京都、休み明けの試合も横浜FMを動きで上回り何とか勝ち点3獲得。
横浜FMは今日はレッドにケガに、流れが全く向かない試合になった。
そんな試合でした。


さて、今日は町田市陸へ。

町田市陸でJリーグカップの試合があったので、見に行きました。
町田市陸の試合は、町田と新潟の試合になりました。
早速、レポートです。


Jリーグカッププライムラウンド準々決勝第2戦 FC町田ゼルビア2―0アルビレックス新潟(町田市陸)
(トータル町田2―5新潟となり、新潟が準決勝進出)
得点:中島 下田
主審:福島孝一郎(1)

試合は、町田が当然攻める形に。
しかし新潟は長倉を中心に攻める形が目立ちます。
新潟はチャンスは作るもなかなか決められない流れに。
そうすると、町田は41分に右からのパスから中島が決めて先制。
さらに45分にはナサンホが粘ったところを下田が決めて2点目。
前半は、町田が2点リードで折り返し。
後半になり町田は攻めようとしますが新潟はまた長倉が頑張りを見せて町田に流れを渡さず。
町田はエリキやバイロンを投入してさらに畳み掛けようとしますがなかなか繋がらず。
新潟はしっかりとはね返しながら長倉にボールを預けます。
終了間際になると新潟は小野もその流れに加勢。
町田に自由を与えないまま試合は終了。
この試合は結局町田が2―0で勝利。
しかしながら第1戦のアドバンテージが大きかった新潟がトータル5―2で準決勝進出となりました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの町田。
まぁ、結局は藤尾がいなかった影響がじわりじわりと出ましたね。
前半なかなか決まらずもそれでも40分を過ぎてから一気の2得点。
しかも先制は中島と流れは本当によかったんですがね。
ハーフタイムがあったことで新潟に落ち着きを取り戻されてからは厳しくなりました。
新潟がなりふり構わず守りに入ったこともありましたがね。
なかなかガチガチに守る相手になると、さすがにそこから3点取れは難しい話になります。
あとは、結局は長倉を止められなかったイメージが強かったですね。
何とかしたかった試合ではありましたがここで敗退に。
 ただ、リーグ戦には繋がる今日の内容かなと思います。
どう繋いでいきますか。

一方、アウェイの新潟。
気の緩みというのは全くなかったです。
長倉がよくプレッシャーをかけて町田を苦しめてました。
特に後半の序盤のプレッシャーは、新潟のチーム自体に勇気を与えましたね。
また、最後に入った小野もしっかりとかき回す仕事は出来てました。
守備はよく町田の猛攻相手になると、耐え抜いたなと。
まぁ2失点はありましたが、後半は無失点だったのは大きいと思います。
次は準決勝、川崎Fとの対戦になります。
次も楽しみですね。


町田、ホームで反撃は成功も水曜日のビハインドが大きく敗退に。
新潟は長倉の頑張りが準決勝を呼び、真夏の夜の夢はまだまだ続く形になった。
そんな試合でした。