楽園で深呼吸 パート2

楽園で深呼吸 パート2

やっぱり旅が好き。

今回はお初のホテルに泊まりました。

 

パークビュー台北(美侖商旅)

MRT松江南京駅8番出口から徒歩5分くらいの吉林路沿いにあります。

2019年にできた比較的新しいホテル。

 

予約したのはビジネスルームという部屋(小さいデスクがあるから?)

ここは2階~6階、7階~9階で価格帯が分かれているようです。

私の部屋は5階でした。

 

窓側から見た様子。

広くはないけど、コンパクトにまとまっていて使いやすい配置。

 

全室バスタブ付き。

手前に洗い場があって使いやすかったです。

 

奥がガラス窓になってるんですが、景色も良くないし、そもそも丸見えになっちゃうので意味なし。

写真ではロールスクリーンを下ろしてます。

 

トイレは洗浄便座です(私は使わないけど)

 

台湾では環境保護のために、宿泊施設での使い捨てアメニティの提供を制限する措置がとられています。

ホテルによってはすでに実施されてましたが、このホテルでは7月1日から使い捨てアメニティを客室内に置くことをやめているとのこと。

なので、洗面台まわりもすっきり。

使い捨てでないシャンプーとコンディショナー、ボディーソープは置いてありました。

 

歯ブラシ、歯磨き粉、くし、カミソリなどはフロントのところに置いてあり、各自必要なものをもらえるようになっていますが、これもいずれは有料になるようです。

ただ、そこには石けんがなくて手を洗うのに困ったのですが、フロントで聞いてみたら別のところから出してきてくれました。

 

無料の水は2本。

スナックや冷蔵庫の中に入っている飲み物も無料とのこと。

 

といっても、冷蔵庫の中はこれだけ。

台湾ビールが入っているのは、飲める人にとってはうれしいのかな。

(私は飲めません…)

 

もしかしてスリッパもないのかな?と思って一応持っていったのですが、引き出しの中にガウンとともに入っていました。

よくあるペラペラの不織布ではなくふかふかのグレーのスリッパで、履き心地がよかったです。

 

小さいベランダがありますが、鍵がかかってて出ることはできません。

 

ところで、ホテルにチェックインするとき、フロントのデスクのところに置いてあったタブレットで許光漢と柯佳嬿の画像をスライドショーみたいに映したんですよね。

 

こんな感じで。

で、もしやと思い聞いてみたら、やっぱり想見你(映画版)の撮影をこのホテルでやったんだって!

 

外観だけだけどね。

 

でも全然そんなシーン記憶になくて、どこだろう?と確認してみたら(この映画は台湾のNetflixで観れます)、韻如(中身は雨萱)がストーカーっぽく李子維を見張ってるシーンでした。

重要なシーンではないけど、全く知らずに予約したのでちょっとだけテンションアップ。

 

それは別としても、2晩泊まってみて、このホテルかなり気に入りました。

気に入ったポイントは、まず部屋が明るいこと。

昼間は窓が大きいので明るく、夜も照明を全部点けると結構明るくなります。

 

もうひとつはテレビのチャンネルが多いこと。

最近のホテルはチャンネルが少ないことが多いので、マニアックだけど個人的にかなりポイント高いです。

 

あと、ホテルのフロントスタッフも、口コミだと日本語話せない人が多いとか書いてあったりするけど(てか台湾のホテルだし…)、全然そんなことなく、日本語を話せる人もいたし、できない人も一生懸命片言で対応してくれたり、印象がとても良かったです。

 

ちなみに、料金は楽天トラベルからの予約で2泊6900元、クレジットカードの請求額は31,382円でした。

毎回これくらいなら常宿にしたいです。

(今回はなぜか安く予約できたんだけど、帰国してから次も泊まりたいなと思って調べたら結構高くて…)

 

そういえば、大安にあるパークタイペイ(台北美侖大飯店)と名前が似てるし関係あるのかな?と思って聞いてみたら、“兄弟ホテル”との回答でした。

ただ、経営は別々とのことです。

先週末、今年5回目の台湾へ行ってきました。

今回も台北のみ2泊3日。

(そろそろ別の地域も行きたいんだけどね~)

 

今回は特典航空券利用で、往路はエバー、復路はANAでした。

 

往路の機内エンタメは、台湾作品は既に観たことあるものしかなかったため、中国映画の「熱烈」を観ました。

これ、日本でも9月6日から劇場公開してたのね。

 

全然期待してなかったけど(期待してなかったからか?)、思ったよりおもしろかった。

ただ、ストーリーはかなりベタですけどね。

 

主演の王一博は、数か月前に「無名」を見たところだったので、ギャップに驚きました。

一番好きなシーンは、ケガしたメンバーの代わりにコーチが出てきたところかな😁

コーチ役の黃渤って50歳なんだ?!

結構キレキレのダンス、あれご本人よね?
 

ちなみに復路のANAにもこの映画は入っていて、しかもANAは日本語字幕ありだったのでまた観ちゃいました。

(往路、最後着陸態勢に入っちゃってイヤホン使用できなかったのもあり)

邦画の方に入ってたのでチェックしてませんでしたが、ANAは「青春18×2」も入っていた模様。

 

さて、台湾に着いたら、さっそく映画館へまいりましょう♪

(その前にご飯食べたけど)

 

ところで台湾で映画を観る皆さんは(あまりいないかもだけど)、上映スケジュールってどこで調べますか?

私は、以前はez訂っていうアプリを使ってたんだけど、なんか提携先の業者が契約違反をしたとかで今サービス停止になってるため、今は開眼というサイトで調べてるんですが、こちらは当日分しかわからないのでちょっと不便なんですよね。

以前はYahoo!電影でも調べられて便利だったんだけど。

 

それはさておき…。

 

まずは長春路の國賓影城へ。

 

観た映画は「愛情城事」です。

この映画は10のエピソードから成るオムニバス形式となってます。

それぞれ別の監督さんが撮ってるので、エピソードごとの作風はかなりバラバラ。

伍佰が全編を通して登場し、そのバラバラ感をつなぐ役割をしています。

 

張震&鄭中基(殷振豪監督)と朱軒洋&9m88(黃婕妤監督)のエピソードは好きだったけど、あとはちょっと尻切れトンボというか、意味がよくわからないものもあり…(特に阮經天のEPとか!?)

 

それよりなにより、私が観た回は映前Q&Aがあり、劉冠廷と林鶴軒が来てたのですよ!!

ここでもうびっくり、テンションアップアップ

 

最初ポスターを買った人にサインとか合照とかしてて、そのあとQ&A。

でも、映画を観る前だし、誰も質問する人はいなくて(そもそも人が少なかった)、劉冠廷が鄭秀文との共演エピソードなどを適当に話し、会場全体の集合写真を撮り、終了。

 

私はあえて集合写真には入らずに出口付近に立っていたのですが、2人が帰っていくとき、なんと劉冠廷が「妳剛剛來了嗎?」とか話しかけてきたんですよ。

まあ私、さっきからずっといたわけですけどそこはスルーで「日本から来ました」って言ったら、大鶴ともどもめっちゃ喜んでくれて。

冠廷「さっき皆で集合写真撮ったんだよー。君も一緒に撮る?」などと言ってくれ、もう映画が始まるところだったので遠慮したけど「很難得喔~」と言われたので撮ってもらうことに。

と思ったら、上映開始で室内が暗くなったので残念!と諦めたら、じゃあ外でとなって結局撮ってもらいました。

 

そこで撮ってもらったのがこの写真(自分は全身隠しで失礼)

2人とも好きな役者さんなので、めっちゃラッキーでした。

(てか、大鶴がこの映画に出てるの知らなかったけど…🤭)

 

図々しく握手もしてもらい、冠廷はすごくそーっとやさしい感じの握手だったのと、大鶴は日本語(「おかげさまです」とかだった?)を話してくれたのが印象に残りました。

 

そんなこんなで、コーフンしすぎて映画の最初のほうの記憶がおぼろげです。

てか、冠廷いい人すぎじゃね?

 

続いて、次の映画は2日目の午前中、西門のin89豪華影城へ。

 

「鬼才之道」、これ一番観たかったやつ。

出演者は、陳柏霖、張榕容、王淨など。

(そして、この映画にも大鶴出てた。出ずっぱりだね)

 

どれだけ人を驚かせて都市伝説になるかを争う死後の世界のお話。

血みどろなシーンもあるのでそこはちょっと苦手ですが、金馬獎をパロッた金鬼獎とか出てきたり、よくこんなこと考えついたなあというおもしろい点も多々あり。

 

これはその後日本でも配信とかありそうだな。

 

そして最終日は「角頭-大橋頭」、これは観なくてもいいかなと思ってたんだけど、暑かったので映画館に避難しがてら。

(たまりさん、観ましたよー!)

 

うん、普通にヤ〇ザ映画でした。

私はこのシリーズの作品を全然観ていないため、人間関係(というか組それぞれの勢力関係とか)よくわからず。

やたらガンガン言って、鉄パイプを振り回して乱闘するシーンが出てきた印象。

あと、内臓出るシーンはやはり直視できませんでした…。

 

それから、たまりさんがおっしゃっていたとおり、懷秋の演技がすごかったですね(右の人)

めっちゃ悪そうで怖い(しかし、この人最後どうなったのか記憶にないけど…)

その他、出演者はかなり豪華です。特に、王識賢がイケオジでかっこいい。

 

この映画、先日興収2億元突破して今年の台湾映画ではトップです。

(まあ今年は他にあまり目ぼしい映画がありませんが…)

私には良さがあまりわからなかったけど、角頭シリーズのファンが多いんですかね?

 

というわけで、今回は3本(+機内1本)鑑賞。

食べたもののことなどは、また別途書く予定。

台湾ドラマ視聴の備忘録 ãƒ¡ãƒ¢

 

「正港分局」 (出演:許光漢、王淨、馬念先 ほか) 全6集

8月22日配信スタート(Netflix)

 

2023年の大ヒット映画「關於我和鬼變成家人的那件事(邦題:僕と幽霊が家族になった件)」のスピンオフドラマ、かつ映画の好きなキャラがほぼ続投していたこともあり期待してしまいましたが、フタを開けたら…なんか残念(あくまでも個人的な感想です)

映画とは共通キャラがいるだけのほぼ別ものとなってしまいました。

 

「鬼家人」がバラエティ番組の「木曜4超玩」とコラボしたというよりは、「木曜4超玩」の1コーナーとして「鬼家人」のドラマ版を撮ってみました!みたいな?

演技も「木曜4超玩」からの方はいまいちな人もいたり…。

 

あと、吳明翰(許光漢)も林子晴(王淨)も、映画でのキャラがかなり誇張されたものになっていて、特に明翰がひどすぎて笑えないレベル。

新メンバーもストーリーにたいして作用してなくて、あまり意味なかったような(個人的に黃奇斌にちょっと期待してたのだが…)

 

コメディなのでまあ警察の捜査とかがハチャメチャなのは目をつぶるとしても、ちょっとひどすぎた。

色々仕込まれた小ネタ(パロディ含む)も空回りしているように感じてしまいました。

 

全6話を通じて一番おもしろかったのはここかも?

これにしても、「マルチーズの歌」というのが実際にあるんだろうというのはなんとなく気づいたものの、それをもともと知っている人と調べてわかったというのではおもしろさも違ってきますよね。

こういう台湾人しかわからないようなネタや言われないと気づかないネタが多すぎて、Netflix全世界配信なのにもったいないなーという気も。

 

「鬼家人」がいい感じに終わっていたので、あのクオリティならドラマはいらなかったかなぁというのが正直なところ。

でも、タイトルも違うわけだし、本当に別ものとして考えるべきなのでしょう。

 

ドラマの最後、野に解き放たれた水源がまたなにかやらかしそうな雰囲気で終わりましたが(トルコアイス屋のおじさんが危険!)、台湾での反応を見る限り続編はなさそう?

 

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「聽海湧」 (出演:吳翰林、黃冠智、朱宥丞 ほか) 全5集

8月17日放送スタート、8月31日最終回。

 

このドラマ、本当にすばらしいクオリティでした!!

第二次世界大戦時期が背景ということで観ていてかなり辛いものがありましたが、それでも観なくては!という使命感にかられて観ていた感じ。

 

特に最終回の軍事裁判のシーンは圧巻。

どの立場にある者に対しても過度に美化せず、過度に悪者扱いせず、ただただ翻弄される台湾人日本兵の立場が描かれていました。

 

紀錄片(メイキング)の中で、演じられた役者さんやスタッフ、エキストラの方が、カットの声がかかった後に涙をこらえきれない様子が映っていたのも印象的でした。

 


役者さんたちはそれぞれに素晴らしかったです。

黃冠智や施名帥の演技が確かなのは知っていたけど、男主角の吳翰林は今までの出演作品があまり多くなかったので(私の印象にあったのは「滴水的推理書屋」のみ)、演技の上手さに驚きました。

 

朱宥丞も5歳頃からずっと見てきたので、その成長ぶりに驚くとともに、今後の活躍が楽しみ。

 

このドラマは、公視+という動画配信サービスで日本からも視聴することができます!

第2話以降は有料ですが、全話(+紀錄片)購入しても99元(約450円)と良心的です。

 

 

まず登録をしなければいけないので少しハードルが高いですが、公視のFACEBOOKページで登録のしかたと購入方法を説明してくれています(中・英)

登録のしかた

購入方法

 

贅沢を言えば日本語字幕があったらよいなとは思うけど、セリフの多くが日本語+英語字幕はあるのでなんとかなるかも?

 

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「幸福房屋事件簿」 (出演:陳庭妮、蔡凡熙 ほか) 全14集

8月23日が最終回でした。

 

結末はまあ良かったけれど、14話はちょっと長かったかな。

正直いらないエピソードも結構多かった。

特に恋愛要素はいらなかったかなーと。

 

男主の蔡凡熙、相変わらずヘタレな感じが上手い。

ご本人は高身長でかっこ良いのにね。

 

あと、男主の親友(故人)役で林暉閔がずっとピエロみたいな扮装で出ていたんだけど(霊だから?)、最終回でやっと普通の姿で出てきて重要な役割を担っていたのが良かった。

ただ、男主と林暉閔の関係があまり説明されていなかったので、もうちょっと生前のエピソードとかあってもよかったんじゃないかなとは思いました。

 

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「Q18量子預言」 (出演:李銘順、天心、炎亞綸、石知田 ほか) 全8集

8月16日放送スタート、第4集まで放送済み。

 

SFものがあまり好きではないというのもあり、そこまで興味はもてないものの、とりあえず観ている感じ…かな。

宥勝登場シーンをカットしたせいではないと思うけど、ちょっと編集がスムーズでなくて少し見づらく感じます。

 

 

このドラマも、ドラマの公式YouTubeチャンネルでVPNなしで観れます。

(収益よりも出資している鴻海の技術アピール?)

 

毎週1話ずつ(初回のみ2話)、土曜日の0時(日本時間)に新エピソードがアップされます。

 

 

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9月スタートのドラマ↓

 

「今夜一起為愛鼓掌」 (出演:楊謹華、陳嘉樺、楊祐寧、王柏傑 ほか) 全16集

9月1日スタート(愛奇藝國際版、MyVideo、八大戲劇台)

愛奇藝國際版で日本から観れるのかは不明。

 

 

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「人生清理員」 (出演:鳳小岳、宋芸樺、金士傑 ほか) 全9集

9月7日スタート(公視、八大戲劇台、Netflix台湾、Hami Video)

 

 

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「妳是我的姐妹」 (出演:温貞菱、李霈瑜、張軒睿、徐鈞浩 ほか) 全20話

9月7日スタート(八大戲劇台、中華電信MOD、Hami Video)

 

なんか懐かしの偶像劇的な?

 

 

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その他、ドラマ関連情報↓

 

「影后」 (出演:楊謹華、謝盈萱、薛仕凌、陳庭妮 ほか) 全12集

次なるNetflixオリジナル台湾ドラマ、配信日が決定しました。

11月7日から。

 

 

邦題は「女優:ボーン・トゥ・シャイン」のようです。

 

勝手なイメージでドロドロの愛憎劇かと思ってたけど、やはり嚴藝文さん監督・脚本だから笑える要素が多そう。

 

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「孔雀魚」 (出演:尹馨、安心亞、藍葦華、莊凱勛 ほか) 全8集

coming soonとのことで、ビジュアルと予告が公開されました。

 

 

その他のキャストとしては、王自強、張再興、姚淳耀、亮哲、夏靖庭 などなかなか良さげ。

 

これも「人生清理員」と同様、特殊清掃のお話のよう。

最近の流行り?

 
今やってる「無罪推定」の後だとすると、9月29日スタートですかね?
 

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今年の金鐘獎のノミネートリストがもうすぐ、9月11日に発表されます。
ノミネートリストは例年、前年の男主角獎と女主角獎の受賞者が発表するので、今回は薛仕凌と蔡淑臻かな。
 
ドラマ部門の授賞式は10月19日、台北流行音樂中心で行われます。
授賞式のMCは姚淳耀、星光大道のMCは楊小黎と侯彥西。
 
今期は話題になった作品が少なくやや盛り上がりに欠ける気もしますが、それでもやっぱり楽しみです。