秋華賞予想！
オークス１、２着のシンハライト、チェッキーノが離脱。オークス３着のビッシュが押し出されるように１番人気。波乱になるのではと言われている今年の秋華賞をどう読むか…。
しかし今年の牝馬路線はとてもわかりやすい。
最もレベルが高かったのが前哨戦のローズＳ。
そのローズＳを紐解くと、やや重い馬場の中、内枠からクロコスミアが果敢に逃げて、まぎれのない平均ペースで２着に粘り込み、好位の内から追走したカイザーバルが３着、中団から延びたデンコウアンジュが４着。
大外から差しきったシンハライトは別格としても、ラップ、タイム的にもかなりハイレベルな１戦と言える。
今回出走する３頭には当然注意しなければならないが、着順をそのまま評価して良いかどうかが最大のポイント。
まず逃げて２着したクロコスミア。父がステイゴールドである事からやや重い馬場がプラスに働いた事は間違いない。また休み明けながら抜群の調教タイムを出していただけに、プラス１４kgと回復した馬体と合わせて調子が良かったと言える。
仕上がっていただけに上積みがあるかどうかと京都の高速馬場にどこまで対応出来るかが最大のチェックポイント。
カイザーバルは母がダンスインザムードという超良血。前走は好位の内３番手から最も理想的な競馬をして流れ込んでの３着。ちょっと物足りない印象も受けるが、重い馬場は向かない印象だけに京都に変わるのはプラス材料か。
４着デンコウアンジュは血統から重い馬場もこなすとみているが、瞬発力もあるだけに叩いた上積みは充分に見込める。
紫苑Ｓ組ではやはり勝ったビッシュが一枚上。余裕ある勝ち方で余力充分。ただし京都の内回りで後方に置かれると届かない可能性も。１番人気だけに戸崎騎手はある程度出して行くと思うが、マークされる立場だけに仕掛けどころがポイント。
今年は混戦の様相。どの馬も色気を持っているだけに、流れはやや早くなると見る。
その流れなら⑧デンコウアンジュの一発に掛けたい！
◎⑧デンコウアンジュ
○⑩ビッシュ
▲⑮カイザーバル
△⑨クロコスミア
△④パーシーズベスト