つばめ学院の関口です。
昨夜、一生懸命に勉強してくれている小6の受験生が「勉強が終わる気がしない。。。」
と焦る気持ちを吐露してくれました^^
「あのさ、知ってた?勉強すればするほど、分からない事は増えるんだよ」
健全に頑張る受験生は、頑張れば頑張るほど、ふとした瞬間の不安が大きくなります。
私は勝手に「風船理論」と名づけていますが、その話をしました^^
人の知識というものは。。。
風船の大きさのようなもの。
風船の中が既知(知っていること)
風船の外側が未知(知らないこと)
だから、一生懸命勉強をして知識が増えるということは、自分の風船をふくらませる事と同じ。
ここで、ひとつ問題があるんです。
風船の外側に広がる「未知」の領域。
人は残念ながら、既知と未知の境界面しか見えないんです。
「分かる」の一歩先にある「分からない」しか見えない。
だから、風船の表面が、その人の未知と既知の境界なんです。
すると。。。
面白いことに。。。。
風船は膨らめば膨らむほど、表面積が増える。
「分からない」が増えるんです。
勉強すればするほど、「分かる」が増える。
結果として、その一歩先の「分からない」も増える。
「分からない」「知らない」がどんどん増える。
勉強すればするほど、自信がなくなってくる。。。
うん。
とっても自然で素晴らしい^^
不安になって当然。
自信がなくなって当然。
それは、君の風船が膨らんだから。
私はそれを「謙虚」という言葉で表現します。
人は多くを学ぶ程に「謙虚」になれます。
小さな小学生の、大きな成長を感じた出来事でした。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。