ランニング中は腹式呼吸
ランスタ治療院の久野です。
ランニング中の呼吸というのを特に練習する人は少ないと思いますが、
ランニング中に楽に呼吸できるというのは非常に重要となります。
息を吸う筋肉でメインの筋肉は横隔膜と外肋間筋で、その他に斜角筋や胸鎖乳突筋といった呼吸補助筋があります。
逆に息を吐く時は肺が縮もうとする力ではくのですが、強く早く息を吐く場合は内肋間筋や腹筋等が呼吸補助として働きます。
ランニング中の地面に接地した瞬間は脊柱を安定させなければならないため、胸腔内圧や腹圧は高めの方が有利となります。
なので、息を吐く場合は胸腔内圧も上がり、腹筋に力を入れれば腹圧も上がるので、脊柱は安定します。
大変なのは息を吸う時で、答えから言うと腹式呼吸で息を吸った方が有利となります。
斜角筋や胸鎖乳突筋を使った胸式呼吸の吸気の場合、胸郭(肋骨、胸椎、胸骨でつくる空洞)が上に引き上げられ、腹筋に力を入れても腹圧が上がりにくく、脊柱の固定が十分とは言えなくなります。
腹式呼吸の吸気の場合では、外肋間筋や斜角筋、胸鎖乳突筋に力を入れないようにして横隔膜だけで息を吸います。
そうすると、胸郭は息を吸う時の陰圧により固定され、腹筋に力を入れることで腹圧も上げることができるので脊柱を安定させることができ、スムーズに次の足を前に出すことができます。
この腹式呼吸の練習ですが、肩を上げないように呼吸する方法をまずは鏡の前で練習してみてください。
パワーブリーズといった吸気に負荷をかけて腹式呼吸を意識しやすくさせるものもありますので、ちょっと高いですが便利です。
ランニングで呼吸が乱れてくると、ランニングフォームも乱れてくるので、しっかりとした呼吸を心掛けてください。
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月、水、金、日曜日は神田の、「ラフィネランニングスタイル」内のランスタ治療院で治療しています。
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