私は,これをドコモのdマガシジンで読みました。
dマガジンって,月額500円で多数の雑誌が読めて,情報収集源としてめちゃくちゃコスパがよいです。
回しもんじゃないですよ(笑)
ちなみに,dマガジンで読み放題の味をしめ,kindle unlimitedも始めました(笑)
さて,この特集の中で,モリソン・フォスター東京オフィス代表のケン・シーゲル外国法律事務弁護士のインタビューがありましたが,シーゲル氏は,社内弁護士の仕事の一部がAIに取って代わられる可能性があることを指摘しつつ,「我々のような弁護士事務所としては,今のところAIの挑戦を受けていない。少なくとも我々が生きているうちに,提供しているサービスがAIに取って代わられることがたくさんあるとは思えない。」と述べております。
これは私もそう思います。
例えば,訴訟でも,一昔前にはやった過払い金返還請求事件などは,AIにかなり置き換え可能だと思います。
しかし,通常の訴訟案件は,事情が千差万別で,フルオーダーメイドです。
それゆえ,AIへの置き換え不可能。
将棋で,人間のプロ棋士がAIに敗れるのがショッキングでしたが,これは,将棋が如何に複雑といえどルールが明確に限定されているためです(個人的には,トップクラスのプロが本気でAI対策を始めたら,AIが人間に勝てなくなる日も来るんじゃないかと思ってますが)
訴訟では,そのような限定がない上に,人間の心も絡んできますから,AIが弁護士に取って代わるようなことは,少なくとも我々が生きているうちには起こらないでしょう。
それよりは,当事者の主張,提出証拠からの判断という限定がある意味で,まだ裁判所がAI化されるという方が現実的かも・・・
まあ,AIに決められるという方が納得感がなさそうなので,それもまた現実化しなさそうですが・・・

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